更新日: 2022.07.15 その他資産運用

インフレに強い投資ってある? インフレ下での投資で気を付けたいことは?

インフレに強い投資ってある? インフレ下での投資で気を付けたいことは?
世界的な物価の上昇を受け、日本でも物価が上昇し、インフレ化が進みつつあります。
 
インフレになるとお金の価値が下がり、大切な金融資産がどんどん目減りしてしまいます。そうなったとき、私たちはどのようにして自分の資産を守っていけばよいのでしょうか。
 
インフレ下でも価格変動リスクの少ない強い投資にはどのようなものがあるのか、インフレ下での投資で気を付けるべきポイントについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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インフレが加速する時代に強い投資は、株式・外貨・現物投資

インフレが加速する時代に大切な資産を守るためには、価格変動リスクが低い金融商品を選んで投資することが大切です。また、インフレ下でさらに資産を増やしていくためには、高いリターンが期待できる金融商品への投資が有効になります。
 
したがって、インフレ下でもおすすめできる投資は次の3種類です。

株式投資

為替投資

現物投資

 
以下で、それぞれ詳しく見ていきましょう。
 

インフレ時はリターンの大きい株式投資に期待

お金の価値が下がり、資産が目減りするインフレ下では、比較的大きなリターンが期待できる、株式などの金融商品への投資が効果的です。
 
なぜなら、モノやサービスに対する価格が上がることによって、企業の利益が上昇するからです。利益が上った企業の株が買われ、株価の上昇を期待できます。 

海外にも資産を分散することでインフレ下のリスクに対応

インフレ下で国内の経済が不安定なときは、外国株式や外国債券、海外の金商品の購入、外国為替証拠金取引(FX)、外貨預金などの投資などを検討しましょう。
 
国内の金融資産に全ての資産を集中するのではなく、海外にも資産を分散しておくことで、インフレが急激に進んだ場合や、金利の変化によるリスクにも対応できます。
 

現金の価値が下がるインフレ時は現物投資が有利

インフレ時はお金の価値が下がるため、現金で保有している資産が目減りしてしまいます。したがって、インフレ下では金融資産よりも現物への投資が有利です。
 
例えば、インフレに強いといわれている金や不動産などへの投資がおすすめです。
 

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インフレ時は金利上昇と現金の価値低下に注意

モノやサービスの価格が上昇しインフレが進む局面では、どのような点に注意して投資をするべきでしょうか?
 
まず、インフレ時は価格の上昇と合わせて、金利が上昇する可能性がある点に注意が必要です。また、お金の価値が下がるので、それに応じた投資を心がける必要があります。
 
それでは、インフレ下の投資で気を付けるべき2つのポイントについて、見ていきましょう。
 

インフレ下でローンの金利が上昇する可能性がある

上記のとおり、インフレ下でモノやサービスの価格が上がると、それに伴い金利が上昇する可能性があります。なぜなら、物価が上がるとお金の需要が高まるからです。お金を必要とする人が増えると、金融機関はより高い金利でお金を貸すようになるため、金利が上昇するのです。
 
したがって、ローンを利用して投資を行うような場合には、インフレ下ではローンの金利も上昇することを十分考慮しておく必要があります。
 

現金を持ちすぎると資産が目減りする

インフレが進むとお金の価値が下がるため、現金で保有している資産は価値が目減りする危険があります。
 
例えば、今まで1万円で利用できていたサービスが、2万円払わなければ利用できなくなるとしたら、お金の価値が半分になってしまったということです。つまり、銀行に100万円の預金があっても、50万円の価値しかなくなってしまうのです。
 
したがって、インフレ下では、現金のままで多くの資産を保有するのではなく、株式などの金融商品や現物投資などにも資産を振り分け、分散して保有することが大切です。
 

インフレ下では分散投資を心がけよう

インフレ下では、お金の価値が下がってしまうため、現金だけで保有すると資産が目減りしてしまう危険があります。インフレ時は、大きなリターンが期待できる株式投資、価値が下がりにくい金や不動産といった現物への投資がおすすめです。
 
また、国内の金融商品だけでなく、外国株式や為替にも投資することで、インフレが急激に進んだ場合や金利上昇のリスクに対応することができます。インフレ下では、このような点に注意し、分散投資を心がけるようにしましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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