変動金利
契約期間中、市場金利に連動して金利が見直されるのが変動金利です。最近の住宅ローンでは、変動金利を選択する方がより低い金利で借りることができます。
ただし、金利が上がった場合は返済額が増えることになるので、収入や貯蓄などに余裕がある、いわゆる「返済能力の高い人」や「借入金額が少ない人」に向いているといえます。
au金利優遇割適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
全期間引下型
※市街化調整区域・都市計画区域外・離島は不可
※自己資金10%以上の金利です
通期引下げプラン
住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
変動金利を選ぶときの注意点
変動金利の見直しのタイミングは6ヶ月ごとになっているものが一般的ですが、見直されたからといってすぐに返済額に反映されるわけではありません。5年ルールといって返済金額は5年ごとに見直されます。また、見直し後の返済額についても、125%ルールというものが適用されます。
この125%ルールというのは、見直し後の返済額が、今までの返済額の125%を超えてはならないというものです。したがって、変動だからといって大幅に返済額が変わるわけではありませんが、金利の変動により金利が上昇した場合、返済額における利息返済分が大きくなり、いつまでたっても元本が減らないという事態を招く恐れもあります。
また、最近のネット銀行では5年ルールや125%ルールを取り入れていないケースもみられるようになりました。金融機関を選ぶ際には、必ずこの点を確認しておきましょう。