執筆者: 横田恵
キャリアコンサルタント
東京都出身。東京成徳短期大学国文科卒業。
短大卒業後、バブル時代から崩壊後の、様々な業種での大手企業役員秘書を経験。
その後、自身が、結婚・離婚・子育て・子供の受験・転職・がん・家族の介護・後見人、という波乱にとんだライフイベントやビジネス経験を重ねる中で、実体験として得たものを強みとして、社内キャリアコンサルタントの実績を積む。
現在は、特にシングルマザーや、病気の治療と仕事の両立、介護との両立などについて、どうしたらよりよい支援ができるか、模索中。
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現在の日本は「生涯一企業」で人生を終える人が少なくなっています。
そのため、最近はさまざまな転職サイトがサービスを展開中です。本記事では、有名&人気が高い転職サイトを10ヶ所比較。また、各サイトに見られる特徴についても解説します。
転職サイトの比較表
では、現在求人を掲載している主な転職サイトを10ヶ所比較します。 ※求人数は2020年3月24日時点名称 | 求人数 | 特徴 |
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リクナビNEXT | 約4万件 | ・スカウトサービスがある ・自己分析ツールがある |
doda(デューダー) | 約7万8000件 | ・スカウトサービスがある ・転職エージェントサービスが利用可能 |
マイナビ転職 | 約1万6000件 | ・スカウトサービスがある ・専門サイトを併設している |
エン転職 | 約5000件 | ・学歴不問。未経験歓迎の求人が多い ・スカウトメール機能がある |
ビズリーチ | 約12万8000件 | ・ハイキャリア向けのサイト ・スカウトサービスがある |
転職ナビ | 約6700件 | ・スカウトサービスがある ・キャリアアドバイザーのサポートがある |
type(タイプ) | 約2,500件 | ・マッチングサービスがある ・スカウトメール機能がある |
キャリアカーバー | 約6万4000件 | ・ハイキャリア向けのサイト ・非公開求人が豊富 |
はたらいく | 約3000件 | ・オリジナル求人が豊富 |
キャリトレ | 約1万件 | ・人工知能によるキャリア診断がある ・スカウトサービスがある |
スカウトサービスやハイキャリアとは?特徴の説明
スカウトサービスとは、求職者が自分のプロフィールや職務経歴を転職サイトに登録すると、求人を募集している企業からスカウト(勧誘)されるサービスです。求職者は自分で求人を探すこともできますが、スカウトサービスがあれば自分の経歴にマッチした求人がいち早く見つかります。また、スカウトメール機能がある転職サイトでも同様に、プロフィールを見た企業から「私たちの求人に応募しませんか?」といった内容のメールが届きます。最近では、ほぼすべての転職サイトがスカウトサービスやスカウトメール機能を用意しています。
ハイキャリアとは
転職サイトを実際に見ると、ハイキャリアやハイクラス、エグゼクティブという文言が書かれているサービスもあります。ハイキャリアとは、企業のニーズに応えてくれる高い実績をもつ人材のことです。例えば、次のような特徴をもっている人は、ハイキャリア向けの転職サイトがおすすめです。
該当項目
- ★マネジメント経験がある
- ★業界知識や専門スキルがある
- ★新規事業と同じ分野で活躍していた
- ★次期経営幹部として活躍できそう
上記に該当する人は高いレベルでの仕事が求められるため、収入も高額になる傾向があります。
転職エージェントサービスとは
転職エージェントサービスをもつ転職サイトなら、キャリアカウンセラーなど専門家のサポートが受けられます。 求職者に対してひとりずつ担当者がつき、求職者の転職活動をサポート。プロの視点でマッチする企業を探し、書類の添削や面接日時の調整、条件の交渉などあらゆることをサポートしてくれます。通常、転職サイトと転職エージェントは別物で役割が異なります。
しかし、転職エージェントサービスを用意している転職サイトに登録すると、より自分に合った求人や企業に転職するチャンスが増えます。
まとめ
本記事では、現在日本で運営されている転職サイトを10ヶ所比較してみました。それぞれの転職サイトは、求人数に強みをもっているサービス、年代が幅広いサービスなど、サイトによって特徴が異なります。求人数が多いと、さまざまな求人に出会える可能性が高いです。
一方、40代以上の人は自分の年代に合ったサイトの利用がおすすめです。また、実績をもっている場合には求人数の豊富さではなく、ハイキャリア向けの転職サイトを最初から活用すると良いでしょう。
どの転職サイトが合うかは個人によって異なるので、特徴を見ながらあなたにピッタリのサイトを見つけてください。