最終更新日: 2019.06.28 公開日: 2019.02.27
家計

【FPの相談事例】20代の息子に貯蓄させたいが、どうすれば?(前編)

執筆者 : 下田幸彦

今回は、次のような相談事例をもとに、若年世代の貯蓄について考えてみたいと思います。
 
「私には20代の社会人の息子がいます。老後のことを真剣に考えて若い時から貯蓄した方がいい、と親心からアドバイスしていますが、なかなか聞く耳を持ってくれません。どうしたらしっかりと将来のことを見据えて貯蓄してくれるようになるでしょうか? 」
 
 
下田幸彦

執筆者:

執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員二種・FP事務所・青い森マネードクターズ 代表
 
青森県出身。大学卒業後IT企業に入社。金融系システム構築をきっかけにFP資格を取得。
 
保険ショップ店長、東証一部上場ハウスメーカー金融担当者を経て2016年独立。
 
10年にわたる保険業界と住宅業界の経験をもとに、保険などの金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして顧客利益を重視した中立な立場のアドバイスを行っています。
 
個別相談を中心に企業や学校へのマネーセミナー、各メディアへのコラム執筆も担当。
 
FP事務所・青い森マネードクターズ公式運営サイト
「青森くらしのお金相談室」
http://aoimori-fp.com/
 
無料メールマガジン「お金の知恵・マネーチェ」
http://aoimori-fp.com/mlmglp
 

詳細はこちら
下田幸彦

執筆者:

執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員二種・FP事務所・青い森マネードクターズ 代表
 
青森県出身。大学卒業後IT企業に入社。金融系システム構築をきっかけにFP資格を取得。
 
保険ショップ店長、東証一部上場ハウスメーカー金融担当者を経て2016年独立。
 
10年にわたる保険業界と住宅業界の経験をもとに、保険などの金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして顧客利益を重視した中立な立場のアドバイスを行っています。
 
個別相談を中心に企業や学校へのマネーセミナー、各メディアへのコラム執筆も担当。
 
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親の心子知らず

ご相談者がお子さんを思う気持ちはよく理解できます。しかし、お子さんは立派な社会人ですから、自分が働いて得たお金の使い道はお子さんの自由です。親にとやかく口出しされると余計に聞く耳を持ってもらえなくなるでしょう。
 
だからと言って、この先ずっと貯蓄しなくてよいというわけではありません。では、20代のお金の使い方と貯蓄についてどのように考えたらよいでしょうか?
 

貯蓄は若いうちから始めるべき?

社会人になって自分でお金を稼ぐようになると、税金や社会保険料等を除いて手元に残るお金の使い方は本人の自由です。しかし今を楽しむためだけにお金を使っていたら、老後の生活資金の支えは公的年金のみとなります。
 
平成30年12月に厚生労働省が発表した「平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(※)によると、国民年金(老齢基礎年金)の平均支給額は、月額で「5万5615円」、老齢基礎年金+老齢厚生年金の月額の平均支給額は「14万7051円」となっています。
 
ご相談者はお子さんが老後を迎える時、この金額で生活は難しいのでは? と思い、貯蓄させたい考えです。
 
しかし、お子さんからすれば40年も先のことですし、実感が湧かず貯蓄しようと思えないのも無理はありません。一番大切なのは、本人が「何かの目標に向けて貯蓄しようとする意識」と「きっかけ」が必要になります。
 
例えば、結婚式を挙げるための費用を貯めたい、マイホームが欲しいから頭金を貯めたい、子供が生まれて教育費の準備が必要と感じた、などです。いつ、どのような場面がきっかけになるか分かりませんが、貯蓄をしようと思った時に押さえておきたいポイントがあります。
 

貯蓄をする時に大切な3つのポイント

貯蓄を始める時、「最初は順調だったけど、のちのち臨時出費が重なって貯蓄を取り崩してしまい、結局あまり貯まってない」という方も少なくありません。そうならないように、着実に貯蓄を増やすための3つのポイントをお伝えします。
 
ポイント1.毎日の楽しみを極度に削らない程度の「少額貯蓄」から始める。
ポイント2.貯蓄しやすく、引き出しにくい仕組みを利用すること。
ポイント3.貯蓄残高が視界に入らないようにすること。

 
次回、3つのポイントの詳しい解説と、20代で大切にしたい貯蓄以外のものについてお伝えしようと思います。
 
出典
※厚生労働省 平成29年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況
 
執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)
ファイナンシャルプランナー(AFP)
 



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