子どものスマホの通信料は3ギガにしていますが「足りない」とクレームが…!格安SIMでデータ無制限にしたらかなり金額が変わるのでしょうか?
この記事では、通信料の使用実態と、格安SIMの無制限プランを使うことでどれほどの差が出るのかを、具体的に解説します。
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目次
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おすすめポイント
・目的に合わせて選べる3プラン・100GBまで無期限に繰り越せるギガの永久繰り越し
・音声通話SIMならお客様負担0円でスマホ修理費用保険がついてくる
・U-NEXT付きプランならギガもエンタメも楽しめる
3ギガは十分? それとも足りない? 子どものスマホ使用実態
まず前提として、スマホの通信量(ギガ)の消費は、使い方によって大きく変わります。
例えば下記のとおりです。
・LINEのトークや音声通話中心:1GB/月でも十分
・YouTubeを毎日1〜2時間視聴:3GBはすぐ消える
・SNS(Instagram・TikTok)を頻繁に使う:無制限プランの方がいい可能性も
特に高校生は、学校の休み時間や通学中に動画を観たり、音楽をストリーミング再生したり、通信量を多く使う傾向があります。「3ギガでは足りない」と感じるのは、今や珍しいことではありません。
格安SIMなら「データ無制限」でも月額料金が安くなる?
大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)で大容量プランを契約すると、月額5000円〜8000円前後が相場です。一方で、格安SIMでは“無制限”または“大容量”プランがより安価に提供されています。
表1にて、代表的なプランを比較してみましょう。
表1
| プラン名 | 月額料金 (税込) |
容量 | 通信速度制限の有無 |
|---|---|---|---|
| 大手キャリア(例) | 約7000円 | 無制限 | 高速(混雑時は制限あり) |
| mineo パケット放題Plus | 2200円 | 無制限(最大1.5Mbps) | 高速通信ではないが動画は視聴可 |
| UQモバイル 15GBプラン | 2728円 | 15GB | 超過後は最大1Mbpsの制限あり |
※参考資料を基に筆者作成
このように、格安SIMを活用することで、通信量が多い子どものスマホ代も月3000円以内に抑えることが可能です。さらに、家族でまとめて契約すれば割引が適用されることもあります。
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・音声通話SIMならお客様負担0円でスマホ修理費用保険がついてくる
・U-NEXT付きプランならギガもエンタメも楽しめる
通信速度の違いに注意! 「無制限=ストレスなし」とは限らない
「データ無制限」と聞くと、何でも自由に使える印象がありますが、格安SIMの多くは通信速度に制限があるため、次の点には注意が必要です。
・混雑時(昼休み・夕方)は速度が落ちる
・「最大1.5Mbps」の制限でもYouTube(低画質)は見られるが高画質は厳しい
・オンライン授業やZoom会議などには向かない場合がある
そのため、「どの程度の速度が必要か?」を用途ごとに判断し、子どもにも理解させることが大切です。高速通信が必要ない用途(SNS・LINE・低画質動画視聴など)であれば、格安SIMの無制限プランでも十分に満足できるでしょう。
「無制限プラン」に変える前に確認しておくべきこと
格安SIMへ切り替える前に、以下のような点を親子で確認しておくと、後悔を防げます。
・どんな用途にどれだけギガを使っているか?(アプリの設定で確認可能)
・自宅にWi-Fiがあるか?(Wi-Fi環境があれば無制限プランは不要なことも)
・回線速度に制限があることを子どもが理解しているか?
・SIMロック解除など端末の対応状況はどうなっているか
・サポート対応が必要な場合、オンライン手続きで困らないか
特に、「動画を毎日長時間見る」場合は、自宅Wi-Fi+格安SIM(3〜5GB)という組み合わせがコスパ最強となることも多いため、一度通信環境を見直すことをおすすめします。
まとめ
「3ギガじゃ足りない」と子どもに言われたとき、すぐに高額な大手キャリアのプランに変更するのではなく、格安SIMや使い方の見直しで解決できる可能性があります。
特に、格安SIMのデータ無制限や大容量プランを上手に選べば、月額3000円前後で十分に満足できる通信環境が手に入ります。ただし、通信速度の制限やサポート体制には違いがあるため、用途と子どもの使い方に合った選択をすることが大切です。
家庭の通信費を抑えつつ、子どもも快適にスマホを使えるように、今一度契約内容を見直してみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


