更新日: 2021.11.30 NISA

つみたてNISAを始めたけれど、放置していて大丈夫? 最低限見ておきたいこと

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 新井智美

つみたてNISAを始めたけれど、放置していて大丈夫? 最低限見ておきたいこと
「つみたてNISAを始めたら、ほったらかしにしておいて本当に大丈夫なのか?」と気にかけている人も多いでしょう。つみたてNISAのように「長期」を前提とした積立投資では、銘柄や毎月の積立額を設定した後は、設定した頻度で自動的に買い付けがなされます。
 
今回は「これだけは見ておきたい」ポイントを紹介するので、つみたてNISAに興味のある人は参考にしてください。

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

新井智美

監修:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

聞くのは耳ではなく心です。
あなたの潜在意識を読み取り、問題解決へと導きます。
https://marron-financial.com

つみたてNISAで最低限確認しておくこと

最長20年間の非課税期間の恩恵を受けられるつみたてNISAですが、貯蓄と異なりリスクのある金融商品への投資となるため、「何もチェックしない」のはおすすめしません。
 
ここで、つみたてNISAで最低限確認しておきたいことを見ていきましょう。
 

積立期間と積み上げた資産状況

つみたてNISAで確認しておきたい点は、以下のとおりです。

●積立期間:積立を続けている期間
●資産状況:積み上げた資産

積立を続けることで、資産が徐々に積み上がっている状況を確認しましょう。
 
相場が下落すると不安になりますが、つみたてNISAの場合には、より多くの口数を購入できると考えます。その後価額が上昇すれば、下落した際に余分に購入できた口数が資産価値を増やしてくれるからです。
 
長期的に見れば、平均買付価格は平準化されます。つみたてNISAを始めたら、最長20年にわたる長期の積立期間を味方につけることが大切です。
 
つみたてNISAを始める際に設定した積立金額で自動的に買い付けがなされるため、短期的な値動きを気にかける必要はありません。
 

ライフスタイルの変化に合わせ積立額を見直し

年頭に積立の目標を立てたり昇給のタイミングなどに合わせたりして、積立額を見直すことで、20年間で最大800万円の非課税投資枠を有効に活用しましょう。
 
20年あれば、NISAの目的が当初は投資の学習でも結婚・教育・セカンドライフ資金を貯めることへ変わることもありえます。
 
つみたてNISAは、途中で辞めないためにも自分にとって無理のない金額から始めることが大切です。ネット証券会社の中には「100円以上1円単位」で、つみたてNISAを始められる場合もあります。
 
しかし、つみたてNISAの毎月の積立金額の上限は3万3333円です。例えば無理せず毎月1000円だけ積み立てている場合、所得や目的の変化などに応じて積立額を増やすことも検討すると良いでしょう。
 
つみたてNISAに限りませんが、相場がいい時期に売却して利益を得るためにも、投資を始める際には現預金を確保していることも重要です。
 

非課税枠を使いきれるか検討する

年度途中でつみたてNISAを始めた場合や、臨時収入が入ったので年間非課税枠の40万円を使いきりたい場合には、「ボーナス設定」を利用するのも1つの方法です。
 
つみたてNISAでは、使い残した年間非課税枠を翌年に繰り越すことはできません。例えば10月からつみたてNISAを始めた場合、その年の投資可能限度額は9万9999円です。つまり約30万円の非課税枠が未使用のまま残ってしまいます。
 
ただし「ボーナス設定」できる証券会社は限られているので、NISA口座開設の際にはボーナス設定可能な証券会社を選ぶことも検討しましょう。
 

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

非課税枠を活用し長期に運用しよう

つみたてNISAに限らず、積立投資は投資の効果が短期間では現れない場合があります。投資をしても赤字ばかりが続いては、このまま投資を続ける意味があるのかモチベーションを失くす人もいるでしょう。
 
相場が下落しているときは、より多くの口数を購入できるチャンスと捉える発想が大切です。つみたてNISAでは、積立期間と積み上がった資産状況をチェックしながら、長期的な構えで運用すると良いでしょう。
 
非課税枠を使いきる余力が十分にあるならば、積立額を見直すことも大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

ライターさん募集