最終更新日:2019.08.07 公開日:2018.01.19
資産運用

「インデクスファンド」よりコストが低い注目のETF。将来の資産形成の銘柄選びのヒント

柴沼直美

執筆者:

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表
大学を卒業後、日本生命保険に入社。保険営業に従事したのち渡米。米国アリゾナ州、Thunderbird School of Global ManagementにてMBAを修得。帰国後外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産・母親の介護を機に退職。三人の子育ての中で、仕事と主婦業の両立を図るべく独立。キャリアカウンセラー、CFPの資格を活かしつつ、それぞれのライフステージでのお金との付き合い方を、セミナーや個別相談により紹介。子どもの教育費・留学費から介護に至るまで経験を交えた実行可能な幅広いストライクゾーンで対応。
http://www.caripri.com

詳細はこちら
柴沼直美

執筆者:

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表
大学を卒業後、日本生命保険に入社。保険営業に従事したのち渡米。米国アリゾナ州、Thunderbird School of Global ManagementにてMBAを修得。帰国後外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産・母親の介護を機に退職。三人の子育ての中で、仕事と主婦業の両立を図るべく独立。キャリアカウンセラー、CFPの資格を活かしつつ、それぞれのライフステージでのお金との付き合い方を、セミナーや個別相談により紹介。子どもの教育費・留学費から介護に至るまで経験を交えた実行可能な幅広いストライクゾーンで対応。
http://www.caripri.com

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インデクスファンドとETFの違いと併せてETFの特徴を整理しよう。

インデクスファンドとETFの最大の違いは、インデクスファンドは投資信託ですから、1日に1回だけしか基準価額(そのファンドの評価額のこと)は更新されませんが、ETFはExchange(取引所で) Traded(取引される) Fund(ファンド)という文字通り、証券取引所に上場されているので一日何度でも売ったり買ったりができます。一方で、ETFは一度に売買できる金額がインデクスファンドに比べて大きめ。ですから、ちびちびと積み立てていく場合はインデクスファンド。10万円なりまとまった金額で、ということであればETFになります。次に問題の手数料ですが、保有している限り毎日じりじりと控除される手数料、いわゆる信託報酬は確かにETFの方が安いですが、当初購入するときの購入手数料はむしろETFの方が高めです。また、海外もの、業種もの(電機業界や金融業界など)などは、株式市場全体をまとめてパッケージにしたインデクスファンドに比べて手数料も割高になります。それぞれのメリットや特徴を理解して、皆さんにとってどちらがよりよいかを判断しましょう。上場本数は今後も増えていくことが予想されますので、選択肢が増える一方で、ぴったりあうと思う商品の絞り込みに頭を抱えることになりそうですね。

運用時の手数料比較
出所:各社ホームページ等より筆者作成

シンプル=ベスト

さて、ETFは一日何回でも売ったり買ったりできるけれど、ある程度まとまった金額が必要だということ、保有している限り控除される信託報酬はインデクスファンドよりも安いけれども購入時の手数料はETFの方が高めであることを確認しました。いよいよ銘柄の絞り込みですが、先ほども触れたように市場全体の日経225やTOPIXのようなETFだけでなく、電機機器、銀行、食品、エネルギー、建設資材など、業種もののETFも多く上場されています。誰もが、選択肢が多くなると目移りしてしまうものですが、こういうときにこそ原点回帰が大切です。つまり、大きくまとめたパッケージ(TOPIXや日経225など)のほうが手数料も安く、値動きも比較的つかみやすいと言えるでしょう。しかし例えば、「自分は食品業界に長くいたので、食品業界の動きはプロ並みにわかる」という自信がある場合は、食品ETFにチャレンジしてみるのもいいでしょう。逆に、「なんとなく今原油価格がいいから」などといったニュースで聞きかじったようなにわか仕込みの知識で「素材・エネルギーETF」に手を出してしまうと、どうしてそういう値動きになるのかが結局見えなくなる恐れがありますので要注意です。

主食と副菜の感覚で

結論としては、まず主食として、市場全体型のファンドを保有する(余裕資金がまとまっていればETF、あまりなくてコツコツ積み立てながらお金を育てていこうと思うのであればインデクスファンドを積み立てで購入)。その中で、「長期的にみて、この業界の成長が期待できそうだ、この地域の経済が活性化しそうだ」と思った分野を副菜として少し購入してみるという、あくまで分散投資というスタイルを維持した方法が健全でストレスのない方法だと言えるでしょう。

商品比較
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