住宅ローンの借り換えでローンをまとめる!おまとめローンのメリットと注意点を解説 | ファイナンシャルフィールド

更新日: 2022.07.05 借り換え

住宅ローンの借り換えでローンをまとめる!おまとめローンのメリットと注意点を解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 新井智美

住宅ローンの借り換えでローンをまとめる!おまとめローンのメリットと注意点を解説
住宅ローンの借り換えで、車や教育ローンなど、他のローンとまとめることを検討している人は少なくないでしょう。
 
そこでこの記事では、借り換えの際に使えるおまとめローンのメリットと注意点、おすすめの業者を紹介していきます。ローンをまとめて利息を減らしたい、毎月の支払いを分かりやすくしたい、という人はぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

新井智美

監修:新井智美

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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住宅ローン借り換えでローンをまとめるメリット

ここからは、おまとめローンを住宅ローンの借り換えで活用するメリットについて以下の通り解説していきます。

●返済計画が立てやすくなる
●低金利のプランなら月々の負担が減る
●多重債務状態ではなくなる

それぞれのメリットを知り、おまとめローンを検討していきましょう。

返済計画が立てやすくなる

ローンをまとめると、返済日が一定になるため、管理しやすくなります。複数社でローンを組んだままだと、返済日や金額がバラバラだったりして指定の口座にお金を用意し忘れてしまうこともあります。

返済できるのに返済遅れになってしまうのを防ぐには、おまとめローンが良いでしょう。

低金利のプランなら月々の負担が減る

おまとめローンには低金利のものが多く、これまで組んでいたローンから乗り換えることで月々の利息負担を減らせます。

たとえ少額でも、長期間のローンであれば金利の差は大きなものです。少しでも金利が低いおまとめローンがあれば活用を検討するのがおすすめです。

多重債務状態ではなくなる

いくつもローンを抱えていると多重債務状態になり、クレジットカードの審査や新しくローンを組む際、マイナスの影響が出ることもあります。

一方、おまとめローンなら債務は1つになるので、今後審査を受ける予定がある人は活用しましょう。

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住宅ローン借り換えでローンをまとめる注意点

住宅ローンの借り換えで使えるおまとめローンは非常に便利ですが、以下のような注意点もあります。

●まとめることにより負担が増えることもある
●指定の方法で他社借入金を返済する必要がある
●自分でプランを比較・検討する手間が必要になる

注意点を踏まえておまとめローンの活用について考えてみましょう。

まとめることにより負担が増えることもある

おまとめローンの多くは相場より低金利となっていますが、状況によってはこれまでの金利より高くなることもあります。

キャンペーンなどですでに低い金利でローンを組んでいる人であれば、おまとめローンに切り替える金銭的なメリットは少ないかもしれません。

指定の方法で他社借入金を返済する必要がある

住宅ローンの借り換えでおまとめローンを活用するには、おまとめローンを実施している金融機関からお金を借り、他社借入金を一気に返済する必要があります。

指定の方法以外で他社への返済を行った場合、おまとめローンが利用できない可能性もあるので注意が必要です。

自分でプランを比較・検討する手間が必要になる

一般的なおまとめローンを提供している金融機関と比べ、住宅ローンの借り換えができるおまとめローンは多くありません。そのため、自分で金融機関を探すという手間が必要です。

また、エリアによっては最適な金融機関が見つかったものの、スムーズに相談できないということもあるでしょう。

住宅ローンの借り換えでローンをまとめるには?

住宅ローンの借り換えの際、車など他のローンとまとめることも可能です。ただし、実施している金融機関は多くないので、選ぶ余地は通常の住宅ローン借り換えと比べ狭くなってしまうかもしれません。

ここからはおまとめローンの基礎知識、おまとめローンでまとめられるローンについて解説するので、最初に読んでみてください。

おまとめローンとは?

おまとめローンとは、複数の会社で組んでいるローンを1つの金融機関にまとめるサービスです。一般的なおまとめローンでは住宅ローンは対象外となることが多いですが、一部おまとめローンでは、住宅ローンも含めることができます。

ローンを複数組んでいる場合、住宅ローンの借り換えでおまとめローンを選択するのも良いでしょう。

おまとめローンでまとめられるもの

金融機関によって異なりますが、おまとめローンでまとめることができるローンには、以下のようなものがあります。

●マイカーローン
●教育ローン
●フリーローン(結婚・出産など)

うまくおまとめローンを活用すれば、かなり幅広いローンを分かりやすく整理できます。

住宅ローンの借り換えで使えるおまとめローン3選

ここからは、以下の通り実際に住宅ローンの借り換えができるおまとめローンを紹介していきます。

●北日本銀行「住宅ローンASUMO おまとめプラン」
●トマト銀行「トマトおまとめ住宅ローン」
●JA「JAおまとめ住宅ローン」

具体的にどんなサービスがあるのか、知っておきたい人はぜひ読んでみてください。

北日本銀行「住宅ローンASUMO おまとめプラン」

岩手県を中心に金融サービスを行っている北日本銀行の「住宅ローンASUMO おまとめプラン」では、住宅ローンに加え、新車購入費用などもローンに含めることが可能です。

返済期間は最大40年で、1年単位で指定できるので住宅と車を一気に買う人におすすめです。

トマト銀行「トマトおまとめ住宅ローン」

岡山県を中心にサービスを展開するトマト銀行では、「トマトおまとめ住宅ローン」として住宅の購入資金に加え、リフォーム費用やその他借入金額を含むおまとめローンを提供しています。

事業資金は除きますが、こちらも最大40年かけて返済できるのでローン額が大きくなってしまったという人におすすめです。

JA「JAおまとめ住宅ローン」

JA(農業協同組合)が運営するJAバンクでは、「JAおまとめ住宅ローン」として住宅ローンの借り換えサービスを行っています。

マイカーローン、教育ローンなどさまざまなローンを住宅ローンとまとめることができるので、とにかくローンの数を減らしたい、という人におすすめです。

借り換えで住宅ローンや他のローンをまとめよう

借り換えの際におまとめローンを活用すれば、支払いの負担が減る可能性もあります。また、返済契約が立てやすくなるので複数のローンを組んでいる人は検討してみましょう。

ただし、場合によっては負担が減らないこともあるので、一度金融機関に相談して、返済のシミュレーションをしてみることが大切です。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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