薬剤師転職を成功に導く履歴書作成のコツ |ファイナンシャルフィールド

薬剤師転職を成功に導く履歴書作成のコツ

終更新日: 2020.07.31 公開日: 2020.07.29

齋藤里香

執筆者: 齋藤里香

キャリアコンサルタント、訓練対応キャリアコンサルタント
大学卒業後、国内・国外メーカーに勤務。2社の起業も経験。   現在は、フリーランスのキャリアコンサルタントとして、公的機関、企業、個人を対象に目標実現に向けた支援に取り組む。メンタルトレーニングやコーチングも対応。   ビジネス、自己啓発セミナー講師としても活躍中。   「人はみな価値のある存在」学生へのキャリア教育、就職転職相談、働き方改革、女性活躍推進、老後の生き方など、すべての方へ理解と敬意を持って対応いたします。


転職活動で企業の担当者の目に最初に触れるのが履歴書です。内定を獲得するために履歴書の書き方をご紹介します。

薬剤師転職に限らない?履歴書作成のコツ

薬剤師の転職においても、履歴書は、自分をアピールするための重要なツールです。履歴書を書く際の基本をご紹介します。

ミスをしないように丁寧に書く


採用する側は、履歴書を読んで、応募してきた人物をイメージします。もし履歴書に書かれた文字が誤っていたり、雑に記載されていたりすれば、イメージダウンに繋がってしまう恐れがあります。

履歴書に記入する際は字の美しさだけではなく、丁寧さや真剣さが感じられるように、書いていくことが大事です。

もし書き間違えてしまっても、修正液を使用したり、二重線を引いたりして訂正するのはやめましょう。修正液や二重線を大事な書類に使用するといういい加減な印象を持たれてしまいます。書き間違えたときは残念ですが、また新しい履歴書を用意して最初から書き直しましょう。

履歴書は手書き、パソコンどちらでも作成可?


履歴書を作成する際、手書きでも、パソコンで作成しても合否への影響はありません。筆跡などで書いた人の人柄がわかるため手書きの履歴書を指定する企業や医療機関もありますが、特に指定が無いようであればパソコンで作成してもよいでしょう。

履歴書を手書きで作成するか、パソコンで作成するか提出先の傾向がわからず迷ってしまったとき、転職サポートに登録している人は、コンサルタントにその企業や医療機関の傾向を確認しましょう。

空欄はできる限りなくす


履歴書の項目に空いたスペースがあると、採用する側に「やる気が感じられない」と思われる恐れがあります。履歴書に書く文章は「です」「ます」などの敬体で統一するとよいでしょう。「だ」「である」などの常体が履歴書の中で混在してしまわないように、書き上げた後にチェックすることが大切です。

履歴書作成で知っておきたいポイント

薬剤師として転職をする際、履歴書はどのように書けばいいのか、どうすればよりよい履歴書になるのか、迷ってしまいますよね。ポイントを解説します。

志望動機はどう書くか?


履歴書には特技や好きな学科、志望動機やアピールポイントを書く欄がありますが、ここには志望動機を記載しましょう。

志望動機は履歴書の中でも重要視される項目です。なぜこの企業で働きたいと思ったのかを200文字程度で先方に伝わるようにわかりやすく書くことを意識しましょう。

そのために、これまでに経験したことや事実を踏まえて、何を得たか、得たものをどう新しい職場で生かしていくかということをまとめるとよいでしょう。

希望欄はズレがないかしっかり確認しておこう


本人希望記入欄には応募する企業への希望条件を記入しましょう。もし転職サポートに登録していれば、コンサルタントに伝えた希望内容と同じ内容を記載します。

履歴書に記載された希望条件と、コンサルタントが先方に伝えて調整した希望条件が異なる場合、先方の混乱を招きトラブルの元になる可能性があります。

コンサルタントに伝えた希望条件は常に最新のものをメモしておき、履歴書を記載するときはそのメモを確認しながら記入すると安心です。

履歴書を書いた後に確認しておきたいポイント

こちらでは履歴書を作成した後に、改めてチェックするポイントを解説します。慎重に履歴書を書き上げてもミスがある場合も。最後まで気を抜かず作成しましょう。

履歴書を書き上げたら確認しよう


履歴書を書き上げた後は一度隅から隅まで読んでみて、誤字や脱字がないか今一度確認する

ほかに履歴書を提出する前にチェックするポイントとしては、 履歴書に写真は貼ってあるか 書いていない項目はないか 和暦と西暦が混在していないか 履歴書に汚れがついていないか などがあります。

数字やわかりやすい言葉を使って書く


志望動機や過去の実績を履歴書に記載している場合は、まったくあなたのことを知らない人が読んでイメージできるか意識してみましょう。

もし、文の意味がわかりにくいようであれば実績に数字を入れて具体的にしたり、よりわかりやすい表現にしたりするとよいでしょう。

履歴書を郵送するときに気をつけること


履歴書を書き上げたら、提出します。面接では履歴書を見ながら質問されることがあるので、コピーをとり面接の前に見直すとよいでしょう。

履歴書を郵送する場合は、汚れないようにクリアファイルで履歴書をはさみ、添え状と一緒に封筒に入れましょう。職務経歴書を一緒に入れる場合は添え状、履歴書、職務経歴書の順に重ねて封筒に入れます。

まとめ

■履歴書は丁寧に記載することで自己アピールになる

採用活動において、履歴書は自分の熱意や人となりをアピールする大切な書類です。特別なことを書かなくてもよいので丁寧に、簡潔に書くことを心がけましょう。志望動機は自己アピールになる大事なポイントです。

自分がこれまで経験してきたことを新しい環境でこう生かしたいというように前向きに書いていきましょう。

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