2017.09.22暮らし

あなたはどれにあてはまる? お金が貯められない原因を4つのタイプに分類

Text : 塚越 菜々子

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お金を貯めたい、というのは多くの人が思っていますね。お金を貯めることは難しいと思っている人も多いのではないでしょうか?
実は、お金を貯めるというのは理屈だけ言えば簡単です。収入>支出で貯まりますね。
収入も単位は円、支出も単位は円。記録して後で覚えているかどうかはさておき、払うときは少なくとも「いくらだったか」わかって支払っている。ではなぜお金を思うように貯められないのでしょうか?
お金に対する傾向からタイプ分けして考えてみます。
 
 

1.なんとかなるさ型

このタイプの方は、「お金がなくてピンチ!」ということはあまりないタイプに多いです。今困っていない”から“この先も大丈夫だろう”と漠然と考える、危機感のないタイプです。
必要なお金が必要なだけある時は、だれも困りません。でも、年に何百万も必要になったり(大学入学)、安定した収入がなくなる(年金生活)事への想像力が乏しいことも特徴です。
金策を練ったり、お金の話を夫婦でするのは汚いとか、周りもこんな感じだから大丈夫だろうと、安易に考えていることが多いです。
その危険性を知っている人から見ると『浮世離れ』している感じがあるかもしれません。
ただ、このタイプは似たようなタイプで集まっているので、さらに危機感を感じにくいようです。
 
 

2.頭でっかち型

このタイプの方は、勉強家の方が多いです。何かお金に関する専門分野を持っていたり、マネー雑誌やお金の本を定期的読んでていて、今日の日経平均をサラリと言えたりする、そんなタイプです。
 
「これからは貯金だけじゃダメ、投資もしないと」
「保険は相続対策も兼ねています」
「クレジットカードのポイントが高いのはコレよ」
などと、難しいことを知っていたりします。
その割には、今月の収支は把握していなかったり、自分の家の資産・負債はわからなかったり、何のためにためているのかわからない積み立てがあったりします。
 
あれはこうするといい、投資なら○○証券が一番、お金を貯めるなら○○すべきよ、といいながら、
・実際には何一つ自分では動かない
・言うだけでやらない
人が多いです。頭でっかちすぎて、ごく簡単な予算を立てる・どんな暮らしがしたいか想像する、 などの単純作業を無駄だと考えているようです。
 
「そんなことしても微々たる額しか変わらない」
「税金なんてどうせ払わなきゃいけないものだし」
と思いがちです。周りからはお金に詳しいと思われているので、いまさら小さな節約や工夫をしているのを見られるのが恥ずかしく感じていたりします。
 
 

3.言い訳型

「贅沢していないのに」
「今月は○○があったから、
「先月はまさか○○が壊れるなんて」
「先月頑張ったからご褒美~」
 
だから貯まらないのは仕方がない、と万事が言い訳から始まるタイプです。
言いたくなる気持ちはわかりますが、力説しても何にもなりません。
言い訳とは、他のせいにしていることです。自分のせいじゃないといいたいのです。
このタイプの方は、総じて「これくらい普通」と思った支出が、身の丈に合っていません。
「子供が勉強を頑張ったからご褒美」と自分が食べたい高級料理に連れて行ったり、「こんな大変なんだから、これくらいいいよね」とブランドバッグを買ったり。
貯まらないのは人のせい。夫の稼ぎが悪いから。世の中の景気が悪いから。
横並び意識が強く、取捨選択が苦手でモノが多く片付かないタイプにも多いです。
 
 

4.神経質型

このタイプの方は、とにかくキッチリさん。
やろうと思ったら、新しい家計簿を買ったり、袋わけの貯めの専用用品を買ったり、本を最後まできっちり読み通してからでないとなかなか動きません。
レシートをきっちり集め、自動販売機の買い物はメモを取り、割り勘は別会計にこだわります。スーパーで日用品と食材を買ったら、きちんとマーカーでマークなどします。
 
袋わけの場合は、
「○○円は被服費から、これは食費から・・・」
細かいお金が足りないから、ドラッグストアで
あれを買って崩して、こっちに○円入れて・・・。
とてもまじめさんです。
ですが、家計簿に使途不明金があると突然先に進めなくなります。
なにか問題があって、3日もレシートがたまったら
「もうだめだ」
「やっぱり私はだめだ。貯まらない人間だ」
と必要以上に落ち込んでしまいます。
 
 

さて、あなたはどれに当てはまりましたか?

いろいろなタイプがありますが、必ずしもこれにピッタリ分かれるわけではありません。
いろんな要素が混ざり合っていることの方が多いですし、自分ではわかりにくいことも多いものです。
重要なのは、自分が貯められない原因に気付くことです。まずは自分と向き合う。
それから、自分がついつい陥ってしまいそうな落とし穴に気づき対策する。
貯めるためにまず必要なのは、自分のことを知ることなのですね。
 

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塚越 菜々子

Text:塚越 菜々子(つかごし ななこ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催

お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com/