最終更新日: 2021.04.23 公開日: 2021.04.24
保険

がんに備える。保険と医療情報サービスの話

コロナ禍の中、「がん検診を受けなかった」というそこのあなた。今年は安心して受けましょう。そしてこの機会に、がん治療を受けることになった場合を想像して、最新のがんに関わる保険の内容について知り、今から出費などに備えることを考えてみましょう。
 
がんになったら受け取れる保険には、保険料払込免除特約という特約が付けられる場合があること、医療情報などのサービスが付いている場合があることについて解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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がん検診を受ける人が減った2020年

厚生労働省や政府広報のテレビCMで、がん検診の受診を呼びかける内容を見たことはありませんか?
 
新型コロナウイルス感染症の影響により、がん受診を控える動きは顕著で、日本対がん協会の調査によると2020年の受診者は前年比の3割減となっています。
 
しかし、検診は「不要不急」ではありません。医療機関は感染防止策を徹底し、手洗いやマスク、機器の消毒などの基本的な対策に加えて、予約に基づく時間帯別の受付などを実施して「密」を避ける工夫もされています。
 
昨年は感染が怖くて受けなかったという方も、今年はぜひ受診してください。
 

「がんと診断されたら……」の「がん」に関する支払条件を確認する

「がんに備える」と聞くと、がん保険を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。保険には、お金が支払われる場合の条件が定められています。
 

●入院すると、〇日目から〇〇円
●通院すると、1回につき〇〇円
●がんと診断されると、〇〇円
●所定の手術を受けると、〇〇円

 
など、どんなときに支払われるのか、保険に加入する前によく理解しておきましょう。また、がん保険では「上皮内新生物」を含む、含まない、という記載も必ず確認してください。
 

上皮内新生物とは(がんの種類について)

がんは発生部位により、以下の3種類に分けられます。
 

(1)造血器から発生するがん(白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫など)
(2)上皮を構成する細胞から発生するがん(肺がん、乳がん、胃がん、大腸がん、子宮がん、卵巣がん、頭頸部のがんなど)
(3)非上皮性細胞から発生するがん(骨肉腫、血管肉腫など)

 
(2)の上皮細胞から発生するがんのうち、基本的には手術により切除可能で、転移がほとんどなく、がん細胞が臓器の表面を覆っている上皮内にとどまっているものを「上皮内新生物」あるいは「上皮内がん」といいます。
 
保険によっては支払いに関して、この上皮内新生物を対象にしているものと、対象外としているものがありますので、内容をよく確認する必要があります。
 

保険料払込免除特約とは

生命保険の契約に「保険料払込免除特約」「特定疾病保険料払込免除特則」などを付加すると、一定の条件を満たした場合、それ以降の保険料を支払わなくても保障は継続されるという節約効果の高い仕組みがあります。
 
ここでいう一定の条件の「範囲」と「所定の状態」が重要になります。なぜなら、その「範囲」に上皮内新生物が含まれるのか、対象外になるのか、また「所定の状態」とは、がんと診断確定された状態に上皮内新生物が含まれるのかなど、各生命保険会社と保険商品によって内容が異なるからです。
 
この特約・特則を付加するのとしないのとでは、付加した方が保険料は高くなるので、節約について考えた場合、どちらがいいのかを判断する必要もあります。
 

(注意!)ここでは「がん」について取り上げましたが、特定疾病に関わる「範囲」と「所定の状態」も規定されています。

 

健康増進や医療情報サービスの提供

近年の傾向として各生命保険会社の医療保険には、加入すると受けられる健康増進や医療情報サービスが付いてくるものもあります。加入を検討する際はもちろん、加入しているのに利用しないというのはもったいないので、この機会にぜひ確認しましょう。
 
健康に関する問い合わせに24時間対応してくれる相談窓口や、セカンドオピニオンを希望する方におすすめの医療機関を教えてくれたり、受診手配・紹介サービスがあったりするので、こういった無料サービスをお見逃しのないようにチェックしてください。
 
出典
公益財団法人 日本対がん協会 2020年の受診者30%減、約2100のがん未発見の可能性 日本対がん協会32支部調査
国立がん研究センター がん情報サービス 知っておきたいがんの基礎知識
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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