公開日:2019.07.04 保険

保険の基礎知識。保険は大きく分けて3種類?「保障」と「補償」は何が違う?

家計について考えるときは、「収入」・「支出」・「資産」・「負債」の4つの視点を持つと、お金の流れが見えやすくなります。
 
ここしばらく、「支出」のうち「住宅関連費」「教育関連費」「自動車関連費」についてお伝えしてきました。
 
今回からは、「保険」に話を移していきたいと思います。
重定賢治

執筆者:

執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

明治大学法学部法律学科を卒業後、金融機関にて資産運用業務に従事。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の上級資格である「CFP®資格」を取得後、2007年に開業。

子育て世帯や退職準備世帯を中心に「暮らしとお金」の相談業務を行う。
また、全国商工会連合会の「エキスパートバンク」にCFP®資格保持者として登録。
法人向け福利厚生制度「ワーク・ライフ・バランス相談室」を提案し、企業にお勤めの役員・従業員が抱えている「暮らしとお金」についてのお悩み相談も行う。

2017年、独立行政法人日本学生支援機構の「スカラシップ・アドバイザー」に認定され、高等学校やPTA向けに奨学金のセミナー・相談会を通じ、国の事業として教育の格差など社会問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

詳細はこちら
重定賢治

執筆者:

執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

明治大学法学部法律学科を卒業後、金融機関にて資産運用業務に従事。
ファイナンシャル・プランナー(FP)の上級資格である「CFP®資格」を取得後、2007年に開業。

子育て世帯や退職準備世帯を中心に「暮らしとお金」の相談業務を行う。
また、全国商工会連合会の「エキスパートバンク」にCFP®資格保持者として登録。
法人向け福利厚生制度「ワーク・ライフ・バランス相談室」を提案し、企業にお勤めの役員・従業員が抱えている「暮らしとお金」についてのお悩み相談も行う。

2017年、独立行政法人日本学生支援機構の「スカラシップ・アドバイザー」に認定され、高等学校やPTA向けに奨学金のセミナー・相談会を通じ、国の事業として教育の格差など社会問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

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保険は大きく分けて3種類

日本人のほとんどは何らかの保険に加入しているため、「この場合は、この保険」といったおおよそのイメージはできていると思います。
 
ただ、保険自体は「金融商品」であるため、本来、金融・経済の知識をある程度備えておく必要があります。この点も含め、「保険について、細かいところまではよく分からない」という方が多いのではないでしょうか。
 
保険については、まず言葉の理解から始めるといいかもしれません。少し前まで、保険は大きく分けて2種類でした。ひとつが「生命保険」、もうひとつが「損害保険」です。
 
死亡保険や医療保険、がん保険、就業不能保険、介護保険、個人年金保険、学資保険などは「生命保険」に分類され、自動車保険、火災保険、傷害保険などは「損害保険」に分類されていました。
 
その後、この分類体系が変わり、「生命保険」と「損害保険」の間に「第3分野の保険」という分類ができました。従来の「生命保険」では医療保険やがん保険、就業不能保険、介護保険、また従来の「損害保険」では傷害保険がこの中に含まれます。
 
つまり、現在の分類では、第1分野の保険を「生命保険」、第2分野の保険を「損害保険」とし、「第3分野」に上記のような保険が含まれるという形になっています。
 
このように見ていくと、こんなふうに保険について理解することができます。第1分野である生命保険は「死亡保障」、第2分野である損害保険は「賠償や物に対する補償」、第3分野の保険は「それら以外の保障・補償」ということです。

保険における「保障」と「補償」の違い

ちなみに、気づいた方もいるかもしれませんが、保険の種類によって「保障」と「補償」が使い分けられています。「保障」は従来の「生命保険」の分野で用いられ、「補償」は従来の「損害保険」分野で使われます。
 
これは、実をいうと、保障・補償内容を見るときに重要になります。
 
例えば、傷害保険はケガで治療などをしたときの費用を補償するものですが、医療保険と誤認し、病気で治療を受けたときなどにも給付金が出ると思っている人がいます。
 
このようなとき、契約内容の分かる「保険の見積書」や「保険証券」などの書類で確認すればいいことですが、「保障」と「補償」の違いを知っていれば、この保険は医療保険なんだな、この保険は傷害保険なんだなと加入前に気づくことができます。
 
言われないとなかなか気づきにくいことではありますが、保険は法律にもとづき組み立てられている金融商品であるため、このように言葉によって大きく違いが出てくることがあります。保険について考えるときは、言葉の理解が意外と重要なんですね。
 
細かい話はここまでにして、次回は「保険に入る・入らない論争」について考えていきたいと思います。
 
執筆者:重定賢治(しげさだ けんじ)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)

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