スマホ料金を「月7000円」払うのが嫌で「格安SIM」に乗り換えたら「月4000円」も浮いた! この料金差はなに?
しかし「安くなるってことは、なにか不便があるのでは?」と考えるのは自然なことです。
当記事では、大手キャリアと格安SIMで料金差が生まれる理由を解説します。
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大手キャリアと格安SIM、なぜ料金に差が出るの?
大手キャリアと格安SIMで、大きな料金差が生まれるのはなぜでしょうか。理由を見ていきましょう。
大手キャリアの料金が高い理由
大手キャリアの料金が高いおもな理由は、全国各地に直営店や販売店を展開し、対面でのきめ細やかなサポートを提供しているためです。店舗での対面サポートには、施設の維持費や人件費が多くかかり、これらの費用が料金に反映されます。
また、大手キャリアは自社で通信網を整備しており、膨大な基地局の建設・維持や、5Gなどの最新技術への投資に対して、莫大(ばくだい)なコストがかかっています。
さらに、キャリアメールや自社決済サービス、特定のエンタメコンテンツといった大手キャリアならではの付加価値サービスを提供している点も、料金を高騰させている要因のひとつです。
格安SIMの料金が安い理由
格安SIMは、ビジネスモデルに大きな特徴があり、安価な料金設定を実現しています。
格安SIMを提供している事業者は、大手キャリアなど通信設備を持つ会社から通信回線を借りてサービスを提供しています。そのため、自社で大規模な基地局インフラを整備する必要がなく、コストを大幅に削減できるのです。
また、多くの格安SIMは、オンラインでの契約・サポートを中心とし、実店舗を持たない、あるいは限定的な店舗展開にすることで、コストを抑えています。
さらに、大手キャリアに比べて広告宣伝費を抑えているケースも多く、その分が安価な料金サービスに還元されているといえるでしょう。
料金差の目安
総務省の「電気通信サービスに係る内外価格差調査 ―令和6年度調査結果(概要)―」では、各国の主要都市における携帯電話サービスの料金動向を確認できます。
国内における大手キャリアと格安SIMの料金差を見てみると、スマートフォン5Gにおける5GBのデータ容量では、月額にして1500円程度の差が生じていることが分かります。
元々大手キャリアで加入していたプランやオプションなどによっては、今回の事例のように、格安SIMに乗り換えることで「月4000円」節約できるケースもあるでしょう。
お得な格安SIMの使い勝手は? 大手キャリアに劣らない基本機能
お得な格安SIMに対して「安かろう悪かろう」と考える方もいるでしょう。しかし、実際は、格安SIMでも、日常使いにおいて大手キャリアと遜色ない利用が可能です。
格安SIMは、大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、基本的な通話品質は大手キャリアとほぼ同等です。
データ通信速度については、回線が混雑する時には一時的に速度が低下する可能性もありますが、WebサイトやSNS、動画視聴など、普段使いの場面では問題なく使用できるでしょう。
また、通信エリアも、大手キャリアの電波が届く場所であれば、基本的に格安SIMでも問題なく利用できます。
お得な格安SIMは機能面でも大手キャリアに劣らないと考えられる
大手キャリアと格安SIMの料金差は、提供しているサービスやサポート体制、インフラ維持にかかるコストの違いにあります。
しかし、基本的な機能では両者に大きな違いはなく、格安SIMはお得でありながら、大手キャリアに劣っていない機能性を持つことが分かりました。格安SIMを賢く活用して、スマホ代を節約していきましょう。
出典
総務省 電気通信サービスに係る内外価格差調査-令和6年度調査結果(概要)-
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


