「通信速度の安定」を優先し、大手キャリアに月1万円払っています。月5000円の格安SIMにしても通信速度は基本保証されますか?
この記事では、格安SIMと大手キャリアの通信速度の比較、月5000円の予算に収まる格安SIMの選び方を解説します。
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格安SIMに通信速度の保証はない
一般的なスマホの回線は「ベストエフォート型」を採用しており、通信速度の保証はしていません。
ベストエフォート型とは、通信事業者が最大限の努力をしてサービスを提供するものの、通信速度や品質を保証しない方式です。コストを抑えられるのがメリットですが、 通信速度や品質が保証されないため 混雑時には大きく速度が低下する場合もあります。
低速モードや速度制限時に、最大1Mbpsで通信可能な格安SIMもありますが、あくまで最大値であり、常時速度を保証してはいません。なお、1Mbpsでできることは、LINEやメールの送受信やWebサイトの閲覧、音楽のストリーミング再生などです。
高画質の動画再生やオンラインゲーム、動画が多いSNSの再生などは滑らかに動作せずストレスを感じる可能性があります。
月5000円でも安定した通信速度の格安SIMはある
表にて、大手キャリアと格安SIMの速度を比較しました。
表
| 時間帯 | ドコモ(Mbps、下り/上り) | ahamo(Mbps、下り/上り) | IIJmio(Mbps、下り/上り) |
|---|---|---|---|
| 朝 | 148.52 / 12.58 | 142.97 / 15.42 | 71.68 / 16.54 |
| 昼 | 114.55 / 10.42 | 106.31 / 12.44 | 18.70 / 8.51 |
| 夕方 | 126.66 / 11.65 | 140.62 / 13.11 | 60.50 / 10.98 |
| 夜 | 102.47 / 11.94 | 91.57 / 11.20 | 49.34 / 9.44 |
| 深夜 | 150.39 / 15.06 | 117.26 / 13.31 | 85.32 / 12.52 |
※参考資料により筆者作成(参照日:2025年5月17日)
月5000円の予算があれば、通信速度が安定した「評価の高い」格安SIMを選べます。評価の高いものは、大手キャリアのサブブランドである、ahamoやUQモバイルなどです。
例えば、ahamoの場合、速度が遅くなりがちな昼の時間帯でも、大手キャリアと変わらない速度で利用できるケースが多いです。ahamoやIIJmioなどの格安SIMであれば、月5000円の予算内でも快適な通信環境を確保できます。
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おすすめポイント
・目的に合わせて選べる3プラン・100GBまで無期限に繰り越せるギガの永久繰り越し
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通信速度で悩まない格安SIMの選び方2つ
通信速度で悩まない格安SIMの選び方は、以下の2つです。
1.昼や夕方など混雑する時間帯の速度を重視する
2.サブブランドの格安SIMを選ぶ
それぞれ確認していきましょう。
1.昼や夕方など混雑する時間帯の速度を重視する
格安SIM選びでは、最大通信速度よりも混雑時の速度に注目しましょう。格安SIMは、大手キャリアの回線の一部を借りてサービスを提供しているため、スマホ利用者が多い時間帯は混雑して速度が低下します。
2.サブブランドの格安SIMを選ぶ
通信速度の安定性を重視するなら、大手キャリアのサブブランド(ahamo、LINEMO、UQモバイルなど)がおすすめです。サブブランドは、親会社と同じ回線を利用しており、混雑時でも速度が落ちにくいことがメリットです。
通信速度に妥協しない格安SIM選びで上手に節約しよう
通信速度を妥協せずにスマホ代を節約するには「混雑時でも安定した速度が出る格安SIM」を選ぶことが重要です。月5000円の予算でも、サブブランドなどを上手に活用すれば、大手キャリア並みの快適な通信環境が手に入るかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


