公開日:2019.10.06 資産運用

お得どころか、結局無駄づかいになってしまった…。株主優待制度の意外な落とし穴とは?

株式投資の楽しみの一つでもある「株主優待制度」について、みなさんはどのようなイメージを持っているでしょうか? まずは、優待制度の仕組みや、株主優待の注意点について、しっかり理解しておくことが大切です。
 
今回は、初めて資産運用にチャレンジする方が知っておきたい、株主優待制度の基本的な知識について、一緒に勉強していきましょう。
 
下中英恵

執筆者:

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

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下中英恵

執筆者:

執筆者:下中英恵(したなかはなえ)

1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

“東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。

富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本東京において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています
http://fp.shitanaka.com/”

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株主優待制度とは?

企業の株式を購入すると、私たち投資家は、その企業の株主になることができます。そして、一定数以上の株式を決められた期間保有し、基準を満たすことで、企業から株主に、プレゼントやサービスが送られることがあります。これが「株主優待」です。
 
優待制度の中身は、企業によって大きく異なります。自社ブランドの商品が送られてきたり、図書カードやデパートの商品券をもらうことができたり、スポーツジムやカラオケ、アミューズメントパーク、エステなど、企業が提供するサービスを格安で受けることができる場合もあります。
 
株式に投資を行いながら、このようなうれしいプレゼントをもらうことができると、資産運用も楽しく続けることができるかもしれません。次に、株主優待制度の注意点を確認していきましょう。
 

優待を受けるためには?

株主優待制度を受けるためには、さまざまな条件を満たしている必要があります。例えば、最低保有株式数や、保有期間、基準日などは、しっかりと確認する必要があります。特に、毎年、決算時期を迎える3月末や9月末などは、株主優待を受けようと、駆け込みで株を購入する方もいらっしゃいます。
 
しかし、株式は、証券会社などで購入してから、2営業日後に株主として正式に登録されるので、購入日を間違えると、優待を受けられなくなってしまいます。スケジュールをきちんとチェックするようにしましょう。
 

株主優待制度の意外な落とし穴

株主優待制度は、株主にとって大きな魅力がある制度だと考えている方も多いと思いますが、実は意外な落とし穴があるのをご存じでしょうか? 例えば、優待を目的として、企業の決算時期を狙って、さまざまな銘柄の株式の売買を繰り返すと、売買手数料が増えてしまうケースがあります。
 
また、優待内容によっては、エステやアミューズメントパークの割引券などをもらうこともありますが、実際のところ、そこまで興味がない場合でも、割引が受けられるからと、追加でお金を払って、サービスを利用してしまうという方もいるかもしれません。
 
これは、企業側のサービス戦略にうまく乗せられてしまったケースで、株主優待によって、無駄な出費をしてしまうという危険があります。
 
今特に必要ではない、調味料やタオルなどの企業の商品が送られてきても、物が増えるだけで、結局は、自分で断捨離をしなければなりません。株主優待制度は、本当に欲しい優待内容以外は、いつも通り、現金で商品やサービスを購入した方が、効率的なケースがあるといえるでしょう。
 
いかがだったでしょうか? 無料でもらえるプレゼントだからと、株主優待を目当てに株式投資を始める方もいるかもしれませんが、実は、意外な注意点や落とし穴があります。特に投資初心者の方は、今回ご紹介した株主優待制度の仕組みについてしっかりと理解した上で、株式投資にチャレンジしてみてくださいね。
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

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