更新日: 2022.04.25 その他資産運用

ETFと投資信託は何が違う? 投資するならどちらがおすすめ?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 / 監修 : 新井智美

ETFと投資信託は何が違う? 投資するならどちらがおすすめ?
今後、上昇することが期待できない銀行の金利や年金などへの不安から、投資信託の運用を検討している方が多いのではないでしょうか。
 
しかし、投資信託を始めたくても、ETFと投資信託の違いが分からず、どちらに投資をするべきか迷っている方もいるでしょう。
 
この記事では、ETFと投資信託の仕組みや手数料の違いを解説します。

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

新井智美

監修:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

聞くのは耳ではなく心です。
あなたの潜在意識を読み取り、問題解決へと導きます。
https://marron-financial.com

ETFとは?

結論からいうとETFも投資信託の一種です。
 
ETFは「Exchange Traded Funds」の頭文字を取ったもので、日本語では「上場投資信託」といった意味になります。
 
ETFの商品の例として、東証株価指数(TOPIX)に連動するETFがあります。TOPIX連動のEFTの値動きは、TOPIX全体の値動きと連動する点が特徴となっています。
 

ETFと投資信託の違い

ETFも投資信託の一種ですが、ETFとETF以外の一般的な投資信託商品には、さまざまな点で違いがあります。
 
安定的な資産運用を行うためには、投資をする商品の性質や特徴を知ることが重要です。
 
ETFと投資信託には、商品の性質だけではなく、手数料や取引機会にも違いがありますので、違いを理解した上で投資を行うようにしましょう。
 

上場しているかどうかの違い

ETFと投資信託の最大の違いが、証券取引所に上場しているか否かという点です。

●ETF:証券取引所に上場している
●投資信託:上場していない

ETFは証券取引所に上場して売買されているため、ETFを購入する際には証券取引所の口座の開設が必要です。
 
対して、非上場の投資信託は、証券会社や銀行・郵便局などの販売会社で販売される金融商品ですので、ETFと比べて幅広い窓口で取引できます。
 

手数料の違い

一般的には、運用をする際の手数料はETFの方が安いです。
 
ETFを含む投資信託は、運用や管理に掛かる手数料として「信託報酬」を支払う必要があります。
 
販売会社を通じて取引される一般的な投資信託に比べ、証券取引所に上場しているETFの方が、信託報酬が安くなることが多くなっています。
 

取引機会の違い

ETFと投資信託では、1日あたりに取引できる回数や、価格の変動するタイミングに違いがあります。
 
購入価格の違いは以下の通りです。

●ETF:その時々の取引価格
●投資信託:1日に1回の基準価額

投資信託は1日1回基準価額が決定され、取引機会も1日に1回です。
 
ETFは、市場の開いている時間なら何度でも取引ができますので、市場価格に影響しそうな情勢のときに、リアルタイムで取引することが可能です。
 

信用取引の違い

証券取引所に上場しているETFは信用取引ができますが、投資信託では信用取引をすることはできません。
 
信用取引では、現金や株式(ETF)を担保として預け、実際に証券取引所の口座に入金した金額以上の取引をすることができます。
 
大きな金額での運用が可能なため、売買益で大きな利益が出ることもありますが、値下がり時の損失額も大きくなります。信用取引は慎重に行いましょう。
 

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

投資するならETFと投資信託どっちがおすすめ?

証券取引所に上場しているETFと、非上場の投資信託では、売買できる場所や手数料・取引機会などに違いがあります。
 
ETFと投資信託、どちらが優れていると一概にいうことはできませんが、取引の目的によって、自分にはどちらが向いているのかを考えることは可能です。
 
自分が、以下に上げるどちらのタイプなのかを考えて、自分に合った商品を選択しましょう。
 

長期的な運用ならETFがおすすめ

一般的に、投資信託の運用・管理に掛かる手数料となる信託報酬が安いのは、ETFの方です。
 
信託報酬は投資信託の管理にも必要な手数料のため、長期間の運用になるほど、信託報酬の差が影響します。したがって、長期的に運用するなら、信託報酬の安いETFの方がおすすめです。
 

幅広い銘柄を選びたいなら投資信託がおすすめ

投資信託は証券会社だけではなく、銀行や郵便局でも購入できます。
 
それぞれの販売所で特色のある銘柄や商品がありますので、幅広い銘柄から投資商材を選びたい方には、投資信託がおすすめです。
 

ETFと投資信託の最大の違いは上場しているかどうか

ETFと投資信託の最大の違いは、証券取引所に上場しているか否かです。
 
証券取引所に上場しているETFは、一般的な投資信託よりも信託報酬も安く、その時々ごとの市場価格で1日何度でも取引をすることが可能です。
 
また、ETFは信用取引もできるため、自己資金以上の金額の取引をすることが可能です。
 
ETFと投資信託のどちらが向いているかは、投資の目的や性格によって異なります。自分に合った商品を選ぶようにしましょう。
 

出典

一般社団法人 投資信託協会 ETFの仕組み
一般社団法人 投資信託協会 投資信託の仕組み
一般社団法人 投資信託協会 ETFのメリットとリスク
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 
監修:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

ライターさん募集