更新日: 2023.05.11 住宅ローン
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンってどうなの? FPがプロの視点からレビュー! [PR]
今回はARUHI(アルヒ)の住宅ローン特徴について解説します。
執筆者:新井智美(あらい ともみ)
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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目次
ARUHI(アルヒ)住宅ローンの利用条件って?
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンを利用する際の条件は以下のとおりです。
申込者に関する条件
・申込時の年齢が満70歳未満であること。(親子リレー返済を利用の場合は、満70歳以上でも申し込み可)
・日本国籍であること、永住許可を受けていることまたは特別永住者であること。
返済負担率に関する条件
ARUHI(アルヒ)の住宅ローン以外のローン(自動車ローン、教育ローンなど)の全ての借り入れにおける総返済負担率が以下のとおりであること。ちなみに総返済負担率とは、年収に占める年間合計返済額の割合のことをいいます。
・年収400万円未満の場合30%以下、400万円以上の場合35%以下
使い道に関する条件
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの使い道は申込者本人または申込者の親族が住むための新築住宅の建設・購入資金または中古住宅の購入資金に限定されます。
住宅に関する条件
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンでは、借り入れの対象となる住宅に一定の基準を設けています。基準の詳細については以下のとおりです。
・住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合する住宅であること。
・住宅の床面積が、図表1の基準に適合すること。
ちなみに店舗付き住宅などの併用住宅の場合は、住宅部分の床面積が非住宅部分(店舗、事務所等)の床面積以上であることが必要です。
【図表1】
一戸建て住宅、連続建て住宅、重ね建て住宅の場合 ※連続建て住宅:共同建て(2戸以上の住宅で廊下、階段、広間などを共用する建て方)以外で、 2戸以上の住宅を横に連結する建て方。 ※重ね建て住宅:共同建て以外の建て方で、2戸以上の住宅を上に重ねる建て方。 |
70平方メートル以上 |
共同建ての住宅(マンションなど)の場合 | 30平方メートル以上 |
ちなみに、敷地面積に対する要件はありません。
借入額および借入期間に関する条件
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの借入額は、100万円以上8000万円以下(1万円単位)で、建設費または購入価額(非住宅部分を除く)以内となっています。店舗、事務所などの非住宅部分は借入対象外となります。
また、借入期間については、15年(申込者本人または連帯債務者が満60歳以上の場合は10年)以上で、かつ、次に挙げる2つのいずれか短い年数(1年単位)が上限となります。
1.「80歳」-「申込時の年齢(1年未満切り上げ)」
この計算において、年収の50%を超えて合算した収入合算者がいる場合には、申込者本人と収入合算者のうち、高い方の年齢を基準とします。また、親子リレー返済を利用の場合は、収入合算者となるか否かにかかわらず、後継者の年齢を基準とします。
2.35年
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの利用にあたっては、ほかの金融機関でよくあるような年収や勤続年数などの条件がありません。したがって、自営業者や転職して間もない方でも安心して申し込むことができる点は、ARUHI(アルヒ)を利用する最大のメリットといえるでしょう。
また、通常住宅ローンを申し込む際には団体信用生命保険への加入が義務付けられていますが、ARUHI(アルヒ)では加入は任意となっています。
さらに団体信用生命保険に加入しない場合は借入金利がさらに0.2%から0.28%低くなります。健康状態に不安がある方でも低い金利で住宅ローンを申し込めるという点は、該当する方にとっては最大の魅力といえるのではないでしょうか。
ARUHI(アルヒ)住宅ローンの特長と注意点
では、ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの特長と利用する際の注意点についてみていきましょう。まずは、5つの特長をみてみましょう。
特長1:スピーディーな審査対応
住宅ローンを申し込むと、まず事前審査を行い、次に本審査へと移ります。ARUHI(アルヒ)の住宅ローンで「店舗申し込み」を行うと、事前審査の審査期間は最短当日とされています。そして本審査の審査期間はかなり短く、最短3営業日となっています。
特長2:諸費用の一部が融資の対象となる
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンでは、仲介手数料や住宅ローンの事務手数料などを、借入金額に含むことができます。
特長3:保証人および繰り上げ返済手数料が不要
保証人や繰り上げ返済手数料が不要となることで、諸費用の負担を軽減することができます。
特長4:返済口座が全国1000以上の金融機関から選択可能
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンでは、返済口座を全国1000以上の金融機関から選ぶことができます。すでに開設している口座を返済口座に設定することで、住宅ローンの返済のために新たな口座を作る手間を省くことができます。
特長5:付帯保険が充実している
病気やけがに備えたARUHI 全疾病保障(入院一時金付)を用意しています。また、ARUHI(アルヒ)を利用した場合には、一般に契約する場合と比べて割安な保険料で火災保険に加入することが可能です。
次に、注意点を3つみてみましょう。
注意点1:頭金を用意する必要がある
基本的にARUHI(アルヒ)の住宅ローンを利用する場合は1割以上の頭金を用意する必要があります。
注意点2:新規借り入れの場合、指定できる返済口座に条件がある
全国1000以上の金融機関から返済口座を選ぶことができるのがARUHI(アルヒ)の特長ですが、新規借り入れの場合、返済口座として指定できるのは、給与口座、もしくは生活口座となることに注意が必要です。
生活口座とは、毎月一定額の入金があり、生活費(家賃、公共料金、保険料など)の支払いに利用している口座をいいます。
注意点3:事務手数料が借入金額の2.2%必要となる
ARUHI(アルヒ)住宅ローンの事務手数料は借入金額の2.2%(税込み)と全国的には高めの設定となっています。
10万円以下の定額設定としている金融機関が増えてきていることからも、住宅ローンの申し込みの際には事務手数料のみならず、保証料などの諸費用総額をきちんと確認する必要があるといえるでしょう。
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンを利用する際には頭金が必要となりますが、どうしても頭金を用意することが難しい方もおられるでしょう。そういった場合に活用したいのが、ARUHI(アルヒ)フラット35(融資比率9割以下)とARUHI(アルヒ)フラットαの組み合わせです。
さらに、借り入れて数年後に一部繰り上げ返済を考えている場合であれば、ARUHI(アルヒ)フラットαの方を早めに返済し、 残りの返済をARUHI(アルヒ) フラット35だけにすることで、金利が低いARUHI(アルヒ) フラット35(融資比率9割以下)のメリットを生かすことができます。
事務手数料について、ARUHI(アルヒ)ではWebから新規借り入れの申し込みを行った場合は半額の1.1%となります。対象商品や利用条件の制限はあるものの、それをクリアできるのであればWebからの申し込みがおすすめです。
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ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの手数料はいくら? 諸費用の項目など解説
ARUHI(アルヒ)住宅ローンに向いているのはこんな人!
毎月の返済額を返済完了まで固定にしたい人
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンは固定金利ですので、一部繰り上げ返済で「返済額軽減型」を選ぶ以外、完済までの毎月の返済額が変わることはありません。毎月の返済額が変わらないということは、今後のライフプランにおける返済契約が立てやすいということにつながります。
持病があるなど、健康状態に不安がある人
住宅ローンを申し込む際には団体信用生命保険への加入が必須となります。しかし持病があるなどで団体信用生命保険への加入が難しい人もいるでしょう。そのような方にも利用できるのがARUHI(アルヒ)の住宅ローンです。
現在の雇用形態や収入状況に不安がある人
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの利用条件には、年収や勤続年数などの縛りがありません。個人事業主や契約社員、派遣社員のほか、転職したばかりで勤務年数が少ない人などでも申し込むことができます。
ARUHI(アルヒ)宅ローンの契約までの流れと期間
ARUHI(アルヒ)住宅ローンの契約までの流れと期間については以下のとおりとなっています。
申し込みから契約にいたるまでの流れ
1.来店予約:電話もしくはインターネットから申し込むことができます。新規借り入れの場合は同時に事前審査を申し込むことも可能です。
2.申込書および必要書類の提出:店舗窓口で記入するか、郵送にて提出の2つの方法が用意されています。
3.本審査:提出された書類をもとに本審査が実施されます。
4.契約手続き:本審査に通過すると審査手続きに入ります。住宅ローンの金銭消費貸借契約の説明を受け、契約を行うことになります。
5.融資実行:契約手続きの際に指定した日に融資が実行され、あわせて購入した住宅に対して抵当権設定が設定されます。
審査期間はどのくらい?
あくまで最短の場合ですが、仮審査については即日、本審査については3営業日となっています。
しかし、これは審査が全てスムーズに行えた場合です。もし提出した書類に不備があった場合は再提出する必要が発生したり、ほかにも審査内容に時間がかかったりすることも想定し、実際に申し込んでから融資を受けるまでの期間については1週間から2週間程度を考えておくとよいでしょう。
まとめ
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンでは、本文で紹介した特長以外にも、条件を満たす場合にさらに金利を安くしてくれる制度が数多く用意されています。
また、「ARUHI暮らしのサービス」など、ARUHI(アルヒ)の住宅ローンを利用している方に向けたサポートが充実しているところもARUHI(アルヒ)が多く選ばれている理由といえるでしょう。自分がARUHI(アルヒ)の住宅ローンに向いていると感じるのであれば、ぜひ検討の一つに入れておくことをおすすめします。
[出典]
・アルヒ株式会社 ARUHI フラット35
・アルヒ株式会社 【フラット35】ならARUHI
執筆者:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
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