子どものスクリーンタイムが「1日6時間」でびっくり!月20GBでは足りない?大容量無制限プランを安く利用するには?
今回は、「スクリーンタイムが長い家庭で通信量は足りているのか?」「大容量・無制限プランを安く利用するにはどうしたらいいか?」という疑問に答えながら、現実的なプラン選びのポイントを解説します。
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1日6時間のスマホ利用でデータ通信量はどれくらい?
まずは、スマホを1日6時間使う場合、実際どのくらいの通信量を消費しているかを確認しましょう。使い方によって通信量は大きく異なりますが、表1のような目安があります。
表1
| 利用内容 | 1時間あたりの通信量(目安) | 1日6時間 × 30日 の合計通信量 |
|---|---|---|
| YouTube(中画質) | 約500MB | 約90GB |
| TikTok・Instagram | 約300MB | 約54GB |
| 音楽ストリーミング(Spotify等) | 約100MB | 約18GB |
| Web・LINE・ニュースなど | 約30MB | 約5GB〜6GB |
※筆者作成
このように、動画やSNSを中心に使っている場合、月に50GB〜90GB程度は使ってしまう可能性があります。 1日6時間のスクリーンタイムがある方にとって、月20GBでは確かに不足してしまう利用スタイルといえるでしょう。
「大容量・無制限プラン」はどう選べば安く抑えられる?
通信量が増えてくると、次に気になるのは「費用」。大手キャリアの無制限プランは安心ですが、月7000円〜9000円と高額なことも多いため、格安SIMの活用が検討されます。
表2に、代表的な「大容量・無制限系」の通信プランを比較してみましょう。
表2
| プラン名 | 月額料金(税込) | 容量 | 通信速度制限の有無(注意点) |
|---|---|---|---|
| ドコモ ahamo大盛り | 4950円 | 100GB | 速度制限なし(超過で1Mbps) |
| 楽天モバイル | 最大3278円 | 実質無制限 | 一部エリアは5GB超で1Mbps |
| mineo パケット放題Plus | 2200円 | 無制限(1.5Mbps) | 通信速度はやや低速(動画視聴可) |
| povo(トッピング制) | 2700円(20GB) | 追加で60GB=6490円 | 無制限はなし・必要分を都度購入 |
※筆者作成
ポイントは、高速通信が本当に必要かどうかを見極めることです。YouTubeを中画質で見る程度であれば、1.5Mbps程度の速度でも問題ないため、mineoなどの低速無制限プランがコスパ面で有利といえます。
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子どもの使いすぎを防ぐためにも「ギガ管理」機能を活用しよう
無制限プランを使えば通信量の心配は減りますが、使いすぎ=スマホ依存のリスクが高まる可能性もあります。そうした場合には、「ギガの利用状況」や「アプリごとの使用時間」が確認できるスマホの管理機能やアプリを活用しましょう。
代表的な機能は下記のとおりです。
・iPhone:「スクリーンタイム」でアプリ別の使用時間・通信量が可視化
・Android:「Digital Wellbeing」で使用状況を制限・通知
・各キャリアアプリ:「データ通信量の上限設定」が可能
「データが足りないからイライラする」前に、自分の使い方を見直す習慣をつけることも、子どもにとって重要な金銭・時間教育になります。
まとめ
スマホのスクリーンタイムが1日6時間を超えている場合、月20GBでは足りなくなるケースが非常に多いです。動画やSNS中心の使い方であれば、最低でも50GB以上の容量が必要になることもあります。
ただし、通信費を抑えながら使い放題を実現したい場合は、格安SIMの無制限プランや1.5Mbps制限プランの活用が有効です。利用目的に応じて、速度の優先度とコストを天秤にかけて検討することで、最適な選択ができるはずです。
また、通信量とともにスマホの使用時間の管理も忘れずに。家庭内でルールをつくり、親子で話し合いながらスマートにスマホを活用しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー


