結婚前の“お金の話し合い”で、毎月の貯蓄額「約2.8万円」の差!? 貯蓄ゼロ割合も「2.3%」vs「16.4%」と劇的な差が…さらに“お小遣い5000円アップ”にもなる好循環の仕組みとは
実は、結婚前や結婚当初にパートナーとお金についてしっかり話し合ったかどうかで、その後の毎月の貯蓄額や、自由になるお金(お小遣い)の額に大きな差が出ることが調査で分かりました。
今回は、共働き夫婦のリアルな調査データをもとに、事前に「お金の対話」を行うことがなぜストレスのない資産形成やお小遣いアップにつながるのか、その好循環の仕組みを解説します。
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結婚前の「お金の話し合い」で毎月の貯蓄額に約2.8万円の差!
家計管理アプリ「ワンバンク」を運営する株式会社スマートバンクが、25歳から49歳までの子どものいる共働き既婚男女3335名を対象に実施した「共働き夫婦の『お金のホンネ』調査:解決編」(2026年8月31日公表)によると、結婚前または結婚当初にお金の話し合いをしたかどうかで、夫婦ふたり分の毎月の貯蓄額に劇的な開きがあることが明らかになりました。
図表1
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」)共働き夫婦の『お金のホンネ』調査:解決編(PR TIMES)
結婚前に「お金の話し合いをしなかった」と回答した夫婦の毎月の貯蓄額は平均5万1355円であったのに対し、事前にお金の話し合いをした夫婦の貯蓄額は平均7万9722円に達していました。毎月の貯蓄額において、実に「約2.8万円」もの差が生まれていることになります。
さらに、「貯蓄0円(できていない)」と回答した割合を見ると、話し合いをしなかった夫婦では16.4%にのぼるのに対し、事前にお金の話し合いをした夫婦ではわずか2.3%にとどまりました。
事前に家計の目標や分担ルールを明確にしておくだけで、貯蓄ができない事態をほぼ回避できる実態が伺えます。
話した夫婦の方が「お小遣い」も月約5000円高い! 不透明な支出を防ぐ好循環
「事前にお金のルールをきっちり決めると、自分のお小遣いが減って不自由になりそう……」 と不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、同調査における「お小遣い額(1ヶ月あたり自由に使えるお金)」の比較では、全く逆の興味深い結果が出ています。
図表2
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」)共働き夫婦の『お金のホンネ』調査:解決編(PR TIMES)
結婚前にお金の話し合いをしなかった夫婦のお小遣い平均額が2万3574円であったのに対し、事前にお金の話し合いをした夫婦のお小遣い平均額は2万8738円と、月に「約5000円」高く維持できていたのです。
家計管理の方針やルールを曖昧にしたまま生活をスタートさせると、「相手が何にいくら使っているか分からない」 という相互の不信感から、互いにお小遣いを抑制し合ったり、使途不明金が発生して貯蓄に回せなくなったりします。
一方で、事前に貯蓄や生活費の目標額を合意しておけば、不透明な支出が自然と抑えられ、残ったお金を罪悪感なく気持ちよく自分のために使えるため、貯蓄とお小遣いの両方が増える好循環が生まれるのです。
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若い世代の75.6%が実践!「対等な話し合い」を続けるためのコツ
こうした事前対話の重要性は、若い世代を中心に広く浸透しつつあります。
近年では、結婚を前提とした同棲中や交際中という早い段階から「カップルPay」でふたりの支出を見える化し、お金の価値観をすり合わせておくカップルも増えています。
同調査によると、共働き夫婦全体では40.0%が「結婚前に話し合いをしなかった」と回答しているのに対し、結婚5年未満の若手夫婦においては実に75.6%(十分に話し合った50.0%、ある程度話し合った25.6%の合計)が結婚前や結婚当初にお金のすり合わせを行っています。
図表3
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」)共働き夫婦の『お金のホンネ』調査:解決編(PR TIMES)
お金の対話を成功させる秘訣は、一方的にルールを押し付けるのではなく、お互いが「共同経営者」として対等に向き合うことです。
現在の貯蓄額や奨学金の有無、お互いの譲れない趣味の費用などをオープンにし、将来の旅行や住居、教育費に向けた共通目標を紙やアプリで共有することから始めましょう。
さらに、日々の生活費の管理には、カップルPayなどの共同口座アプリを導入するのが効果的です。ひとつの口座からお互いがカードで支払うだけで自動的に残高が更新され、利用履歴がリアルタイムに共有されるため、精算や確認の手間をかけることなく、クリアな家計管理を継続できます。
まとめ
結婚生活における「お金の話し合い」は、単なる費用の割り勘決めではありません。ふたりが将来どのような暮らしを送り、何にお金を使いたいかという価値観をすり合わせる大切なプロセスです。
事前にお金に向き合った夫婦ほど、毎月の貯蓄(約2.8万円差)も自分のお小遣い(約5000円差)も多く確保できるという好循環が実証されています。
結婚や同棲はもちろん、交際中という早い段階からカップルPayなどの手段を使って、ふたりのお金を見える化することが、将来の大きな節目をスムーズに乗り越えるための第一歩になります。「お金の話は気まずい……」と避けずに、今日からパートナーと前向きなお金の対話をスタートさせてみてください。
出典
株式会社スマートバンク(家計管理アプリ「ワンバンク」) 【共働き夫婦の「お金のホンネ」調査:解決編】(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー



