最終更新日: 2019.06.14 公開日: 2019.04.04
家計

【相談事例】20代の息子に貯蓄させたいが、本人は全く関心を示さない。

執筆者 : 下田幸彦

前回は、相談事例から、若年世代の貯蓄の必要性について考えました。今回は後編として、貯蓄を成功させる3つのポイントと、貯蓄の他に20代で大切にしてほしいことについてお伝えします。
 
 
下田幸彦

執筆者:

執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員二種・FP事務所・青い森マネードクターズ 代表
 
青森県出身。大学卒業後IT企業に入社。金融系システム構築をきっかけにFP資格を取得。
 
保険ショップ店長、東証一部上場ハウスメーカー金融担当者を経て2016年独立。
 
10年にわたる保険業界と住宅業界の経験をもとに、保険などの金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして顧客利益を重視した中立な立場のアドバイスを行っています。
 
個別相談を中心に企業や学校へのマネーセミナー、各メディアへのコラム執筆も担当。
 
FP事務所・青い森マネードクターズ公式運営サイト
「青森くらしのお金相談室」
http://aoimori-fp.com/
 
無料メールマガジン「お金の知恵・マネーチェ」
http://aoimori-fp.com/mlmglp
 

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下田幸彦

執筆者:

執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)

ファイナンシャルプランナー(AFP)

ファイナンシャルプランナー・住宅ローンアドバイザー・証券外務員二種・FP事務所・青い森マネードクターズ 代表
 
青森県出身。大学卒業後IT企業に入社。金融系システム構築をきっかけにFP資格を取得。
 
保険ショップ店長、東証一部上場ハウスメーカー金融担当者を経て2016年独立。
 
10年にわたる保険業界と住宅業界の経験をもとに、保険などの金融商品を販売しない独立系ファイナンシャルプランナーとして顧客利益を重視した中立な立場のアドバイスを行っています。
 
個別相談を中心に企業や学校へのマネーセミナー、各メディアへのコラム執筆も担当。
 
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ポイント1.毎日の楽しみを極度に削らない程度の「少額貯蓄」から始める。

貯蓄を成功させるポイントの1つ目は、「毎日の楽しみを極度に削らない程度の少額貯蓄から始めること」です。
 
ここでは、「毎日の楽しみを極度に削らない程度の」という部分が重要です。貯蓄を我慢と感じるほどの金額にすると、貯蓄すること自体にストレスを感じることにつながります。
 
たまったストレスを発散するために外食が増えたり、バーゲンセールで買い過ぎてしまったり、家具・家電・車などの大きな買い物の時、予算以上に奮発してしまうなんてことも。これは、急激で無理なダイエットとリバウンドの関係に似ています。
 
また、強い意志で貯蓄を頑張り、ある程度自分で満足できる額が貯まった時、貯蓄額が減る恐怖から必要以上にお金を貯め込んでしまう人もいます。これは、ダイエットで言えば拒食症に近い状態と言えるでしょう。そうなると、毎日の生活が味気ないものになります。
 
貯蓄は「今を楽しみつつ将来の準備をする行為」という認識が大切です。そのために、日々の支出の中で「削ってもストレスを感じない金額」を考えてみましょう。
 

ポイント2.貯蓄しやすく、引き出しにくい仕組みを利用すること。

貯蓄を成功させるポイントの2つ目は、「引き出しにくい貯蓄の仕組みを利用すること」です。具体的には、財形貯蓄などの給与天引きの活用や、口座振替の活用です。
 
財形貯蓄制度や社内預金制度などの貯蓄は、引き出し時、書類へ記入・提出して数日経ってから自分の口座へ振り込まれます。そのため、心理的なハードルが高くなり、安易な貯蓄の取り崩しにブレーキがかかります。
 
勤務先の福利厚生に、財形貯蓄制度や給与天引きの預金制度がないか確認してみてください。
 

ポイント3.貯蓄残高が視界に入らないようにすること。

ポイントの3つ目は、「貯蓄残高が視界に入らないようにすること」です。貯蓄を「無いものとして生活すること」。これこそが貯蓄成功のカギとなります。貯蓄の秘訣は「先取り貯蓄」と言われることがありますが、先取り貯蓄で貯まる人と貯まらない人がいます。
 
先取り貯蓄が成功する人の特徴は、先取り貯蓄分を無いものとして、残りのお金で生活するよう工夫していることです。先取り貯蓄で貯まらない人は、貯蓄額の設定に無理があるか、すぐに引き出せる状態になっている可能性があります。
 
貯蓄は継続が大切になりますので、これまで述べてきた3つのポイントを押さえて、貯蓄の成功体験を積み重ねてほしいと思います。
 

20代で貯蓄以外に大切にしたいこと

20代は貯蓄慣れが必要ですが、将来のスキルアップのための自己投資や、人脈を作るための交際費も必要な時期になります。数十年先を見据えた準備と、今の楽しみの両方のバランスがとれた家計管理を目指して、チャレンジしてみてください。
 
執筆者:下田幸彦(しもだゆきひこ)
ファイナンシャルプランナー(AFP)
 



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