2019.02.08 家計

家計は夫婦間で共有を!失敗した事例3選

ほんの数十年前まで家計管理といえば妻の仕事。しかし共働きや専業主夫という家庭も一般的になってきて、いろんな家計管理の方法が出てきました。
 
そこで大切になってくるのが、家計や自分の貯蓄額を夫婦で共有化しておくこと。ここでは失敗例を通して、どうしたら失敗しないのかを探ってみましょう。
 

妻にすべてを預け、夫はこづかい制での失敗事例

Aさん(40代・男性)は、専業主夫の妻に通帳を渡し、すべての管理を任せていました。年収は800万以上、少しずつではあっても出世もして、子どももいて、仕事に打ち込める環境ということで妻に感謝していたそうです。
 
それが狂ったのは、Aさんに病気が発覚したとき。2ヶ月近くの入院と、その後の通院を余儀なくされたのです。そこで必要となったのがやはり現金です。高額療養費制度や生命保険だけでは不安なため、妻に貯蓄額を確認すると、なんと100万円もありませんでした。
 
「特に贅沢もしていないのになぜ…?」と問い詰めましたが、はっきりした原因は妻にもわからずじまい。誰にもチェックされることがないことから、小さな節約をせず、なんとなくお金を使ってきたというのだろうという結論になりました。今では食費はいくら、光熱費はいくらと細かく決め、超えないように生活しているそうです。
 

夫が家計管理し、妻は生活費を受け取る場合の失敗事例

Bさん(30代・女性)は、パートで週に3回ほど働きに出ています。子どももいないことからパート代は全額自分のおこづかいと貯金に回し、夫からは生活費をもらって暮らしていました。
 
生活費以外の夫の給与は夫がしっかり管理していると信じていたのですが、ある日、夫は急に高価な外国車を買ったと言い出しました。年収500万円ほどなのに、車の値段は700万程度。貯金を崩し、さらにローンを組んだと言われ、めまいがしたそうです。「今からでもキャンセルしてほしい」とお願いしてみましたがすでにオーダー済み。
 
一軒家を建てたいという夢が遠いものになってしまい、一時は離婚も考えたというBさん。気を取り直し夫はおこづかい制に変え、Bさんがお金の管理をしています。
 

夫婦共有の口座で家計を管理していた場合の失敗事例

Cさん(40代・女性)は、子ども2人、共働き家庭。Cさんが10〜12万円、夫が15〜18万円ずつ毎月共有口座に入金するという方法でやりくりしてきました。
 
問題が発覚したのは、子どもの大学受験を迎えたときのこと。県外の私立大学受験が決まっていたため、受験代・宿泊代その後の一人暮らし代、授業料などについて話し合ったとき、それぞれ余剰資金(貯蓄)がほとんどないことが分かったのです。
 
収入に余裕があると信じ、子どもの習い事や塾代、自分への投資など惜しまず出してきたことの結果とはいえ、お互いに気づかないとは。慌てて家計の引き締めにかかりましたが、大学進学だけでなく、老後の不安まで生まれてしまったのでした。
 

まとめ

これら3つの失敗は、実際にあった失敗です。すべての失敗に共通するのは、浪費してしまったというのはもちろん、夫婦で家計の共有化ができていなかったこと。
 
妻・夫どちらかが浪費体質だったとしても、どちらか一方が定期的にチェックしていればおかしなお金の使い方に気づいていたはずです。老後の資金の不安が大きい今、資産形成は夫婦の課題の一つです。めんどくさいと言わず、ぜひ夫婦で家計の見直しを定期的に行う習慣をつけてくださいね。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
 
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FINANCIAL FIELD編集部

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