更新日: 2021.03.23 ふるさと納税

コロナ禍の今だからこそ始めたい「ふるさと納税」。始め方や活用方法をFPが解説

執筆者 : 柘植輝

コロナ禍の今だからこそ始めたい「ふるさと納税」。始め方や活用方法をFPが解説
コロナ禍の今だからこそ始めたいことの1つに、ふるさと納税があります。今からふるさと納税を始めても決して遅くはありません。これからという方に向けて、ふるさと納税の始め方や活用術を解説します。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
◆お問い合わせはこちら
https://www.secure-cloud.jp/sf/1611279407LKVRaLQD/

2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

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ふるさと納税とは

ふるさと納税とは本来、国や居住地の自治体に支払う税金(所得税や住民税)を寄附という形で任意の自治体に寄附付することで、住民税や所得税が安くなり、さらに寄附金額に応じた返礼品が受け取れるという制度です。
 
税金が安くなるとはいえ、寄附した金額のうち2000円を超える分について税金が優遇されるということ(2000円は手数料となります)、また税金から控除される寄附金額は年収に応じて上限が設定されているという点に注意が必要です。
 

なぜコロナ禍の今、ふるさと納税?

コロナ禍において、ふるさと納税の人気が上昇している理由の1つに返礼品の変化があります。具体的には、普段出回らない商品が返礼品として登場したり、内容量が通常より増量されているといったことが起こっています。
 
山梨県富士吉田市の返礼品「富士山のお酒」の豪華5本セットなどがその代表例です。その他にも、通常より寄附金額が引き下げられるなど、利用者にとって大変お得になっている返礼品もあります。
 
また、返礼品に関係なく生まれ故郷や応援したい自治体、観光客が減って困っている好きな自治体を支援できるという点も、コロナ禍においてふるさと納税が注目されている理由でしょう。
 

ふるさと納税の始め方

ふるさと納税の始め方は至って簡単で、大まかに次の4ステップに分けられます。
 

(1)ふるさと納税のポータルサイトに登録、または任意の自治体に直接問い合わせて返礼品を選ぶ
(2)寄附金を支払う
(3)返礼品を受け取る
(4)税金から控除を受ける

 
それでは順に見ていきましょう。
 

ふるさと納税のポータルサイトに登録、または任意の自治体に直接問い合わせて返礼品を選ぶ

ふるさと納税のポータルサイトは数多くありますが、サイトごとに扱っている返礼品、実施しているキャンペーンが異なります。中には独自のポイント還元を実施していたり、ギフト券を贈答するなど初めての利用者を優遇しているサイトもあるので、上手にサイトを選ぶことでよりお得にふるさと納税を楽しめます。
 
とはいえ、どこのサイトを選んでもふるさと納税の制度自体は変わりません。また、寄附したい自治体が決まっているなら直接自治体に問い合わせることで、サイトを通さずにふるさと納税ができる場合もあります。
 

寄附金を支払う

返礼品を選ぶと、次は寄附金の支払いと返礼品の受け取りになります。支払いについてはクレジットカードや銀行振込、現金書留などさまざまな方法があります。どれを使っても寄附金額は変わりありませんが、一番お得なのはポイントもたまり、振込手数料などもかからないクレジットカード払いです。
 

返礼品を受け取る

返礼品によって受け取れる時期は異なりますが、ある程度の範囲内において自分で選べることもあります。一度にたくさん返礼品を受け取ると、他の返礼品との兼ね合いで保管が大変になることもあるため、できれば返礼品ごとに時期を変えて受け取るとよいでしょう。
 

税金から控除を受ける

ふるさと納税をすれば自動で税金が安くなるわけではありません。確定申告またはワンストップ特例制度のどちらかを選択し、手続きをしなければ税金は安くならないのです。
 
確定申告の義務のない給与所得者で、その年の寄附先が5自治体以内の方であれば確定申告かワンストップ特例制度、その他の方は確定申告によって所得税の還付や住民税からの控除を受けることができます。
ふるさと納税で税金を安くしたければ、必ず確定申告やワンストップ特例制度の申請を行うようにしてください。
 

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ふるさと納税の活用方法

ふるさと納税を上手に活用することで家計に役立てることができます。例えば、返礼品でティッシュペーパーや洗剤などの日用品・生活必需品を選んだり、お米や水、お肉や魚といった食料品を選ぶことで買い物の頻度が減り、税金の控除によって結果として支出を減らすことができるのです。また、5キロのお米を年3回に分けるなど、定期的に届くものもあります。
 
他にも、興味のある旅館の宿泊券やイベントの参加権、食べてみたかった特産品を選ぶことで、普段より贅沢な時間をお得に楽しむことができます。
 
上限額こそあるものの、手数料である2000円分を超えた分については所得税や住民税が減額されることを考えると、実質的に2000円で食料品や日用品、旅行やイベントの体験ができる素晴らしい制度です。あまり悩み過ぎず、基本的には自由に好きな返礼品を上限額の範囲内で選んで楽しむのが、ふるさと納税のベストな活用方法ともいえるでしょう。
 

コロナ禍の今こそ、ふるさと納税のはじめ時

コロナ禍の今、ふるさと納税はぜひ始めておきたいお得な制度です。寄附金額に応じた返礼品を受け取れる上、税金の控除も受けられ、実質的に家計の支出が減るだけでなく、現在は返礼品自体も通常より豪華になっていることもあるからです。
 
まだふるさと納税をしたことのない方は、コロナ禍の今こそ始めてみてはいかがでしょうか。
 
参考
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執筆者:柘植輝
行政書士

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