最終更新日:2019.01.08 公開日:2017.09.24
資産運用

株や投資信託で損をしない方法

誰でも命の次に貴重なお金を投資するのだから損をしたくないという気持ちがあるのは理にかなったことです。説明を聞いた時には「やってみよう」と決心して金融商品を購入してからの反応もたいてい同じような感じです。翌日から少なくとも数日間は新聞やネットで何度もチェックして、少しでも購入価格を下回ると、「だから投資なんてやりたくなかったのに、しつこく誘われたから。儲かると言われたから」という声をいただきます。
このやりとりは誰にとっても好ましくないでしょう。これを回避する方法・考え方をご紹介しましょう。
 
 

投資したお金を下回ったときに換金する必要はない

一番簡単なのは、買い付けた金額を下回ったときに損失を確定させなければいいのです。買い付けた翌日から、値動きをチェックしていけば、金融商品ですから値下がりが続くこともあります。皆さんはその値動きの中で、購入時よりも値上がりすることを期待して投資したと思いますが、値上がりするということは値下がりすることもあって当然です。
それが怖ければそれこそ元本が動かないものに投資すればいいのですが、そうすれば手数料分だけが確実にマイナスになります。
 
 

強烈に人気が出る商品は、逆もありうると認識すべき

ここで必ず出る質問が、「そうはいっても買ったとたんに下げ止まらないということも起こりうる。その場合はどうすればいいか」というものです。
確かにそういったケースもありますよね。それが嫌ならば、そのような性格の商品を避ければいいのです。例えば個別銘柄、或いはテーマ性の強い投資信託。これらは、強烈なスポットライトが当たって買いが集中するときがありますが、逆に相場からそっぽを向かれたら下げ止まらなくなる可能性があります。
いったんこのようなトレンドに入ってしまうと、また復活するのは相当時間がかかるか、復活しない可能性も考えられますので、循環性のあるもの、シンプルな商品にしてはどうでしょうか。
 
 

循環性のある商品を選べば2周目・3周目の上昇時に利益確定

すなわち単純なインデクスファンドです。日経225とかNYダウといったシンプルなインデクスファンドであれば循環性がありますから、最初は売却したいと思った時に思ったように基準価額が上昇していなければ、見送ればいいだけです。次の循環で大きく上昇するのを楽しみに待ってはどうでしょうか。これができる条件としては、「余裕資金」を振り向けることです。
是が非でも、「いつまでに〇%のリターンを上げてもらわないと困る」といったスタンスで臨むことはストレスをため込むだけです。
 
 

柴沼直美

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表
大学を卒業後、日本生命保険に入社。保険営業に従事したのち渡米。米国アリゾナ州、Thunderbird School of Global ManagementにてMBAを修得。帰国後外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産・母親の介護を機に退職。三人の子育ての中で、仕事と主婦業の両立を図るべく独立。キャリアカウンセラー、CFPの資格を活かしつつ、それぞれのライフステージでのお金との付き合い方を、セミナーや個別相談により紹介。子どもの教育費・留学費から介護に至るまで経験を交えた実行可能な幅広いストライクゾーンで対応。
http://www.caripri.com



▲PAGETOP