このARUHIの住宅ローンの団信が2018年6月にリニューアルされました。保障範囲がより広くなったと評判の団信について、詳しく見ていきます。
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監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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目次
ARUHIの住宅ローンの団信を紹介
ARUHIの団信は一般の団信よりも手厚い保障が付けられると評判です。
通常であれば、死亡や高度障害が残ったときしか保険金が支払われない団信が多いです。しかしARUHIの場合、がんや生活習慣病にかかった場合でも保障の受けられるようなプランを用意しています。
ARUHIの用意する5種類の団信とは
ARUHIは5種類の団信をラインアップしていて、こちら側で自由に選択できるようになっています。ひとつずつ説明していきます。
①一般団信
一般団信は従来の団信と基本的には一緒で、ローンの借り入れをしている人が死亡した、もしくは高度障害状態で余命6カ月以内と診断された場合、住宅ローンの残高が保険金として支給されます。つまり家族にローンの返済義務はありません。
②がん団信
がん団信は文字どおり、がんと診断された場合に保険金が支払われます。ただし全額ではなく、住宅ローン残高の半分が給付されます。がんはステージに関係なく、のちに完治した場合でも保険金の返金義務はありません。
③がん団信プラス
こちらもがん保険なのですが、がんと診断されると残高全額支払われる保障内容です。こちらもステージは無関係で、完治した後に保険金を返還する必要もありません。さらに、がんと診断されると給付金が支払われることも特徴となっています。
がん団信は、借入金額1000万円、金利(一般団信込)年1.0%、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なしの場合、月々の保険料が一般団信プラス240円なのに対し、がん団信プラスは710円とやや高めです。
④生活習慣病団信
生活習慣病団信は、一般団信プラス10種類の指定された生活習慣病と診断され180日以上入院した場合、住宅ローンの残高全額が支払われます。入院保障もついてきます。5日以上連続で入院した場合、給付金10万円が支払われます。また31日以上の連続入院で、月々のローン返済額が保険金として支払われます。
保障は手厚いですが、借入金額1000万円、金利(一般団信込)年1.0%、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なしの場合月々1180円団信よりも保険料がかかります。
⑤ワイド団信
ワイド団信は従来と比較して、条件が緩和されています。一般団信にはうつ病や高血圧症、糖尿病、肝機能障害などの持病があると加入できません。しかしワイド団信なら、加入できる可能性があります。
ARUHIの団信に加入するには?
ARUHIの団信に加入するには、ARUHIスーパーフラット/ARUHI変動Sを利用していることが条件となっています。ARUHIフラットαの場合、加入できるのは一般団信のみになるので注意しましょう。
加入できる人は以下になります。
●一般団信・ワイド団信・・・18歳以上65歳以下
●その他のがん団信・がん団信プラス・生活習慣病団信・・・18歳以上50歳以下
※どの団信でも最終返済時の年齢が満81歳未満であることが条件
主債務者のほかにも、連帯債務者でも加入は可能です。
ARUHIの団信への加入は必須か?
ARUHIではフラット35やフラットα、スーパーフラットなどの住宅ローン商品を販売しています。
これらのローンを組むにあたって、必ずしもARUHIの団信のいずれかに加入する義務はありません。あくまでも任意です。
ほかの生命保険同様、すべての申込者が保険に入れるわけではありません。もしかすると申し込んでも健康状態などで、加入の認められない可能性があります。その場合でも住宅ローンの審査そのものに問題なければ、団信なしでARUHIのローンを組むことは可能です。
ARUHIの団信の特色について紹介
先ほどご紹介したとおり、ARUHIでは全部で5種類の団信を用意していて、自分たちの要望や条件にフィットするものを選択できます。
保険料を少し上乗せすれば、従来よりも手厚い保障が受けられます。加えて付帯サービスもありますので、商品の特色についてみていきましょう。
それぞれの要望にマッチした手厚い保障にできる
ARUHIの団信では、がんや生活習慣病にかかった場合でも保障を受けられる商品があります。
がんや生活習慣病にかかると、長期入院を余儀なくされる可能性はあります。その結果、収入が激減、ゼロになってしまう人も出てくるでしょう。
ARUHIなら、このような経済的に厳しくなってもローンの返済義務を回避できるかもしれません。マイホームから追い出されるような事態を回避できるでしょう。
またワイド団信によって、これまで健康状態を理由に加入できなかった人も広く受け入れられるようになりました。持病や既往症があって団信に加入できるか心配な人は、ワイド団信への申し込みも視野に入れましょう。
付帯サービスが充実
こちらの団信の特徴として見逃せない点として、付帯サービスが充実していることも挙げられます。
主なサービスとして、セカンドオピニオンサービスと24時間電話健康相談サービスがあります。
セカンドオピニオンサービスとは、現在何かしらの診療を受けている人が対象です。総合相談医が在籍していて、現在受けている診断に関する見解が聞けます。
別の医者に診断してもらうことで、より自分の体の現状を把握できます。そしてより正しい治療方針を立てることができます。ARUHIには各分野の専門医が在籍しているので、どのような病気やケガにも対応できます。
24時間電話健康相談サービスは、医師や保健師、看護師など医療の専門家が各種電話相談に対応してくれるサービスです。健康以外のも育児や介護、メンタルヘルスなどの相談を受け付けています。年中無休・24時間いつでも相談できるのが魅力です。団信加入者のほかにも、その家族も利用可能です。
ARUHI住宅ローンの評判は? 口コミを紹介
ARUHI住宅ローンの評判はどうでしょうか? 実際に利用した人の口コミを以下に紹介しますので、参考にしてみてください。
自分で主体的に手続きする必要はあるが、書類が分かりやすく、また、審査も比較的簡単に済み、手続きに時間がかからなかった。
サポートがほとんどないので、自分で資料を見て、勉強をしながら、手続きを進めなければならないのが大変だった。
(Financial Field調べ)
ARUHIの住宅ローンの概要
ARUHIの住宅ローンを利用している人対象に、ここまで紹介した団信を提供しています。ではそもそもARUHIの住宅ローンはどのような商品か気になるでしょう。ここでは住宅ローンの概要について簡単に見ていきます。
ARUHIの住宅ローンの種類
ARUHIは3種類の住宅ローンをラインアップしています。
・フラット35
・スーパーフラット
・変動S
フラット35年は35年間の長期ローンで、無理のない返済ができます。しかも全期間固定金利なので、返済途中で金利が変わることもないです。
スーパーフラットは頭金10~50%用意できる人にはおすすめです。金利が優遇されるので、返済総額を少なくできます。
最後の変動Sは変動金利による住宅ローンです。審査がスピーディーと評判です。自分たちの事情にマッチするローンに申し込みましょう。
審査がスピーディー
ARUHIの住宅ローンが人気の理由として、審査がスピーディーな点が挙げられます。
例えばフラット35はほかの金融機関でも取り扱っています。しかし審査結果が出るまでにかなり時間がかかります。数週間単位でかかるものと思ったほうがいいです。
一方ARUHIの場合、フラット35だと最短6日で結果が出ると言います。圧倒的な早さです。ちなみに変動Sはさらに早いです。最短で5日で結果が出ます。しかもARUHIではさらに審査期間を短縮化させたいとしており、有料ではありますが、最短3日で結果が出るARUHI ファストパスというサービスもあります。
関連記事「ARUHI(アルヒ)の住宅ローンのメリット・デメリットを解説!」
ARUHIの住宅ローン団信で手厚い保障を付けよう
これまでの団信は、基本的にローンを組んでいる人が亡くなる、もしくは高度障害にならないと保険金が出ない仕組みになっていました。しかし、死亡もしくは高度障害以外でも大病を患った場合、当面仕事ができず経済状態も厳しくなるでしょう。
ARUHIの団信は、がんや生活習慣病と診断された場合でも一定の保険金もしくは給付金が出る仕組みになっています。このような団信であれば、自分の健康に何か問題が起きた場合でもローンの心配をする必要がなくなります。
住宅ローンは20年や30年などの長期の返済期間となることが多いです。今は問題なくても、今後何が起こるかわかりません。もしものことを考えて、マイホームを購入する際には団信のことにも注意を払っておきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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