更新日: 2020.07.22 その他暮らし

おうち時間で資格の勉強!危険物取扱者資格ってどんな資格?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

おうち時間で資格の勉強!危険物取扱者資格ってどんな資格?
新型コロナウイルスの影響で、在宅時間が長くなった方も多いかと思います。
 
中には何か資格の勉強を始めようと考えた方もいらっしゃるでしょう。
 
今回は転職などで役に立ち、独学でも合格の可能性が高い危険物取扱者資格について解説します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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危険物取扱者資格とは?

危険物取扱者資格とは、消防法に定められた「危険物」を取り扱うために設けられている資格です。
 
一番身近なところでいえば、ガソリンスタンドには必ず有資格者がいますし、24時間営業のセルフスタンドでも、常に有資格者が1名以上配置されています。
 
危険物取扱者資格の種類は8つに分かれており、甲種、乙種第1類~第6類、丙種で区分されます。
 
危険物の種類自体が第1類~第6類と呼ばれる分類をされており、甲種はそれらの全ての取り扱いができます。
 
乙種の場合は取得した資格に対応する危険物の取り扱いができ、丙種は第4類危険物のうち特定の危険物についてのみ取り扱うことができます。
 

転職などに有利なものは?

危険物取扱者資格で最もメジャーといえるものが、「乙種第4類」(通称:乙4)と呼ばれる資格です。
 
第4類はガソリンや軽油、灯油など身近な危険物を取り扱うことができるようになるため、ガソリンスタンドをはじめ、多くの職場で活躍できます。
 
「丙種」の場合でもガソリンなどの取り扱いはできますが、セルフスタンドなどの監視員の場合は「立ち会い」という業務になることから「乙種第4類」を取得した方が、より有利といえます。
 

危険物取扱者試験の概要

危険物取扱者試験を受験したい場合の流れを簡単に説明します。
 
試験自体は都道府県ごとに実施されます。試験日時はさまざまですが、少なくとも年2回は実施されています。
 
東京都では乙種第4類に限れば、半年で20回近くとかなりの回数が開催されており、国家試験の中では受験機会がとても多い試験です。
 
また、自身がお住まいの都道府県以外でも受験は可能ですので、日程を探すことも比較的容易であるといえます。
 
甲種を受験するには一定の資格が必要ですが、乙種、丙種は誰でも受験できます。
 
受験の申し込みも、インターネットからの電子申請ができ、非常に便利です。
 
受験料は乙種で4600円、合格した後の免許発行手数料が2900円と費用もそれほど多くはかかりません。
 
独学の場合、加えてテキスト代数千円と考えれば1万円程度の投資で、大きなリターンが得られるとも考えられます。
 

まとめ

非常に簡単ですが、危険物取扱者資格、特に乙種第4類について解説しました。
 
危険物取扱者の資格が必要な仕事は、当面なくなることは考えにくいといえます。
 
働く期間が長くなってきたこの時代、保有しておいて損はない資格といえます。
 
この機会に少し考えてみてはいかがでしょうか?
 
参考
一般財団法人 消防試験研究センター
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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