年収は「520万円」ですが、転勤の可能性があり、家を買うタイミングで迷っています。妻に「転勤がない会社に移った方が安心」と言われましたが、年収が下がっても転職するメリットはあるのでしょうか?

配信日: 2026.05.13
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年収は「520万円」ですが、転勤の可能性があり、家を買うタイミングで迷っています。妻に「転勤がない会社に移った方が安心」と言われましたが、年収が下がっても転職するメリットはあるのでしょうか?
マイホームの購入を考え始めると、「今買うべきか、それとも待つべきか」で悩む人は少なくありません。特に転勤の可能性がある場合は、「せっかく買った家に住めなくなるかもしれない」という不安もあります。
 
本記事では、転勤リスクがある中で家を購入する際の注意点や、転勤のない働き方を選ぶメリット・デメリットについて解説します。
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転勤の可能性があると家の購入で悩みやすい理由

家の購入は、多くの人にとって人生最大級の支出です。そのため、「本当に今買って大丈夫なのか」と慎重になるのは自然なことです。特に転勤の可能性がある場合は、将来の生活が見えにくくなります。
 
例えば、家を購入した数年後に遠方へ転勤になった場合、単身赴任を選べば生活費が二重になります。家族全員で引っ越す場合でも、せっかく購入した家が空き家になる可能性があります。
 
空き家のままでも、住宅ローンや固定資産税は払い続けなければなりません。また、建物は人が住まないと傷みやすくなるため、定期的な管理も必要になります。そのため、「転勤のない会社なら安心して家を買えるのでは」と考える人も多いのです。
 
特に子どもがいる家庭では、転校の問題もあります。教育環境を安定させたいと考えると、勤務地が固定される安心感は大きいでしょう。一方で、転職によって年収が下がると、住宅ローンの返済計画に影響する可能性があります。そのため、収入と働き方のバランスを慎重に考える必要があります。
 

年収が下がっても「転勤なし」の働き方にメリットはある?

転勤がない会社へ転職すると、生活設計を立てやすくなるメリットがあります。転勤がある会社では、「いつ引っ越すかわからない」という状態が続きます。そのため、住宅購入だけでなく、子どもの進学や親の介護など、長期的な予定も立てにくくなります。
 
一方、勤務地が固定されると、将来の見通しを持ちやすくなります。家族にとっては、安心感につながるでしょう。また、単身赴任を避けられる可能性が高い点もメリットです。単身赴任になると、家賃や生活費が二重になるケースがあります。会社から補助が出ても、完全に負担がなくなるとは限りません。
 
さらに、家族と過ごす時間を重視したい人にとっては、大きな価値があります。ただし、年収ダウンの影響は軽視できません。例えば、年収 520 万円から 450 万円に下がると、毎月の手取り額は月々4~6万円程度程度の差となり、家計に影響する可能性があります。
 
住宅ローンは「借りられる金額」ではなく、「無理なく返せる金額」で考えることが大切です。転職後の収入で生活費や教育費を含めて無理がないか、事前にシミュレーションしておきましょう。
 

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家を買う前に考えたい住宅ローンと転勤のリスク

転勤の可能性がある状態で家を購入するなら、「転勤になった場合どうするか」を事前に考えておくことが重要です。主な選択肢としては、以下があります。
 

・単身赴任する
・家を賃貸に出す
・売却する

 
ただし、それぞれに注意点があります。例えば、家を賃貸に出せば家賃収入を得られる可能性がありますが、空室リスクがあります。もし借り手がすぐに見つかればよいですが、長期間空室になると住宅ローンと転勤先の家賃を二重で支払う必要があります。
 
また、住宅ローンを利用している家を貸し出す際は、多くの金融機関で原則として賃貸を認めていない場合があります。ただし、転勤を「やむを得ない事情」とみなし、事前に相談して許可を得れば貸し出せるケースもあるため、事前に金融機関への確認が必要です。
 
売却する場合も、購入直後だと住宅価格が下がり、ローン残高を下回ることがあります。その場合、家を売ってもローンが残る可能性があります。そのため、転勤リスクが高い時期は、あえて賃貸を続ける選択肢もあります。
 
最近は、「家は早く買うべき」と考えず、ライフスタイルが落ち着くまで購入を待つ家庭も増えています。特に転勤の頻度が高い会社なら、焦って購入しない判断も現実的です。
 

大切なのは「年収」よりも将来の暮らし方を考えること

転勤を避けるために転職するべきか、それとも現在の会社に残るべきかに、正解はありません。大切なのは、「自分たち家族がどんな暮らしを望んでいるか」です。
 
「多少年収が下がっても家族と安定して暮らしたい」と考えるなら、転勤のない働き方には大きな価値があります。一方で、「収入アップを優先したい」「転勤も受け入れられる」と考えるなら、無理に転職する必要はないかもしれません。
 
また、住宅購入も「今すぐでなければならない」とは限りません。転勤の状況が落ち着いてから購入する方法もありますし、その間に頭金を増やすこともできます。家は、購入後の生活が安定してこそ意味があります。住宅ローンの金額だけでなく、働き方や家族の希望、将来の暮らしまで含めて考えることが、後悔しない選択につながるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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