介護士の転職活動の流れ
まずは転職活動の流れを紹介します。
これから介護業界への転職を考えている方は、今後の流れをまず把握しましょう。
転職サイトに登録する
介護士に限らず転職活動をするときには、まず転職サイトに登録しましょう。介護業界への転職を考えているなら、介護職専門の転職サイトがおすすめです。
登録することで介護の現場ならではの情報が得られ、仕事選びの幅が広がります。
介護士の転職専門サイトには
・マイナビ介護職
・スマイルSUPPORT介護
・介護ワーク
などがあるので、自分に合ったサイトを選びましょう。
応募したい企業を探す
転職サイトに登録したら、検索条件を入力し求人を見てみましょう。求人が多すぎるときには、条件を変えるなど工夫をしてみてください。
その中から、「条件が合うところ」や「雰囲気が良さそう」など応募したい企業を選びましょう。転職サイトによっては、専門の担当者がフォローしてくれることもあります。
気になる企業についての相談や企業選びで迷っているときなど積極的に活用してみましょう。
職場見学などを経て面接へ
応募する企業が決まり、面接の機会を得られた際には、できれば職場見学をお願いしてみましょう。
介護施設といっても「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「介護老人施設」など形態がさまざまです。実際に見学して施設の方に話を聞くことで、転職後の働くイメージがより鮮明になります。
これらのステップを経た後は、いよいよ面接です。自分の思いをしっかり伝えて、後悔のないような面接にしましょう。
介護業界の転職先探しにおける注意点
転職は今後の人生を左右するとても大きな転機です。できるだけ失敗しないためには、どんな点に意すればよいのでしょうか。
転職において何を重視するか考えよう
転職先が選べないという方は、転職において何を重視するのか考えてみましょう。
・給料
・勤務時間、シフトの融通
・場所
・人間関係
など転職先を決める要因はたくさんあります。
その中で自分は何を重視するのか考えると、自然と自分に合った転職先が見つかりますよ。
転職先は比較検討しよう
「この施設すごく気に入ったからぜひ転職したい」
そう思っても一度冷静になって、他の施設を比較検討してみましょう。
冷静になって探してみると、より条件に合う職場が見つかることもあります。転職後の方が人生は長いので、転職先は慎重に選びましょう。
転職サイトやアドバイザーを活用しよう
転職サイトに登録することは、さまざまな施設を比較的できる点はもちろん、キャリアアドバイザーに相談できる点が大きなメリットです。
自分1人で転職活動をすると、どうしても視野が狭くなってしまうことがあります。
そんなときに相談できるのがキャリアアドバイザーです。転職のプロとして客観的なアドバイスをしてくれますし、応募書類作成や面接対策のフォローでも大きな力になります。
介護士転職を検討している人におすすめのサイト
それでは具体的に介護士に転職を考えている人は、どの転職サイトを利用すればいいのでしょうか。
おすすめのサイトをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
検索のしやすさなら「マイナビ介護職」
楽天インサイトの調査で介護部門利用者満足度ナンバー1に輝いた「マイナビ介護職」。
勤務地や条件での検索の他、資格や年収での検索など、とても検索がしやすいサイトづくりになっています。
全国で転職相談会も開催しているので、今後のキャリアを相談したい人は相談会に行ってみるのもいいでしょう。
求人数の多さなら「スマイルSUPPORT介護」
求人数の多さで選びたいのであれば「スマイルSUPPORT介護」がおすすめです。2020年6月24日時点で、総求人数10万3226件、非公開求人6万8003件です。
非公開求人がかなりの割合を占めるので、サイトに登録して求人を確認してみましょう。
専任エージェントに相談したいなら「介護ワーク」
専任エージェントによる手厚いサポートが期待できるのは「介護ワーク」です。
介護ワークへの登録後は電話で仕事経験や保有資格を確認後、転職エージェントとの面談が開催されます。
相談しながら転職を進めたい人は、介護ワークに登録をしてみましょう。
応募書類上で気をつけたいポイント
応募企業が決まれば、実際に履歴書などを企業に送ります。
意外と差がつくのがこの応募書類です。そのポイントを解説します。
応募書類も見た目が大事
応募書類の第一印象も、実は採用担当者が気にするポイントです。特に介護業界は人に接することが多いので、履歴書の写真の表情が暗くなりすぎないほうが良いでしょう。
履歴書をパソコンで作成することも可能ですが、手書きの際は丁寧に誤字脱字がないように記入しましょう。
プロのアドバイスを聞こう
応募書類を作成する上でも、転職のプロのアドバイスが重要です。客観的な視点でアドバイスをくれるので、素直に聞きましょう。
もちろんすべてを採用する必要はありませんが、参考になる点は多いですよ。
介護職の面接で押さえるべきポイント
続いては介護職の面接で押さえるべきポイントを解説します。
これから選考にのぞむ方は、ぜひ参考にしてください。
履歴書の内容を覚えておこう
面接では履歴書の内容に沿って、質問などがされます。その際、きちんと答えられるように記載した内容をしっかりと覚えておくようにしましょう。
可能であれば、事前にキャリアアドバイザーに相談するなど、面接対策をすることも大切です。
面接ではなぜこの施設に転職したいかを伝えよう
転職先への志望動機は、どの施設でも聞かれます。そのためなぜこの施設に転職したいのかは、じっくり考えておきましょう。
施設のHPを調べる、可能であれば施設見学をするなど、事前準備が必要になってきます。
転職先でイキイキと働き、活躍する姿を面接官に伝えられるどうかがポイントですよ。
Q&A
最後に介護職の転職に対する質問をQ&A形式で紹介します。
施設の事前見学ってできるの?
事前見学は、施設によって対応が異なります。中には転職エージェントを介してであれば、見学可能な施設もあります。
事前に施設を見学することで、施設の雰囲気もわかります。そのためできれば事前に施設を見学して、仕事のイメージをつかみましょう。
入社した後の相談はどうすればいい?
転職エージェントによっては、入社した後のアフターフォローをしてくれます。例えばマイナビ介護職であれば、転職先でトラブルが発生した場合いつでも相談が可能です。
入社前に不明な点は確認しておくことが重要ですが、アフターフォローのことも考えると、転職サイトを利用するメリットは大きいと言えるでしょう。