最終更新日: 2020.11.20 公開日: 2020.11.22
年金

国民年金に加入する手続きは? 老後の生活を安心して過ごすために

年金は老後の生活を保障する制度です。公的年金には、国民年金、厚生年金の2種類があります(共済年金は平成27年10月から厚生年金に一元化されました)。日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の方は、全員国民年金に加入する義務があります。
 
この記事では、国民年金の加入手続きについて解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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年金制度について

日本では、20歳以上60歳未満の国民は公的年金制度の対象です。保険料の支払いにより、年金受給者に支給される「賦課方式」で、若い世代が高齢世代を支える社会的制度です。
 
公的年金は2階建て構造となっています。1階建ての部分は国民年金、2階建て部分は厚生年金です。さらに3階は私的年金で、この部分は任意で個人が加入します。
 
年金の仕組みをよく理解し、将来の生活設計を考えましょう。
 

年金は何歳になったら加入する?

日本国内に住んでいる人は、20歳になったら国民年金に加入します。
 
20歳の誕生日からおおよそ2週間以内に、日本年金機構より郵送でお知らせがきます。国民年金加入のお知らせ・国民年金保険料納付書・国民年金の加入と保険料の案内・保険料の納付猶予制度と学生納付特例制度の申請書などが送付されます。
 
20歳の誕生日から約2週間を過ぎても通知が来ないときは、お住まいの役所、最寄りの年金事務所などに問い合わせましょう。
 
●年金の保険料は払わなくていい?
国民年金は保険料を積み立てて、受給年齢に達したときに受け取ることができるものです。厚生年金・共済年金に加入していない20歳以上60歳未満の国民は、国民年金保険料を支払う義務があります。
 
未納の場合には、日本年金機構から支払いの勧告や督促がきます。さらに財産の差し押さえや保険料を強制的に徴収されることもあります。保険料の未納期間があると、将来に受け取る年金額も減ってしまいます。
 
●保険料納付猶予制度について
50歳未満の第1号被保険者で、本人や配偶者の前年所得が一定額以下の場合や失業などにより、国民年金保険料を納めることが困難な場合、申請により保険料の納付が猶予されます。10年間にさかのぼって追納することができ、年金の受給金額に反映されます。
 

自分の年金加入状況を調べる

国民年金保険料を支払っていた期間や額、保険料の免除や猶予を受けていたかなど、年金の加入状況は人それぞれ違います。
 
日本年金機構から定期的に発行される「ねんきん定期便」には、年金加入状況の詳細が明記されていますので、確認してみましょう。また、日本年金機構が運営している「ねんきんネット」を利用すれば、インターネットを通じて年金の状況を確認することができます。
 

国民年金の加入手続きについて

国民年金の加入者は、第1号被保険者・第2号被保険者・第3号被保険者に分かれます。第2号被保険者は厚生年金や共済年金に加入しているため、手続きは勤務先で行います。
 
こちらでは第1号被保険者と第3号被保険者の国民加入手続きについて説明します。
 
●第1号被保険者の加入手続き
第1号被保険者は、厚生年金や共済年金に加入していない、個人事業主や自営業の方です。市役所や町村役場で申請します。
 
年金手帳か基礎年金番号通知書の提示が必要です。退職の翌日から14日以内に、本人か世帯主が届け出をします。
 
●第3号被保険者の加入手続き
第3号被保険者の要件は、下記の通りです。
 
・会社員や公務員などの第2号被保険者に扶養されている配偶者
・日本国内に住んでいる、20歳以上60歳未満であること
・厚生年金保険に加入する配偶者に扶養されており、原則として年収が130万円未満であること
 
第3号被保険者は、配偶者の勤務先を通して国民年金の加入手続きをします。
 

老後の生活を安心して過ごすために、国民年金に加入しよう

国民年金は、年金保険料の払込期間や払込額によって受給額が決まります。
 
保険料の支払いが困難な場合には、国民年金保険料免除制度・猶予制度、学生納付特例制度などがあり、保険料を後で支払う追納制度もあります。
 
国民年金に加入し、老後も安心して生活できるように備えましょう。
 
[出典]
日本年金機構「国民年金に加入するための手続き」
厚生労働省「iDeCoの概要」
日本年金機構「20歳になったら、どのような手続きが必要ですか」
日本年金機構「国民年金保険料の未納期間のお知らせ」
日本年金機構「国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度」
日本年金機構「ねんきんネットとは?」
日本年金機構「Q. 『ねんきん定期便』に表示されている年金加入記録に『もれ』や『誤り』があり、『年金加入記録回答票』を提出した場合、その後の結果はどのように分かるのですか。」
日本年金機構「第3号被保険者」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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