最終更新日: 2021.04.09 公開日: 2021.04.10
家計

コロナ禍で30・40代の金銭感覚は大きく変わった? 貯蓄が増えたって本当?

2020年はコロナで収入減となった人もいる一方で、出かけることが少なくなったり洋服を買わなくなったりと、意外とお金を使わなくなったという人もいるようです。
 
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、30歳から49歳の男女を対象に「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2021」を実施しました(※)。30代・40代の金銭感覚はどう変わったのか見て行きましょう。

 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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毎月自由に使えるお金の平均は約3万円。平均貯蓄額は283万円

全国の30歳から49歳の男女1000名に対し、毎月自由に使えるお金はいくらあるか聞いたところ、「1万円以下」(30.4%)が最も多い結果に。次いで、「2万円超~3万円以下」(18.5%)や「1万円超~2万円以下」(16.6%)、「4万円超~5万円以下」(14.6%)が続き、平均は3万192円でした。
 
2019年12月の調査結果と比較すると、3307円増加しました。年代別に見ると、30代では4256円増加、40代では2359円増加しました。コロナ禍で収入減となったかと思ったら、お小遣いが増えているのは意外ですね。
 
現時点で、どのくらいの貯蓄ができているか聞いたところ、最も多い回答は「50万円以下」(23.8%)で、次いで「0円」(16.7%)と、貯金ができていない人が約4割という結果に。一方で、「500万円超~1000万円以下」(12.2%)、「1000万円超」(12.1%)という人もいて、500万円以上貯蓄できている人は2割以上でした。なお、平均貯蓄額は283万円でした。
 
前回の調査結果と比較すると、現在の貯蓄額の平均は91万円増加しました。年代別に見ると、30代では47万円増加、40代では162万円の大幅増加となりました。外出自粛で消費が抑えられたり、10万円の特別定額給付金の受給等で貯蓄が増えたという人が多いと思われます。
 

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コロナでおひとりさまが増える。1人で行動する金額の平均は前回調査の4000円増

一人で行動・消費することにお金をかけたいか聞いたところ、「非常にそう思う」は21.1%、「ややそう思う」は45.3%で、あわせて66.4%が「そう思う」と回答。また、実際に一人で行動・消費することにお金をかけている人は80.4%で、ひと月にかけている金額の全体平均は9637円でした。
 
前回調査と比較すると、実際にお金をかけている人の割合は19.8ポイントアップし、かけている金額の平均は4201円の大幅増加となりました。会食を避け1人で食事を取るなど新型コロナの感染予防策がおひとりさまを増やしたようです。
 

おうち時間を充実させるためにお金をかける。動画配信のサブスクサービスの利用者が多い

おうち時間が増えたこの一年。自宅にいる時間を充実させるため、動画配信やゲーム、ソファやクッション、家電などにお金をかけている人の割合は40.9%で、ひと月にかけている金額の全体平均は2255円でした。
 
おうち時間を充実させるために、Netflixや amazon prime videoなどの動画配信サブスクサービスを利用している人が周りに増えたような気がします。
 
実際に月額・定額制で使い放題のサブスクサービスにお金をかけている人の割合は29.1%で、ひと月にかけている金額の全体平均は952円でした。前回の調査結果と比較すると、実際にお金をかけている人の割合は5.5ポイントアップし、かけている金額の平均は260円の増加となりました。
 
利用したことがあるサービスを聞いたところ、やはり「動画配信」(75.9%)が圧倒的に多く、次いで、「音楽配信」(48.8%)、「ゲーム」(15.8%)、「雑誌・漫画」(15.1%)となりました。
 

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仕事を持つ人は家族と過ごす時間が増えた人が4割。仕事帰りは家に直帰

有職者に、残業時間や収入、時間の使い方、仕事後の消費について、コロナ禍前からの変化を聞いたところ、「残業時間」が「非常に増えた」は3.1%、「やや増えた」は8.8%で、「増えた」は11.9%でした。
 
一方、「非常に減った」は12.3%、「やや減った」は10.1%で、「減った」は22.5%となり、コロナ禍で残業が減った人が多いことがわかりました。また、「収入」が「増えた」人は8.9%、「減った」人は31.4%となりました。勤務先の業績悪化で収入が減ったという人が多いようです。
 
時間の使い方についてみると、「家事時間」が「増えた」人は40.4%、「家族と過ごす時間」が「増えた」人は41.2%となりました。また、「仕事後の消費」では「減った」は36.6%となり、仕事が終わったら飲みに行ったり食事に行ったりせず、家に直帰する様子がうかがえます。
 
以上のように、コロナ禍で30代、40代の行動は変わり、それに伴いお金に関する意識も大きく変わったようです。コロナワクチンの接種も始まり、1日も早い収束を願うばかりです。アフターコロナは、果たして以前の生活やお金の使い方に戻るのでしょうか?
 
※SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「30代・40代の貯蓄額の平均は283万円、コロナ禍前の前回調査から91万円増加、40代では162万円の大幅増加」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部