一度辞めた会社に「出戻り転職」する人もいるそうです。年収や働きやすさは、最初にいた頃とどれくらい変わるのでしょうか?
本記事では、出戻り転職の実態や待遇の変化、注意点について解説します。
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出戻り転職とは? 最近増えている理由
出戻り転職とは、一度退職した会社に再び入社することを指します。以前はあまり一般的ではありませんでしたが、近年は人材不足や働き方の多様化を背景に、企業側も出戻り社員を受け入れるケースが増えています。
企業にとっては、業務内容や社風をすでに理解している人材を採用できるというメリットがあります。新しく一から教育する必要がないため、即戦力として期待されやすいのです。一方で求職者側にとっても、職場の雰囲気や仕事内容を把握したうえで戻れるため、「入社してみたら想像と違った」というミスマッチが起きにくいという利点があります。
ただし、以前とまったく同じ条件で戻れるとは限りません。会社の体制や給与制度の変更、本人の退職後の経験やスキルによって、給与や役職、担当する業務内容が変わることもあります。
出戻り転職で年収は上がる? 下がる?
出戻り転職で最も気になるのが年収の変化です。必ずしも上がるわけではなく、場合によっては下がることもあります。
年収が上がるケースとしては、転職後にスキルや経験を積んでから戻る場合が挙げられます。他社でマネジメント経験を積んだり、専門性の高いスキルを身につけたりしていると、以前より高いポジションや給与で再雇用される可能性があります。この場合、企業側も「外で成長した人材」として評価するため、条件が改善されやすくなります。
一方で、特別なスキルアップがないまま戻る場合は、以前と同等か、それ以下の条件になることもあります。特に、退職時の評価や在籍期間が短かった場合は、企業側が慎重になることがあります。その結果、年収が下がるだけでなく、役職がつかない状態での再スタートになることも考えられます。
そのため、出戻り転職を検討する際は「自分がどのような価値を提供できるのか」を明確にすることが重要です。
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働きやすさや人間関係はどう変わるのか
出戻り転職の大きなメリットの1つは、職場環境をある程度理解したうえで働ける点です。仕事内容や社内のルール、人間関係の雰囲気を知っているため、新しい職場に比べてストレスは少なくなる傾向があります。
ただし、注意したいのは、環境が変わっている可能性があることです。上司や同僚が入れ替わっていたり、会社の方針が変わっていたりすることもあります。以前と同じ感覚で戻ると、ギャップを感じることもあるでしょう。
また、周囲からの見られ方にも変化があります。「なぜ戻ってきたのか」といった視線を感じることもあり、最初は気まずさを覚えるかもしれません。ただし、仕事で成果を出していくことで徐々に信頼を取り戻すケースも多く見られます。
このように、一般的には働きやすさが高い傾向にあるとされていますが、完全に以前と同じ環境とは限らず、状況が変わっている可能性があることを理解しておくことが大切です。
出戻り転職で後悔しないための考え方
出戻り転職は、条件や状況次第では非常に良い選択になる一方、安易に決定すると後悔する可能性もあります。特に「以前のほうが良かった」という過去の印象だけで戻ると、期待と現実のギャップに悩むケースがあります。
まずは、なぜ一度退職したのかを振り返ることが重要です。その理由が解消されていない場合、再び同じ不満を抱える可能性があります。人間関係や労働時間が原因で辞めた場合、それが改善されているかを事前に確認する必要があります。
また、条件面についても遠慮せずに確認しましょう。年収や役職、業務内容について曖昧なまま入社すると、「思っていた条件と違う」という事態になりかねません。事前にしっかりと話し合うことで、ミスマッチを防げます。
出戻り転職は、経験を生かしてより良い働き方を実現するチャンスでもあります。自分のキャリアを見直し、納得できる条件で再スタートを切ることができれば、以前よりも充実した働き方につながるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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