変動金利(借り換え)
固定金利から変動金利へ借り換える場合や、変動金利から同じ変動金利へ借り換える場合に共通して言えることは、今までよりも低い金利で借りたいという思いからでしょう。
確かに変動金利はほかのプランに比べて断然低い金利で提供しており、借り換えシミュレーションを行った際の削減可能額に驚く方もおられるかもしれません。
変動金利への借り換えについては当初住宅ローンを組む際に、近いうちにまとまった支出が予想されているため固定金利(期間選択型)を選び、そしてその期間が終了した方、または返済額が変わらない方がいいと考えて全期間固定金利にしたけれど、毎月の返済が負担になっているといった方にはおすすめです。
au金利優遇割適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
全期間引下型
※市街化調整区域・都市計画区域外・離島は不可
※自己資金10%以上の金利です
通期引下げプラン
住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
変動金利(借り換え)を選ぶときの注意点
今よりも金利が低いという理由から変動金利を選んだとしても、それが今後ずっとその金利のままであるという保証はありません。
場合によっては、半年ごとの金利見直しが続くことにより、当初の固定金利よりも高くなってしまうケースもないとは言い切れません。さらに、変動金利であれば、金利が見直されたとしても5年間は返済額が変わりません。
ただし、その間に大きな金利上昇面があった場合は総返済額がどんどん膨らんでいってしまうというデメリットもあります。もし、利息分が返済額を上回る場合は「未払い利息」が発生することになり、毎月返済しているにも関わらず、いつまでたっても利息の支払いに充てられ、元本部分が減らないという事態に陥る可能性もあります。
変動金利を選ぶということは、今後の金利変動に対してある程度の知識をもち、さらにそのような事態に陥っても耐えられるような余裕資金も合わせて用意しておく必要があることを忘れないようにしてください。