更新日: 2022.04.05 資産運用

初心者でも始めやすいってホント? インデックス投資とは

執筆者 : 柘植輝

初心者でも始めやすいってホント? インデックス投資とは
投資の知識や経験が浅い方でも少額から投資できるインデックス投資は、初心者が始めやすい投資手法として注目が集まっています。しかし投資初心者の場合、インデックス投資をよく知らないという方も少なくはないでしょう。今回は、インデックス投資について解説します。
 
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

インデックス投資とは

インデックス投資とは、市場の動きを示す指数(インデックス)と同じ動きを目指して行う投資の手法です。
 
具体的には、証券会社などが投資家からお金を集めて運用してくれる投資信託ですが、市場に連動した運用を目指す以上、一時的に下落する局面はあっても、投資する人の手腕に左右されず、基本的には経済の状況と市場の成長に合わせて堅実な資産運用が実現できます。
 
インデックス投資は株式だけでなく、債券や不動産などへ幅広く投資することが可能です。
 
投資方法にもよりますが、基本的によほどの資金力と知識、そして経験がないかぎり、インデックス投資を上回る運用結果を長期間で安定して出すことは難しいといわれており、プロトレーダーのなかにも通常の株式銘柄売買とインデックス投資を併用している方がいます。
 
近年は老後不安やコロナ禍での株高で、「FIRE(早期リタイア)」を希望する若年層の増加などに伴い、長期間、安心して資産運用できるインデックス投資への関心が高まっています。特に、つみたてNISAやiDeCoを通じて、米国市場の代表的な株価指数である「S&P500」へのインデックス投資は大変注目を集めています。
 

インデックス投資は少額から可能

通常、投資には多くのお金が必要です。例えば株式の場合、1株2000円で、それを100株単位で購入するためには最低でも20万円が必要といった購入制限がかかっていることが多いのですが、インデックス投資であれば1万5000円からなど、株式の購入と比較して少額からでも投資できます。
 
これがiDeCoなら5000円から、つみたてNISAなら100円からと諸制度を通じて行えば、さらに少ない金額から始められます。
 

インデックス投資の注意点

インデックス投資の魅力は、20年、30年と長期的にみれば、基本的に放っておいても投資開始時点より資産額が増えるのを期待できることです。
 
しかし、1~5年など短い期間でみた場合では、局所的に元本割れ(投資した額を下回ること)をすることもあり、常に利益が出るとはかぎらない点には重々ご注意ください。
 
また、いくら好景気であっても、投資商品は正しく選定しなければ利益が出なかったり、手数料が高く、思うような運用結果にならなかったりすることもあります。
 

インデックス投資の始め方は?

インデックス投資を始めるに当たっては、証券会社での口座開設が必要です。
 
近年は、手数料の安さや投資対象の商品が豊富なネット証券会社がありますので、そこがおすすめです。口座開設の詳細については、希望する証券会社のホームページで確認してください。
 

おすすめの投資商品は?

初心者の場合、まずは「eMAXIS Slim」シリーズがおすすめです。このシリーズは手数料最安クラスを掲げており、インデックス投資で利益を出すために重要な手数料の安さという点をクリアしているからです。
 
米国株式に投資する「S&P500」や、全世界の株式に幅広く投資できる「全世界株式(オール・カントリー)」、日本以外で広く分散投資する「全世界株式(除く日本)」といった商品は人気も高く、運用成績も優秀であるため、初めてのインデックス投資はこの3つを通じた株式投資から選んでいくといいでしょう。
 
世界のリーダーは米国で、今後も米国経済の成長を見込んでいればS&P500を、全世界へ投資して、それなりのリターンとリスクで運用したいという場合は全世界株式(オール・カントリー)を、また幅広く分散投資を行いたいが日本の株式には投資したくない場合は全世界株式(除く日本)といった選択をすれば、投資の一歩としては大きな間違いとはならないでしょう。
 

投資初心者はインデックス投資から入門

インデックス投資は、市場の値動きを示す指数に連動した運用を目指す投資信託であるため、初心者に適した投資の手法といえます。
 
投資に興味がある方は、まずネット証券会社で証券口座を開設し、インデックス投資から始めてみてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士
 

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