「どうせ、たいした節約にならないでしょう」と思い込んで、放っておいたまま、という人も多いのではないでしょうか。そのままにしておいて大事な貯金にまで手を出してしまったら本末転倒。住宅ローンの借り換えについて大切なポイントをお教えします。
執筆者:FPwoman
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金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
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目次
借り換えてもトクにならない場合
すぐに目当ての金融機関の住宅ローン相談に行くのはNGです。金利が下がり、月々の支払いが安くなるからといっても、手数料などの借り換えコストで大きな効果が見込めないこともしばしばあります。
広告で、安い金利を見つけて「これに乗り換えたら更に節約になる!」と思わず、一旦落ち着いてみてください。
月々のキャッシュフロー表を作りましょう
キャッシュフロー表というとなんだか難しそうに思えて、「もういいかな」と思うかもしれませんが、自分の家計の流れを紙に書いて把握するためにやる…という程度にまずは捉えてみて、作成をしてみてくださいね。
お金の流れから見えてくるもの
具体的にお金の流れを長期間のスパンで見ていくと、見えてくるものがあります。支出がどれくらいあって、これからどれくらい預金が増えて行くのか?
もし子どもがいるなら学費が一番かかる時期はいつか?など、それは人によってさまざま。 それを考えることによって、借り換えのメリットや注意するべきことが明確になるため、より有利な借り換えを検討することができるようになってきます。
借り換えした方がよい条件
1.住宅ローンの残高が1000万円以上
2.支払い期間が10年以上残っている
3.金利が0.5%以上下がる
一般的には、上記の条件にあてはまる人は借り換えした方がよいと言われます。
トクする借り換えパターン
金利が下がる場合
やはり金利は高いより、低い方が支払額は軽減され、結果、節約にもつながりますよね。 しかし、借り換えは金融機関にとっては新規のローンと同じで、最初に住宅ローンを組んだ時と同じ段取りが必要になります。つまり、ローン保証料やローン手数料などのコストは、新規で借りる時同様にかかるということ。その部分については注意が必要ですね。
金利タイプの変更
金利タイプには変動金利と固定金利があります。変動金利は半年ごとに金利の変更がありますが、固定金利よりもずっと低い金利です。最初は固定金利で組んでいたけど、当分、変動金利が上がりそうもないので変動金利に借り換えようという人も多いそうです。
返済方法の変更
返済方法は大きくわけて2つあります。「元利均等返済」と「元金均等返済」のタイプです。「元利均等返済」は、月々の支払いが一定で予定が立てやすいですが総返済額は、高くなります。「元金均等返済」は最初の支払いが大きくなりますが、だんだんと返済額が減っていく返済方法です。
そのため、サラリーマンで退職以後に収入がない場合は、「元金均等返済」を選び直す場合が多いようです。
銀行によっても違う住宅ローン
住宅ローンは、金融機関によって金利や借りやすさ、サービスもいろいろです。 変動金利は都市銀行が有利であるし、地元民や組合員が優遇される信用金庫などもあります。金利情報や比較サイトなどで、広く情報を集めることが、有利な借り換えをするための第一歩であるといえるでしょう。
住宅ローンを利用されている皆さんも、自分にあった住宅ローンを探して、ぜひ一度借り換えを検討されてみてはいかがでしょうか?
TEXT:FPwoman 貯金美人になれるお金の習慣
武田明日香(たけだ あすか)
エフピーウーマン所属ファイナンシャルプランナー
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※2 借入期間を35年超~40年以内でお借入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.07%、40年超でお借入れいただく場合は住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
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※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
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