公開日: 2021.06.07 家計

別財布の夫婦はお金が貯まらない!? バランスよく家計管理をするためのポイントは?

執筆者 : 伊達寿和

共働きの家庭では夫婦それぞれに収入があり、共通の支出をどのように負担するか、将来に向けた貯蓄をどうするかなどの悩みがあるかもしれません。
 
また、別々に財布を管理する方法ではなかなかお金が貯まらないといったケースもあるかもしれません。今回は、別財布の方法で貯蓄をするためのポイントを紹介します。
 
伊達寿和

執筆者:

執筆者:伊達寿和(だて ひさかず)

CFP(R)認定者、1級ファイナンシャルプランニング技能士、相続アドバイザー協議会認定会員

会社員時代に、充実した人生を生きるには個人がお金に関する知識を持つことが重要と思いFP資格を取得。FPとして独立後はライフプランの作成と実行サポートを中心にサービスを提供。

親身なアドバイスと分かりやすい説明を心掛けて、地域に根ざしたFPとして活動中。日本FP協会2017年「くらしとお金のFP相談室」相談員、2018年「FP広報センター」スタッフ。
https://mitaka-fp.jp

伊達寿和

執筆者:

執筆者:伊達寿和(だて ひさかず)

CFP(R)認定者、1級ファイナンシャルプランニング技能士、相続アドバイザー協議会認定会員

会社員時代に、充実した人生を生きるには個人がお金に関する知識を持つことが重要と思いFP資格を取得。FPとして独立後はライフプランの作成と実行サポートを中心にサービスを提供。

親身なアドバイスと分かりやすい説明を心掛けて、地域に根ざしたFPとして活動中。日本FP協会2017年「くらしとお金のFP相談室」相談員、2018年「FP広報センター」スタッフ。
https://mitaka-fp.jp

家計管理にはどのような方法がある?

夫婦の家計管理の方法には、大きく分けて次の3つの方法があります。
 

●財布は1つで、片方の収入だけで家計を管理する方法
●別財布にして、支出を分担して家計を管理する方法
●それぞれの財布とは別に、共通の財布を作って家計を管理する方法

 
専業主婦(夫)の家庭では片方の収入でやりくりする必要がありますので、必然的に財布は1つになります。一方、共働きの家庭ではそれぞれの財布がありますが、それ以外に共通の財布を作るかどうかで2つの方法があります。
 
共通の財布を作って管理する方法では、小遣いとしてそれぞれが使う分以外を共通の財布に入れる、または共通で使う金額を夫婦で分担して入れることになります。
 
共通の財布を作らない場合は、支出の分類ごとに担当を決めて分担しているケースが多いようです。この場合、住宅費や光熱費などの固定費と食費や雑費などの生活費で分けるといった方法があります。
 

別財布でもお金は貯められる

共通の財布を作って管理する方法では、共通で使う金額がいくらかを把握する必要があり、夫婦でお金の流れを確認することができます。また、それぞれが使う分を小遣いの形で固定額にすると、共通の財布で無駄遣いがある場合にも気付きやすいのではないでしょうか。
 
別財布では、それぞれの財布の中身が分からない点に問題があります。お互いの収入や貯蓄の状況が分からなければ、家計全体がどうなっているかも分かりません。お互いに「相手が貯蓄しているだろう」と思っていたら、実際にはどちらも貯蓄がなかったという状況にもなりかねません。
 
しかし、別財布でもお金を貯める方法はあります。それは、支出と同じように貯蓄についても分担を決める方法です。
 
まず、子どもの教育費や住宅購入の頭金など、今後必要な貯蓄について夫婦で話し合いましょう。目標の貯蓄額を決め、毎月とボーナスで貯める金額を決めます。支出の分類ごとに分担を決めている場合には、それらに貯蓄の項目を追加する形です。あとは決めた金額を別財布の状態で貯めていきます。
 

定期的に話し合う機会を作る

別財布の場合、定期的に話し合う機会を作りましょう。
 
まず、決めた金額をきちんと貯蓄できるかがポイントです。少なくとも年1回は貯蓄額をお互いにチェックすることが必要です。きちんと貯めることに不安を感じる場合は、貯蓄用口座を作り、決めた金額を入れるようにするとよいでしょう。
 
想定していなかった大きな出費が発生する場合についても決めておきましょう。大きな出費に対応できない場合に備えて、最低限持っておくべき貯蓄額を決めておく、または大型出費用の口座を作るなどの対策をしましょう。
 
また、収入に変化があった場合、負担する金額について見直しをしましょう。産休や育休で一時的に収入が減るケース、転職などで収入が変わるケースでは、状況に合わせて負担の割合を見直すことも大事です。
 
別財布であってもルールを決めて守っていけば、バランスよく家計管理をすることができます。定期的に話し合いをして貯蓄状況をチェックし、状況に合わせた見直しも忘れずにしましょう。
 
執筆者:伊達寿和
CFP(R)認定者、1級ファイナンシャルプランニング技能士、相続アドバイザー協議会認定会員