介護保険の「負担限度額認定証」って何? 知っておきたい介護サービス費の負担軽減のしくみ

加齢と共に生じる介護問題は、少子高齢化社会の深化に伴い日々重要性を増してきています。
 
公益財団法人生命保険文化センターの発行している平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」によれば、介護費用は介護保険の自己負担分も含め月々平均7万8000円、平均介護期間は54.5ヶ月にも及び、介護費用の平均総額は425万円となります。これは大きな不安を感じる金額です。
 
介護では公的介護保険が重要な柱となりますが、介護保険を取り巻く環境は日々変化を続けています。今回は介護費用の負担を軽減させる、介護保険の負担限度額認定証について説明させていただきます。