更新日: 2021.11.29 NISA
つみたてNISAを始めるには何が必要? 開設の流れと注意点とは
今回はつみたてNISAを始める方が知っておきたい、開設手続きの流れや注意点をご紹介します。つみたてNISAを始めようとお考えの方は、当記事をぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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つみたてNISAを始めるには
つみたてNISAでは、以下の利用条件をクリアした方が「NISA口座」と呼ばれる非課税投資専用の口座を「1人1口座」開設できます。
・日本国内に住んでいる
・口座開設年の1月1日現在で「20歳」以上の方
なお成年年齢の引き下げが実施されるため、2023年1月1日から「18歳」となります。ここでは、一般NISAの口座を持っていない方に向けて、つみたてNISAを始める際の金融機関における手続きの流れを見ていきましょう。
NISA口座を開設する金融機関を選ぶ
つみたてNISAの取扱商品は、次のとおり金融機関ごとに異なります。まずは自分が投資したい商品をラインアップしている金融機関を選びましょう。
・証券会社:株式投資信託、EFT・上場投資信託
・銀行:株式投資信託
NISA口座を開設する
金融機関で、必要書類を提出してNISA口座を開設しましょう。NISA口座だけを単独で開設できないため、特定口座あるいは一般口座を開設したうえで、NISA口座を開設する必要があります。
特定口座とは、納税にかかる負担を軽減する制度です。金融機関が口座名義人に代わり、特定口座内の譲渡損益を計算し「特定口座年間取引報告書」を発行してくれます。投資初心者であれば、特定口座(源泉徴収あり)を選んでおくと、確定申告の手間が省けるので便利です。
金融機関は税務署にNISA口座の重複を確認し、問題がなければNISA口座が開設されます。
金融機関に入金する
つみたてNISAを取引する資金を、金融機関に入金します。メインバンクから、つみたてNISAを利用する金融機関に自動引き落としできれば、毎月一定額を積み立てる際に便利です。
つみたてNISAを利用する金融機関を選ぶ際に、自分のメインバンクとの連携がスムーズかどうかも確認しておくと良いでしょう。
投資信託を選び毎月の積立金額・頻度を決める
つみたてNISAの対象商品は、金融庁の定める基準をクリアした約200本がラインアップされています。投資先の金融商品を選び、毎月の積立金額と頻度を決めましょう。
金融機関によって、最低積立金額は100円から選べます。積立頻度は「毎月」がメインですが、「毎日」や「毎週」を選べる場合もあるのでチェックしてみてください。
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つみたてNISA口座を始める際の必要書類とは
つみたてNISAでは、マイナンバーの届け出が必要となります。そのため、つみたてNISAを始める際には、本人確認書類のほかに「マイナンバーカード」も用意しましょう。マイナンバーカードを持っていない場合は、次の書類が必要です。
・通知カード(あるいはマイナンバーありの住民票の写し)
・顔写真付きの本人確認書類1点(顔写真付きがなければ、健康保険証・年金手帳など2点)
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つみたてNISAを始める際の注意点
資産運用の必要性を感じている方がつみたてNISAを始め前に、いくつか知っておきたい注意点があります。投資初心者の方は、貯蓄と同じ感覚で始めるとつみたてNISAの仕組みに戸惑うかもしれません。注意点は、次のとおりです。
・つみたてNISAは選択制
・他の金融機関の併用不可
ここでは、それぞれの注意点について見ていきましょう。
つみたてNISAか一般NISAか選択すべき
同じ年に、つみたてNISAと一般NISA両方へ投資できず、一方を選択する必要があります。変更したい場合は、翌年に申し込みましょう。
他の金融機関との併用はできない
NISA口座の開設は、1人1口座と決まっています。他の金融機関を利用したい場合には、解約手続きをして翌年に申し込んでください。
金融機関のサービスや対象商品を事前に調べよう
つみたてNISAを始める際に大切なことは、金融機関のサービスや対象商品を事前によく調べることです。1人1口座しかNISA口座を保有できないので、別の金融機関へ切り替えるには翌年まで待つ必要があります。
つみたてNISAと一般NISAも併用できない点にも注意が必要です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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