マイルを貯めると無料で旅行に行けたり、ビジネスクラスやファーストクラスに乗ったりすることが可能なので、マイルをこつこつ貯めている人は多くいます。
「マイルが貯まるカード」は、「空港会社とクレジットカード会社が提携して発行しているマイレージカード」、「ポイントをマイルに移行できる機能がついている一般的なクレジットカード」の2種類があります。
マイレージカードは基本的に、フライトによってマイルを貯めることに特化しています。そのため、クレジットカード機能があるものとないものがあります。クレジットカード機能がついているものは、ショッピングの際にカードを利用することによって、マイルを貯めることができるので、飛行機を利用しない人でもマイレージカードを利用することもあります。マイレージカードは一般的なクレジットカードより還元率が高いので、効率が良いのです。

ポイントをマイルに移行できる機能がついている一般的なクレジットカードは、公共料金や、普段のお買いものをカード払いにすることによってもらえるポイントを、マイルに移行することができます。ポイント移行の手数料はカードによってまちまちなので比較してみましょう。

ポイントをマイルに移行できる一般的なクレジットカードのメリットは、公共料金の利用や普段の買い物での支払いなど、飛行機とは全く関係のないところから得たポイントで、マイルを貯めることが出来るところです。そのため、普段飛行機を利用しない人でも、貯まったマイルで旅行券を手に入れることができます。

空港会社とクレジットカード会社が提携して発行しているマイレージカードの場合は、一般のクレジットカードより還元率が高いところがメリットです。特に仕事の関係や、旅行で飛行機の利用が多い人は、このカードを使えばマイルがどんどん貯まります。

また、マイルは上手に使えばかなりお得になるポイントです。例えば、家族や友人と旅行に行く際に、同行者も割引になるサービスを利用すれば、マイル会員本人だけでなく同行者の2，3名も割引になったりします。同行者割引サービスを利用すれば、通常時往復で１万～2万マイル必要なところが1万マイルぽっきりになる場合もあるのでお得です。さらに、ビジネスクラスの特典空港券と交換すると、1マイル当たり約4円。つまり還元率が5%以上も望めるものもあるので、貯めて損のないポイントです。

基本的に1マイル＝100円なので、公共料金や生活費をカードで支払っていれば、年間でかなりのマイルがたまります。1年の利用金額が100万円でも、1万マイルです。
マイルは最低1万マイルあれば、国内線の往復の特典航空券と交換ができる場合がありますので、誰でも手の届く範疇です。

マイルを効率よく貯めたいのであれば、一般的なクレジットカードと還元率の高いマイレージカードを一緒に持つのがおすすめです。大抵のマイレージカードは入会費、年会費共に無料ですし、発行の際の厳しい審査もないので、誰でも気軽に作ることができます。ただし未成年の場合は制限があることもあるので注意しましょう。

また、マイルは空港会社のキャンペーンによって手に入ることも多くあります。アンケートに答えるだけで50マイル、100マイルもらうことができたり、指定されたお店でカードを使って買い物をすると、2倍分のマイルをもらえたりすることもあります。 キャンペーンを利用すると、マイルは貯まりやすいので普段からチェックしてみましょう。

マイルをたくさん貯めたいと思っている人は、最低でも100円で1マイルはもらえるカードにするのがよいでしょう。マイルが貯まるカードといっても、貯まりやすいカード、貯まりにくいカードがあるので、注意してみましょう。
海外出張や、海外旅行が趣味で頻繁に飛行機を利用する人は、マイレージカードを使い、フライトでマイルを貯めるのが向いています。日本に在住している人は、クレジットカード機能の付いた、日本国内の航空会社のカードを選ぶと、買い物で使用できる店舗が多いのでおすすめです。
また、貯めたマイルで友人や恋人と旅行に行きたい人は、海外の航空会社のカードを選んだ方がよいでしょう。なぜなら、国内の航空会社のカードは、貯めたマイルで旅行をする際の同行者は、2親等以内の家族と決まっているからです。

飛行機をあまり利用しない人の場合は、クレジットカードのポイント移行によって、マイルを手に入れる方法が向いています。この方法だと、普段のショッピングや公共料金の支払いをカード払いにすることによって、無理なく自然とマイルを貯めることが出来ます。しかし、還元率はマイレージカードの方が上なので、もっと積極的にマイルを貯めたい人は、クレジット機能付きのマイレージカードも作るのがよいでしょう。 自分のライフスタイルに合った、マイルが貯まるカードを探してみてください。