最終更新日:2019.06.18 公開日:2019.04.15
暮らし

母親の本音「受験にかかるお金ってどのくらい? 公立と私立でどう違う?」

子どもの成長に伴って、避けて通れないのが進学の問題です。進路についての選択肢はいくつも存在するので、受験をするのかしないのか、どの段階で受験するのか、公立にするのか私立にするのか、親は大いに頭を悩ませるところです。
 
どの道を選ぶかで、費用面の違いが出てくることも考えておく必要があります。中学、高校、大学と、それぞれの段階でかかる受験費用について、見ていきましょう。
 

中学受験をする?

中学受験者数は、特に首都圏を中心として増加を続けています。志望先が国公立にせよ私立にせよ、受験対策に必要となるのが通塾や通信教育などの教材費です。中学受験の場合、大手塾では小学校中学年から本格的な受験コースを用意しています。
 
公立小学校に通う子どもの、塾などの費用の年間平均額は4年生が8万4000円。高学年になるほど増え、6年生で12万9000円となっています。私立小学校に通う子どもの場合も、4年生の平均額は30万8000円ですが、6年生では53万9000円と増額しています。
 
また、私立中学志望の場合はもちろんのこと、国公立中学志望であっても、ほかの私立中を併願する受験が一般的です。
 
2018年の入試では、受験生1人当たりの平均出願校が6.7校とされています。(※)1校当たりの受験料はおおむね2万円以上ですから、併願校もしっかりと含めて受験しようという際には約14万円の受験料が必要となるのです。
 
ちなみに、国立中学受検料は5000円、公立中学受検料は2200円となっています。
 

高校受験はどうする?

公立中学生の塾費用は、1年生では年間平均14万9000円、3年生では37万円と大幅に上昇しています。一方、私立中学生の場合、1年生の年間平均は17万7000円、3年生では23万4000円と、1年生から3年生でさほど大きな伸びが見られません。
 
私立中学校の場合は、中高一貫教育だったり、付属高校といった進学先がすでにあるため、高校受験をするケースが少ないことが影響しているのでしょう。
 
第一志望とする高校が国公立、私立のどちらであっても、その両方を受験することが十分に考えられます。受験対策のための塾費用や教材費、模試代などはいずれもそれなりの金額がかかることになります。
 
高校受験料は、国立高校9800円、公立高校2200円、私立高校で平均約2万円となっています。中学受験の場合と同じく、併願で受験する学校数が増えれば増えるほど、受験料も加算されていくことになるのです。
 

大学受験の費用って?

高校受験で多くかかった受験費用ですが、大学受験では少々控えめとなります。
 
公立高校1年生の年間平均額は、小学5年生とほぼ同額の11万円です。学年とともに増加し、高校3年生で17万9000円となっています。私立高校生の場合は、1年生が16万9000円、高校3年生では29万4000円が平均額です。
 
どの段階での受験にも言えることですが、通常の塾費用以外にも、模試代や長期休暇中の講習代、場合によっては交通費や軽食代がかかることもあります。
 
どのタイミングで受験をして進路を決めるのか、選択の幅は非常に広いのが現状です。受験対策も、通塾するか、通信教育などを使って家庭学習するか、何年生から始めるのかなど、子どもの意思や状態によっても、まちまちでしょう。
 
また、当然ながら、中学受験をして中高一貫校へ進学する場合は、高校受験の費用がかからなくなり、高校受験をして進学する先が大学付属校の場合は、大学受験の費用がかからなくなります。
 
家計における教育費の割合も念頭に置きながら、子どもの受験について検討したいものです。
 
出典:※首都圏模試センター「どうなる2019年入試?最新の志望動向から探る入試予測!」
   厚生労働省「平成28年度子供の学習費調査の結果について」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

FINANCIAL FIELD編集部

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