最終更新日:2019.01.10 公開日:2018.11.29
暮らし

ポイントカードを集める「ポイントカード収集癖」これって本当にお得なの!?

財布がやけに膨らんでいるけれど、札束ではなく、キャッシュカードでもなく、ポイントカードだったということはありませんか?
 
無料でお得な会員という言葉につられて、ついつい入会してしまうポイントカードですが、ポイント会員ってそんなにお得なのでしょうか?
 

ポイントカードに縛られない?

例えば、こんなケースがあったとしましょう。
 
1回1,000円以上の買い物をして1ポイント。
 
1年以内に10ポイントたまったカードで10%オフの買い物ができるという場合。
 
現実的ではありませんが、ポイントカードをいっぱいにすることをゴールとすれば、1,000円ちょうどの買い物を1年以内に10回やって累計10,000円で10ポイントがたまりました。
 
そのご褒美として1万円の買い物をした場合、10%オフ、つまり1,000円オフになります。
 
さらに、1年間に累計2万円で1,000円、5%オフとなります。
 
10%オフを味わうためには、カードがいっぱいになった時点で10万円以上の買い物をしなければならなくなります。
 
そのタイミングで同じ商品を例えば20%オフで提供している店があったとすれば、安く買える機会をあきらめることになります。
 

せっかく作ったから、ポイントをためる

せっかくポイントカードを作ったから、ポイントがたまるし、割引も受けられる、と思ってポイントカードに縛られていませんか? 
 
確かに数字で示されて「あと○○ポイントたまると特典ゲット」などと煽られると、さして必要もないのに特典のために買ってしまいがちです。
 
それはお店にいるときに充実感がわいてきますが、自宅に持ち帰ってしまえば、なくてもよかったもの、使う予定はこれからもなさそうなもの、に気づきます。
 
自宅には、ポイントがたまってもらう商品があちらこちらに散乱して、なんとなく雑然とした部屋になってしまう、処分するにできない、いつかは使えるだろうと思ってそのままにして2年、3年たって断捨離する、という終わり方をしていませんか。
 

必要なものを、自分の意思で楽しんで選ぶのが買い物

必要であれば、本当に欲しいものであれば、ポイントがつかなくても、割引特典を受けられなくても買いますよね。
 
そうやって買ったもののほうが、大切に長く使うものです。
 
無駄なポイントカードで財布を膨らませるのではなく、買い物そのものを自分の気持ちと相談して楽しむことで、財布の中のお札を増やすほうが本当の買い物上手と言えるのかもしれません。
 
Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)
CFP(R)認定者
 

柴沼直美

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表
大学を卒業後、日本生命保険に入社。保険営業に従事したのち渡米。米国アリゾナ州、Thunderbird School of Global ManagementにてMBAを修得。帰国後外資系証券会社、投資顧問会社にてアナリスト、日本株ファンドマネジャーを経験。出産・母親の介護を機に退職。三人の子育ての中で、仕事と主婦業の両立を図るべく独立。キャリアカウンセラー、CFPの資格を活かしつつ、それぞれのライフステージでのお金との付き合い方を、セミナーや個別相談により紹介。子どもの教育費・留学費から介護に至るまで経験を交えた実行可能な幅広いストライクゾーンで対応。
http://www.caripri.com



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