2017.11.22暮らし

300万円 20代に必要な貯蓄額とその貯め方

Text : 柴沼 直美

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結婚や出産、養育費のためにどれくらいお金が必要なのか、共働きとそうではない場合などパターンにもよると思いますが、若いうちの貯蓄はどうすればいいのか知りたいところですよね。

300万円をゴールとして設定しましょう

 
金融広報中央委員会の調査によると、29歳以下勤労世帯の貯蓄残高は平均265万円です。平均年収が465万円ですから、だいたい年収の50%強ぐらいの貯蓄があるということになります。
 
例えば転職をするときなども、半年ぐらいの年収を確保してからというのが、家計からみた目安になりますから、まずはそこを目指しましょう。そのうち結婚・出産などのイベントが考えられますが、このうち出産費用については、行政でケアしてもらえます。
 
出産育児一時金、出産手当金のほかに、市区町村によって定期健診のかなりの部分までカバーしてもらえるケースもあります。結婚費用は、その時のお財布の状況でどうにでもなりますね。子どもができたあとからの子育て費用、教育費も、結局は、ケースバイケースで、共働きであれば、収入も多くなりますが、保育費用もかかりますので目安はありません。
 

300万円をどうやってためるか

 
では20代のゴールとしての300万円をためるにはどうすればよいか、ですが基本は毎月の積立が一番確実でリスクも少なく、知らない間に貯めることができます。2018年からスタートする積立NISAはこのゴール達成には最適のしくみでしょう。
 
なぜなら基本的に、毎月であろうとボーナス月だけであろうと、積立という方法をとらなければならないこと、対象商品は金融庁からお墨付きをもらった安全性の高いものに厳選されているからです。
 

余裕ができてから、と、先延ばしにすると決して達成できません

 
今一度お伝えしたいのは、「貯めようかな」と少しでも思ったのならば、今日からはじめるべきです。ダイエットをしようと思って、スマホでダイエット商品の購入ボタンをタップする時の気持ちがピークですよね。
 
なんでも当てはまることで、「やろう」と思った時に無理やりでも始めなければ絶対に始まりません。貯蓄を始めて1年後、3年後の自分と、やらなかった自分を比較してみれば答えは明らかです。
 
Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表

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柴沼 直美

Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表

大学を卒業後、日本生命保険に入社。保険営業に従事したのち渡米。米国アリゾナ州、Thunderbird School of Global ManagementにてMBAを修得。帰国後外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産・母親の介護を機に退職。三人の子育ての中で、仕事と主婦業の両立を図るべく独立。キャリアカウンセラー、CFPの資格を活かしつつ、それぞれのライフステージでのお金との付き合い方を、セミナーや個別相談により紹介。子どもの教育費・留学費から介護に至るまで経験を交えた実行可能な幅広いストライクゾーンで対応。
http://www.caripri.com