「月3GBで1000円以下」…小学生にスマホを持たせるなら格安SIMの5GB以内のプランで足りる?
当記事では、小学生のスマホが格安SIMの5GB以内のプランで足りるのかや格安SIMを選ぶポイントなどを解説します。
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目次
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おすすめポイント
・目的に合わせて選べる3プラン・100GBまで無期限に繰り越せるギガの永久繰り越し
・音声通話SIMならお客様負担0円でスマホ修理費用保険がついてくる
・U-NEXT付きプランならギガもエンタメも楽しめる
小学生のスマホはたいてい格安SIMの5GB以内のプランで足りる
小学生のスマホは、使い方次第で格安SIMの5GB以内のプランでも十分に足りるでしょう。
こども家庭庁の「令和5年度青少年のインターネット利用環境実態調査(速報)令和6年2月」によると、小学生がスマホを利用する目的は、動画視聴やゲーム、勉強とされています。
実際のスマホ利用が、メッセージのやり取りや学習アプリを活用した勉強程度であれば、月5GB以内のプランでも十分ですが、Wi-Fiを利用しない環境で、頻繁に動画視聴やオンラインゲームをする場合は、すぐに容量の上限に達してしまうことが考えられます。
上限に達すると通信がスムーズにできない可能性もあるため、用途に合わせたデータ量の契約が大切です。
月1000円以下で利用できる小学生向け格安SIM3選
表1では、月1000円以下で利用可能な小学生向けの格安SIMをまとめました。
表1
| キャリア | 月額料金(税込) | データ容量 | フィルタリング機能 |
|---|---|---|---|
| IIJmio | 950円 | 5GB | 有:396円/月 |
| LINEMO | 990円 | 3GB | 有:無料 |
| y.u mobile | 1070円〜 | 5GB〜 | 有:330円/月 |
※参考資料より筆者作成
IIJmioは、5GBまで1000円以下の料金で使用できます。1000円以下で利用できる格安SIMの中ではデータ容量が豊富なため、多少動画視聴の時間が長くなっても安心です。
LINEMOは、ソフトバンクのサブブランドにあたり、安定した通信速度が魅力です。また、子どもをスマホの危険から守る「フィルタリング機能」が無料で提供されている点も評価できます。
y.u mobileは、シンプルで分かりやすい料金プランと、大容量でも安心できる仕組みが特徴です。さらに余ったデータは翌月以降に繰り越し(100GB上限)可能です。
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小学生に格安SIMを選ぶ3つのポイント
格安SIMを選ぶ際は、以下3つのポイントを確認して、小学生でも安心して利用できるものにしましょう。
1.フィルタリング機能の有無
小学生用の格安SIMを選ぶ際は、フィルタリング機能や見守り機能の有無を確認しましょう。保護者が気付かないトラブルが多く潜んでいます。
特に、小学生は、自分でもよく分からないうちに、悪質なコンテンツや不適切なサイトにアクセスする危険があります。しかし、フィルタリング機能があれば、子どもに有害な情報の遮断やアプリ管理ができるため、安心してスマホを持たせられます。
2.利用用途に合ったプラン
小学生用に格安SIMを探す際は、利用する目的に合わせたプラン選びが大切です。例えば、LINEのやり取りやWeb検索がメインの場合は3GBで十分です。しかし、長時間の動画視聴をすることが頻繁な場合は検討したほうがいいでしょう。
目的に合わせて、よりデータ量が大きいプランやデータ使用量に応じて料金が変動するプランを検討すると、満足度は高くなります。
3.通信速度の安定性
格安SIMは、大手キャリアから通信回線を借りてサービスを提供しているため、利用者が多い時間帯はつながりにくい傾向にあります。そのため、スマホで動画学習を行う場合、スムーズな視聴ができずに学習に集中できなくなる可能性があります。
契約する前には、通常時の通信速度だけでなく、混雑しやすい夕方や夜の時間帯の速度をチェックしておきましょう。
使い方に合わせた格安SIMでスマホライフを快適にしよう
小学生は、使い方次第で5GB以下の格安SIMでも十分快適に利用できます。ただし、Wi-Fiを使用せずにYouTubeや音楽のストリーミング再生を頻繁に行う場合は、データが不足するケースもあります。
親子で使い方を話し合い、目的に合わせた格安SIMを選んで、スマホをお得に利用しましょう。
出典
こども家庭庁 令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報) 令和6年2月
総務省 上手にネットと付き合おう!安心・安全なインターネット利用ガイド
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


