婚前から“共同口座”を使うカップルは「結婚・出産」をより円滑に乗り越えられる!? Z世代で“結婚前”から「カップルPay」を始める割合が急増! 将来のすれ違いを防ぐ「最大の予防策」とは
しかし最近の若年カップルの間では、交際中・同棲中という早い段階からお互いの支出を共有する「カップルPay」と呼ばれる習慣が広がっています。
実際のデータを見ると、婚前から共同口座を持ち続けたカップルは、結婚・出産といったライフステージの変化をより円滑に乗り越えている傾向があることが分かってきました。
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カップルPayを4年継続ペアの「3組に1組」で『産婦人科』や『ベビー用品店』の支出が登場
カップルがふたりでお金を出しあい「ふたりのお金」として支出・管理するお金の使い方として注目される”カップルPay”。ワンバンクのペアカードは、アプリでふたり専用の共同口座を作り支払うことで、立て替えや精算の手間をなくせるサービスのひとつです。
「ペアカード」のサービス開始5周年を機に公開されたデータ(2026年7月15日発表)によると、4年継続して利用しているペアの3組に1組において、途中で「産婦人科」や「ベビー用品店」などの新しい支出先が登場していることが確認されました。
このデータは、結婚前の交際中や同棲中の段階から共同口座を使い始めた多くのカップルたちが、4年という歳月の中で結婚し、新しい命を授かり、「子育てフェーズ」へと自然にライフステージを移行させているリアルな姿を如実に示しています(図表1)。
図表1
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」) ペアカード利用データ
お金の管理方法をステージごとに変えるのではなく、同じ共同口座を使い続けながら、ふたりのあゆみに寄り添う形で家計を変化させているのが現代のカップルの特徴です。
結婚式、旅行、引っ越し……「ポケット機能」を”ふたりの共同の貯金箱”にする
ライフステージが変わる瞬間には、多くの場合で「まとまった資金(大型の支払い)」が必要になります。
例えば、結婚式、引越し、新婚旅行、あるいは妊婦健診やベビー用品のまとめ買いなどが挙げられます。
こうした大きな節目での支払いをスムーズにするのが、共同口座に備わっている目的別貯金機能「ポケット機能」の活用です。
同データによると、ポケット機能は単に日々の生活費を仕分けるだけでなく、ふたりの将来の目標に向けた計画的な“共同の貯金箱”としても活用されています(図表2)。
図表2
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」) ペアカード利用データ
実際、結婚指輪の購入といった大きな決済に共同口座が使われるケースもあり、日常の決済にとどまらない「まとまった資金の共同管理」へと、使い方が大きく広がっている実態が伺えます。
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交際中からの「婚前家計管理」が、将来のすれ違いを防ぐ最大の予防策
では、なぜ結婚前の段階から共同口座を持つことが、その後のライフステージ変化を円満に乗り切る鍵になるのでしょうか。
それは、早い段階でお互いの金銭感覚やお金の使い方をオープンにし、「お金について日常的に話せる関係性」を作っておくことができるからです。
共働きが当たり前となった現代、結婚してから突然財布を一つにしようとすると、「相手のお金の使い方に納得がいかない」「どこまでを生活費にするかで揉めてしまった」 というすれ違いが生じがちです。
交際中や同棲中からカップルPayを活用し、お互いの支出を「見える化」しておく。そうすることで、自然とお互いのお金に対する価値観が共有され、「どうすればふたりが快適に暮らせるか」「将来のためにどう貯めていくか」を対等に話し合う土壌が育まれます。
まとめ
共同の財布は、決して「結婚した夫婦だけのもの」ではありません。
むしろ、結婚前の交際中や同棲中といった早い時期から共同口座を生活に取り入れ、お互いの価値観をすり合わせておくことこそが、将来の大きなライフステージの変化を揉めずに、笑顔で乗り越えるための賢い選択です。
「ふたりで貯めて、ふたりで使う」という仕組みを早い段階から整えることが、その後の人生の大きな節目を乗り越えるための準備になります。まだ結婚前だからと後回しにせず、交際中・同棲中からお金の話を日常にしてみませんか。
出典
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」) ペアカード利用データ(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


