更新日: 2022.03.25 資産運用

4月から市場区分が変わる東京証券取引所。取引所のルールにはどのようなものがある?

執筆者 : 田久保誠

4月から市場区分が変わる東京証券取引所。取引所のルールにはどのようなものがある?
2022年4月から東京証券取引所の市場区分が変わります。
 
これまで株取引をしたことがない方、あるいは株取引をしていて聞いたことがあるが細かなことまで分からないという方に、株取引における用語等について見ていきます。
 
田久保誠

執筆者:田久保誠(たくぼ まこと)

田久保誠行政書士事務所代表

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、特定行政書士、認定経営革新等支援機関、宅地建物取引士、2級知的財産管理技能士、著作権相談員

行政書士生活相談センター等の相談員として、相続などの相談業務や会社設立、許認可・補助金申請業務を中心に活動している。「クライアントと同じ目線で一歩先を行く提案」をモットーにしている。

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東京証券取引所とは

東京証券取引所は、日本最大の証券取引所で「東証」とも呼ばれます。2022年3月現在、東京証券取引所には、1部、2部、マザーズ、JASDAQ(スタンダード・グロース)の4つ市場があり、株主数や流通株式数、上場時価総額等の上場基準によって分かれています。
 

2022年4月からの市場区分は?

東京証券取引所は、2022年4月に上記の4市場を廃止し、業績や時価総額などを基準に新たに「プライム」「スタンダード」「グロース」の3市場に再編されます。
 
それぞれの市場の区分のコンセプトの違いは、以下のとおりです(カッコ内は今年4月4日に上場する会社数)。

図表1

 

売買のルールは

1.立会時間

9:00~11:30(前場)
12:30~15:00(後場)
注文時間は8:00~11:30、12:05~15:00
 
また、土曜日、日曜日、国民の祝日および休日、12月31日~1月3日は休業日です。また、2024年度後半をめどに立会時間が15:30まで30分延長されます。
 

2.売買単位

内国株では100株の整数倍で注文を出します。
 

3.注文方法

基本的に、
■指値注文(売買値を指定する注文方法)
■成行注文(売買値を指定しない注文方法)

の2種類ですが、この他に一定の条件を付した注文が4種類あります。
 

4.受渡日

約定日(売買が成立した日)から3営業日目ですが、受渡日は土日に証券会社も営業していないので週末をはさむと受渡日が遅くなります。
 

5.呼値の単位

呼値とは価格の刻みの単位で、売買の注文をする際の値段の刻みを「呼値の単位」といいます。呼値の単位は、売買の対象となる銘柄およびその値段の水準に応じて、下記の表のとおりです(50万円超は省略)。呼値の単位は一度決定すると固定ではなく、各上場会社の状況により変わっていきます。

図表2

 
呼値の単位は一度決定すると固定ではなく、各上場会社の状況により変わっていきます。
 

6.制限値幅

1日の売買における値動きの幅を価格水準に応じて一定に制限しており、この値幅を制限値幅といいます。制限値幅は、前日の終値または最終気配値段など(これを「基準値段」と呼びます)を基準として、下記の表のとおりです(1万円以上は省略)。ただし、臨時に制限値幅を変更することがあります。

図表3

 

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株取引の参考に

これから株取引をされる方は「こんな感じで証券市場は動いているんだ」というのが、少しお分かりいただけたのではないでしょうか。
 
新年度から新たな市場に変更されますので、これを機に取引を始めてみるのはいかがでしょうか。
 
(出典)
日本取引所グループ「内国株の売買制度」
 
執筆者:田久保誠
田久保誠行政書士事務所代表

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