今回は、ARUHIとはどんな金融機関なのか、ARUHIの住宅ローンのメリット・デメリットは何か、詳しく解説します。
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監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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ARUHIはどんな金融機関?
住宅ローンと聞くと、真っ先に銀行の名前が思い浮かぶのではないでしょうか。確かに住宅ローンの融資は、通常は銀行や住宅金融支援機構が行うものです。しかし、中には銀行ではない金融機関が住宅ローンの融資を行う場合があります。
ARUHIという金融機関がありますが、こちらは銀行ではありません。しかしARUHIは、フラット35の取扱金額は累積でナンバーワンの実績を誇っています。
ARUHIとはどんな金融機関なのか、詳しく解説していきます。
ARUHIは日本初のモーゲージバンク
ARUHIは銀行ではありませんが、住宅ローンを貸し出しています。実はARUHIは日本初の「モーゲージバンク」という金融機関です。モーゲージバンクとは「証券化を資金調達手段とした、住宅ローン貸し出し専門の金融機関」のことです。
通常住宅ローンの貸し出しをおこなうには、非常に多額の資金が必要です。そのため日本においては、住宅金融支援機構や預金金融機関(銀行や信用金庫)が主に住宅ローンの貸し出しをおこなっています。しかしこの環境が、住宅金融支援機構の「フラット35」の登場によって変化したのです。
フラット35は住宅金融支援機構の商品ですが、一般の銀行でも貸し出しをしています。これは、銀行が貸し出したフラット35の住宅ローンを住宅金融支援機構が買い取り、それを担保とする債券を貸し出した銀行に発行しているのです。
この証券化によって、フラット35を取り扱う金融機関は長期的な資金を調達できることになります。通常は銀行等の民間金融機関は、短期の資金で資金調達をおこないます。そのため長期固定金利は難しいとされてきましたが、フラット35の登場によって長期固定金利での住宅ローンが可能になったわけです。
この仕組みを利用して、フラット35の証券化で資金を調達し、住宅ローン貸し出しの専門金融機関として活動するのがモーゲージバンクです。欧米では、多くのモーゲージバンクが住宅ローン貸し出しの窓口となっています。
フラット35の取扱数件数が日本最多
現状、フラット35は住宅金融支援機構の直接契約をはじめ、多くの金融機関が取り扱いしています。その中でも、モーゲージバンクのフラット35の取り扱いは全体の9割に達しています。
ARUHIは日本初のモーゲージバンクで、設立当初からフラット35を取り扱い続けてきました。そして2010年から、フラット35の実行件数シェアナンバーワンを取り続けています。
シェアから見てもわかる通り、非常に多くの方がARUHIのフラット35を利用しています。それだけ多くの人から信頼されている金融機関であり、安心して利用できるといえます。
ARUHIの住宅ローンのメリット
ARUHIのフラット35に人気があるのは、ARUHIならではのメリットが多くあるからです。日本初のモーゲージバンクであるため多くの商品がそろっており、選択肢も豊富にあります。
ここでは、ARUHIのフラット35のメリットについて詳しく解説していきます。
ARUHIのフラット35のメリットのひとつは、金利の低さです。スタンダードタイプのフラット35の場合は、業界最低水準の金利となっています。またARUHI独自のフラット35のプランもあり、頭金の割合によって金利が変わる「ARUHIスーパーフラット」ではスタンダードタイプよりもさらに低い金利もあります。
ARUHIスーパーフラットでは頭金が10%〜50%までのタイプがあり、頭金が多くなるほど金利が低くなります。住宅を購入するために貯金を続けてきた方には、まさにうってつけの商品といえるでしょう。
多くのプランがあるため金利もいろいろなので、自分はどれを借りたらもっともお得になるのか、よく検討してみてください。
ARUHIの住宅ローンのメリットその2は、審査が早いことです。通常住宅ローンの審査は仮審査→本審査の順で行い、おおよそ1ヶ月から1ヶ月半くらいの時間がかかることが多いです。
しかしARUHIには「ARUHIファストパス」という有料プランがあり、これを使うと審査が最短3営業日で終わります。ただし、「ARUHIファストパス」を利用できる商品は限られていることから、自分の希望している商品が利用可能かどうかを事前に確認しておくようにしてください。
住宅を購入したい場合、審査の早さは大きなメリットとなります。例えば自分が購入したい住宅に、他にも検討している方がいる場合、購入権は申し込みの先着順になるというわけではありません。住宅ローンの審査が早い方が、優先購入権を得ることが多いです。
なぜかというと、先に申し込んだ人が必ず審査に通るとは限らないからです。売る側としては確実に売りたいので、審査が先に通ったほうに売る、という判断を下したくなります。誰に売るのかというのは売り主の自由ですので、審査の早さが購入できるかの別れ目になることがあるのです。
ARUHIのメリットその3は、保証料が不要で繰上げ返済手数料も基本的には不要であることです。住宅ローンは保証会社を通すことがあるため、保証料がかかる場合があります。ARUHIの場合は、保証会社を利用しないためこれが一切かかりません。
また繰上げ返済手数料も、一部の商品をのぞいて不要です。繰上げ返済に手数料がかかる場合、ある程度貯金をしてから繰上げ返済をおこなうことになります。何度も繰上げ返済をすれば、それだけ手数料が負担になってくるからです。
これが不要と言うことになると、ちょっとした臨時収入があった場合でも繰上げ返済ができることになります。貯金が苦手だったり、ライフイベントで大きな支出があるときでもコツコツと繰上げ返済ができ、結果的に総支払額を安く抑えられます。
ARUHIは、借り換えのためのサポートが充実しています。公式サイトに「借り換えメリット試算」というシミュレーションができる機能があり、借り換えた場合にどれだけのメリットがあるのか、または借り換えない方がいいのか判断ができます。
またARUHIで住宅ローンを借りている方専用の「レートウォッチャー」というサービスもあります。こちらは住宅ローンの借換金額メリットを、毎月の最新金利で自動計算してくれるサービスです。
希望のメリット金額を登録しておけば、それ以上のメリットが見込まれる場合にメールでお知らせをしてくれます。そのため借り換えタイミングを逃さないで済むことになり、総支払額を安く抑えられる可能性が高くなります。
ARUHIの住宅ローンは、付帯保険が非常に充実しています。特におすすめの保険が「ARUHI全疾病保障(入院一時金付)」です。他の銀行などの保険でも「7大疾病保障付」などの保険はあります。
しかしARUHI全疾病保障の場合は、ほぼすべての病気と1400種類を超えるケガに対応しています。対応する病気・ケガによる就業不能状態で住宅ローン返済約定日を迎えた場合は、月々の返済額を保障します。
就業不能状態が12ヶ月を超えた場合は、住宅ローン返済がゼロになります。また病気・ケガで入院した場合に、一時金10万円が支給されます。
ARUHIは預金金融機関ではないので、返済口座を全国1,000以上の金融機関から自由に選択できます。銀行の住宅ローンの場合は、借り入れする銀行の口座を用意する必要があります。住宅ローンを組む銀行が自分のメインバンクでない場合は、給料の振込先を変えたり、毎月資金を移動したりと手間がかかります。
しかしARUHIの場合は自分のメインバンクを指定してしまえばいいので、資金の移動や余計な手続きをする手間がかかりません。
ARUHIの住宅ローンのデメリット
ARUHIのフラット35のメリットは、とても大きいものです。しかしメリットばかりではなく、検討すべきデメリットもいくつかあります。ここでは、ARUHIのフラット35のデメリットについて詳しく解説します。
ARUHIの住宅ローンデメリット1:手数料が高額
ARUHIのフラット35の融資手数料は融資額の2.2%と、他のフラット35取扱金融機関と比べて高額です。
【関連記事】
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンの手数料はいくら? 諸費用の項目など解説
ARUHIの住宅ローンデメリット2:ワイド団体信用生命保険が付帯できるのは1つのプランのみ
ARUHIのフラット35はいろいろなプランがありますが、そのうち引き受け基準緩和型であるワイド団信を付けられるのは、ARUHIスーパーフラットだけです。ARUHI変動Sというプランにも付けられますが、こちらはフラット35ではなく変動金利タイプとなります。
ただ、フラット35でワイド団信を付けられるというのは非常に珍しいことです。団体信用生命保険に加入できない場合は、団体信用生命保険なしでフラット35を借りることが通常なので、ある意味メリットとも言えるかもしれません。
ARUHIの住宅ローンデメリット3:審査が早いのはARUHIファストパスを使った場合
ARUHIの住宅ローン審査が最短3営業日となるのは、ARUHIファストパスという有料プランを使った場合だけです。ARUHIファストパスは税別で20万円かかるため、余分にお金がかかってしまうことになります。
時間に余裕を持っていれば不要ではありますが、急ぐときにはお金がかかることを覚えておきましょう。
【関連記事】
ARUHI(アルヒ)の住宅ローンってどうなの? FPがプロの視点からレビュー!
固定金利を検討するならARUHIの住宅ローンも候補に
ARUHIには非常に豊富なフラット35のプランがあり、長期固定金利とはいえ他の金融機関に比べ金利も最低水準です。手数料が高額になる、というデメリットはあるものの、全疾病保障付の保険など魅力的なメリットも多くあります。
ARUHIは変動金利では将来の金利上昇が不安だ、という方や、計画的に長期固定金利で返済したいという方には非常におすすめできる金融機関です。固定金利を検討するのであれば、ぜひARUHIも候補に加えてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
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