更新日: 2024.11.21

どのアメックスを選ぶ?プロパーから提携カードまで年会費やサービスを徹底比較! ※この記事はプロモーションを含みます

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

どのアメックスを選ぶ?プロパーから提携カードまで年会費やサービスを徹底比較!

アメックスはステータスが高く人気のクレジットカードです。
 
アメックスが発行している「プロパーカード」と、クレディセゾンなど他の会社と提携して発行されている「提携カード」があり、年会費や付帯サービスにそれぞれ違いがあります。
 
プロパーカードと提携カードを合わせるととても多くの種類があるため、どのアメックスを選べば良いのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、プロパーカードと、券面がアメックスのデザインで人気でクレディセゾンが発行する提携カード「セゾン系のアメックス」を比較し、どのアメックスを選ぶべきかを検証していきます。
 
最初の一枚にどのアメックスを選べば良いのか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

FINANCIAL FIELD編集部

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アメックスの年会費はどれくらい?プロパーから提携カードまで徹底解説!

アメックスは大きく分けて、アメックスが発行している「プロパーカード」と、提携会社が発行している「提携カード」のふたつに分けられます。
 
一般的に「ステータスが高いカード」と考えられているのはプロパーカードですが、年会費は提携カードの方が安く、気軽に作りやすいという特徴があります。
 
迷う人が多いのが、「プロパーのアメックスにするか、セゾン系のアメックスにするか」ということです。
 
セゾン系のアメックスは、発行会社がクレディセゾンなのでプロパーカードではありませんが、券面がプロパーカードと同じ「騎士」のデザインで、「アメックスらしさがある提携カード」だからです。
 
セゾン系のアメックスは、提携カードの中では一番人気があるクレジットカードといえます。
 

プロパーアメックスとセゾンアメックスの年会費を比較

プロパーカードのアメックスとセゾン系アメックスの年会費を比べてみると以下のようになっており、セゾン系のアメックスの年会費がとても低いことがよくわかります。
 

クレジットカード名 カード年会費
アメックスグリーン 月会費1100円(税込み)
アメックス・ゴールド・プリファード・カード 3万9600円(税込み)
アメックスプラチナ 16万5000円(税込み)
ANAアメックス 7700円(税込み)
ANAアメックスゴールド 3万4100円(税込み)
ANAアメックスプレミアム 16万5000円(税込み)
デルタスカイマイル・アメックス 1万3200円(税込み)
デルタスカイマイル・アメックスゴールド 2万8600円(税込み)
ペルソナSTACIAアメックス 1万5400円(税込み)
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード 1万6500円(税込み)
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード 6万6000円(税込み)
セゾンパール・アメックス 初年度無料、2年目以降1100円(税込)
※前年に1回以上のカード利用で翌年度も無料
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
(セゾンゴールド・アメックス)
初年度無料・2年目以降1万1000円(税込み)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
(セゾンプラチナ・アメックス)
2万2000円(税込み)
セゾンローズゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 初年度年会費無料(2年目以降1万1000円/税込)
※前年に1回以上のご利用で翌年年会費無料

 
セゾンプラチナ以外のセゾン系アメックスは「初年度無料で、年会費がかかるのは2年目から」となっています。
 
「アメックスは年会費が高いから、作ろうかどうか迷ってしまう」という人にとっても、年会費が安いセゾン系アメックスは魅力的なカードとなっています。
 

ポイントはどっちが貯まる?アメックスとセゾン系アメックスを比較

アメックスプロパーとセゾン系アメックスで迷っている場合、比較しておきたいのがカードの利用でたまるポイントについてです。
 
アメックスプロパーの場合、ほとんどのカードで、アメックスのポイントである「メンバーシップ・リワード」のポイントがたまります。セゾン系アメックスの利用でたまるのは、クレディセゾンのポイントである「永久不滅ポイント」です。
 
どちらのポイントがお得なのか、比較してみましょう。
 

ポイント付与率はどう違う?

アメックスプロパーの中でメンバーシップ・リワードのポイントがつくクレジットカードの場合、通常は100円利用で1ポイントたまりますので、ポイント付与率は1%です。しかし、プラチナ・カード所有者がメンバーシップ・リワード・プラス ボーナスポイントプログラムに無料登録すると100円利用で3ポイントたまり、ポイント付与率は3%になります。
 
セゾン系アメックスの場合は、カードの利用額1000円につき、永久不滅ポイントが1ポイントたまり、ポイント付与率は0.1%です。
 

ポイント付与率
アメックスプロパー グリーン
ゴールド・プリファード
1%
プラチナ
(メンバーシップ・リワード・プラス ボーナスポイントプログラムに無料登録)
3%
セゾン系アメックス 0.1%

 
アメックスプロパーの方が少額でも細かくポイントがつくことから、端数も無駄になりません。
 

ポイントを支払いへ充当する場合の還元率

アメックスプロパーもセゾン系アメックスも、カードの利用でたまったポイントを支払いへ充当可能です。アメックスは下記のように支払いへの充当方法がいくつかあります。
 

カード利用代金への充当 1ポイント=0.3円
日本旅行店頭 1ポイント=0.4円または0.8円
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン 1ポイント=0.4円または1円
オンラインショッピングでの支払い 1ポイント=0.3円
ヨドバシカメラ対象店舗の店頭
髙島屋対象店舗の店頭
3000ポイント=1000円

 
セゾン系アメックスの場合、200ポイントを900円分の買い物に使えます。
 
ポイント還元率をまとめると、下記のようになります。
 

アメックスプロパー グリーン
ゴールド・プリファード
0.3〜1%
プラチナ 0.9〜3%
セゾン系アメックス 0.45%

 
使い方をうまく選べば、アメックスプロパーの方がポイント還元率が高いです。
 

ポイントをJALマイルへ交換する場合は?

アメックスプロパーもセゾン系アメックスも、たまったポイントをJALマイルへ移行できます。アメックスプロパーの場合、航空会社などとの提携カードを除くカードでJALマイルへ移行可能。移行レートは下記の通りです。
 

通常 3000ポイント=1000マイル
メンバーシップ・リワード・プラスに
登録済の場合
2500ポイント=1000マイル

 
メンバーシップ・リワード・プラスに登録する場合、グリーンの場合年間参加費3300円(税込み)が必要です。
 
セゾン系アメックスの場合、通常は200ポイントを600マイルへ交換可能です。ゴールドまたはプラチナ会員がSAISON MILE CLUBへ登録すると、ポイントの代わりに1000円の利用で10マイルがたまります。ただし、ゴールドの場合、カード年会費とは別にSAISON MILE CLUBの年会費として4400円(税込み)が必要です。
 
JALマイルへの還元率を表にすると下記の通りです。
 

アメックスプロパー グリーン、ゴールド・プリファード 0.33〜0.4%
プラチナ 1〜1.2%
セゾン系アメックス 通常 0.3%
SAISON MILE CLUBへ登録 1.0%

 
アメックスプロパーもセゾン系アメックスも通常の還元率はそう高くありませんが、上位のカードだと高還元率となります。
 

ANAマイルへの交換は?

ポイントをANAマイルへ交換する場合、JALマイルへの移行とは移行レートが異なります。アメックスプロパーの場合、年間参加費5500円(税込み)のメンバーシップ・リワード ANAコースへ登録することで移行可能。移行レートは下記の通りです。
 

通常 2000ポイント=1000マイル
メンバーシップ・リワード・プラスに
登録済の場合
1000ポイント=1000マイル

 
グリーンの場合、メンバーシップ・リワード・プラスへの登録には年間参加費3300円(税込み)が必要です。アメックスプロパーの場合、ANA アメリカン・エキスプレス・カードはじめ、ANAとの提携カードもありますが、最も移行レートが高いのはANAとの提携ではないプラチナ・カードです。
 
セゾン系アメックスの場合は、200ポイントを600マイルへ交換できます。手数料はかかりません。マイル還元率をまとめると、下記のようになります。
 

アメックスプロパー グリーン 0.5〜1%
プラチナ 1.5〜3%
セゾン系アメックス 0.3%

 
アメックスプロパーの方がANAマイルへの移行レートは高いですが、年会費などの費用が高額な点に留意して、検討してください。
 
 

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どのアメックスを選ぶ?海外旅行保険の補償内容やサービスの特徴を紹介

クレジットカードには海外旅行保険が付帯しているものが多く、「補償の充実度」でカードを選ぶ人も多くなっています。
 
海外旅行保険が充実しているクレジットカードであれば、個別に保険に入る必要がなくなり、海外旅行にかかるコストを抑えられるからです。
 
また、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、「年に1回」といった回数制限がなく、条件を満たせば旅行のたびに補償を受けることができます。
 
「年に何度も旅行に行く」という場合、個別の海外旅行保険であれば、旅行のたびに加入する必要がありますが、クレジットカード付帯の保険であれば、そのような手間もコストもかからないというメリットがあります。
 
それでは、アメックスの中でも比較的年会費が低く、最初の一枚として申し込みがしやすい「アメックスグリーン」「セゾンゴールド・アメックス」の2つのカードの海外旅行保険について比較していきます。
 

アメックスの海外旅行保険比較!カードによって補償はどれくらい違うの?

アメックスは付帯している海外旅行保険が充実していることでも知られており、補償内容はしっかりと理解しておきたいところです。
 
それぞれの海外旅行保険の内容は、以下のようになっています。
 

補償内容 アメックスグリーン セゾンゴールド
アメックス
年会費 月会費1100円
(税込み)
1万1000円
(税込み)
条件 利用付帯 利用付帯
後遺障害・傷害死亡 5000万円 5000万円
傷害治療 100万円 300万円
疾病治療 100万円 300万円
賠償責任 3000万円 3000万円
携行品損害 30万円 30万円
救援者費用 200万円 200万円

 
それぞれ、「旅行代金や航空機の料金をカードで支払うことで初めて補償が適用される「利用付帯」となっています。
 
海外旅行保険の内容を見ると、プロパーカードのアメックスグリーンよりもセゾンゴールド・アメックスの方が充実しています。
 
海外旅行保険で一番利用する可能性が高い項目は「傷害治療・疾病治療」です。海外は治療費がとても高いため「傷害治療」「疾病治療」の補償額はとても重要なポイントになります。
 

アメックスとセゾン系アメックスのタッチ決済比較

アメックスプロパーとセゾン系アメックスをタッチ決済で支払う場合、それぞれ使える支払い方法が異なります。どんなタッチ決済に対応しているのか、比較していきましょう。
 

アメックスプロパーならカードでタッチ決済できる

アメックスプロパーカードの中には、クレジットカードを使ってのタッチ決済に対応しているカードがいくつかあります。
 
ただしANAアメリカン・エキスプレス・カードなど、対応していないカードもあるので、クレジットカード券面の表示を確認しましょう。
 
タッチ決済対応のお店で専用端末にクレジットカードをかざすだけで買い物でき、通常暗証番号の入力やサインは必要ありません。セゾン系アメックスはクレジットカードを使ってのタッチ決済には対応しておらず、他の方法で支払う必要があります。
 

Apple Payへはどちらも対応

iPhoneやApple Watchなどを使った支払い方法であるApple Payには、アメックスプロパーもセゾン系アメックスでも登録可能です。設定することで、タッチ決済対応マークがあるお店やQUICPay対応のお店、Apple Pay対応のお店で支払いに使えます。
 

Google Payへ登録できるのはセゾンアメックスのみ

アメックスプロパーは、Google Payへの登録には対応していません。しかし、セゾン系アメックスならGoogle Payに対応しているため、設定可能です。設定しておくことで、QUICPay対応のお店で支払いに使えます。

 

まとめ

アメックスにはいろいろな種類がありますが、最初の一枚として人気があるのは「アメックスグリーン」「セゾンゴールド・アメックス」です。
 
自分のライフスタイルやこだわりに合わせて、ぜひ「アメックスでの最初の一枚」を選んでみてください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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