最終更新日: 2021.03.30 公開日: 2021.03.31
年金

届いた「ねんきん定期便」が夫婦で違うのはなぜ?

執筆者 : 柘植輝

毎年届く「ねんきん定期便」ですが、夫婦で届いた物を見比べると記載内容やフォーマットなど、同じねんきん定期便でも異なる部分が存在することに気づくでしょう。今回は、ねんきん定期便に夫婦で違いがある理由について紹介します。
 
柘植輝

執筆者:

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

柘植輝

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執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

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ねんきん定期便とは

ねんきん定期便とは、年金制度への理解を深めることなどを目的として、毎年誕生月に送られてくる自身の年金記録が記載されたもので、日本年金機構が発行しています。ねんきん定期便は誕生月の2ヶ月前に作成されているため、必ずしも最新のデータが反映されているわけではない点にご留意ください。
 

夫婦でねんきん定期便が異なる理由

ねんきん定期便が夫婦で異なっているのには、次のような理由があります。
 

年齢によってフォーマットが違う

ねんきん定期便は年齢によってフォーマットが異なります。具体的には、節目の年齢(35歳、45歳、59歳)かそれ以外の年齢かによって大きく変わります。節目の年齢の方には封書の形式で書類が届くのですが、節目以外の年齢の方には1通のはがきで届きます。
 

各自で年金の加入履歴が異なる

ねんきん定期便に記載されている将来受け取れると想定される年金額などの情報は、その人個人の加入履歴によって異なります。また、ねんきん定期便は50歳以上と50歳未満で年金の見込額の記載が異なります。
 
50歳以上の場合は、現在加入している年金に60歳まで同じ条件で加入を続けたものとして計算された金額が、年金見込額として記載されます。一方で50歳未満の場合は、これまでの加入実績を基に計算された年金額が記載されています。
 
そのため夫婦であっても、加入履歴と年齢が全く同じという極めてまれなケースでもない限り、基本的にねんきん定期便に記載される内容は異なるものとなります。
 

記載内容が異なる場合の注意点は?

ねんきん定期便の記載内容やフォーマットが夫婦で異なることによる不利益はありません。当然、夫婦で内容が異なっていることが原因で支給額が減額となったり、支給が遅れたりすることもありません。
 
しかし、ねんきん定期便の内容自体は十分に確認しておく必要があります。年金の加入履歴や、それに基づく将来の年金見込額が正しく反映されているかなど、よく確認しておかないと自身や配偶者の年金情報が誤ったままとなり、将来の年金の受け取りに影響を及ぼす恐れがあるからです。
 
ねんきん定期便が届いたときは、必ず記載内容について確認するようにしてください。
 

ねんきん定期便が夫婦で異なるのは年齢や加入履歴の違いが理由

毎年届くねんきん定期便が夫婦で違うのは、年齢によってフォーマットが異なっていたり、加入履歴などによって記載内容が異なるからです。それが直接的な原因となり、不利益が及ぶことはないためご安心ください。
 
夫婦でねんきん定期便が異なっていたとしても、落ち着いて記載内容を確認し、自身の加入履歴に誤りがないかなどを確認しておいてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士