インカムゲインとキャピタルゲインって何? 違いと運用方法について教えて!
配信日: 2022.07.24
この記事では、インカムゲインとキャピタルゲインとは何なのかを説明し、違いを解説します。また、それぞれの特徴と向いている人なども紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
インカムゲイン? キャピタルゲイン? 主な違いは利益を得る方法
まず、インカムゲインとキャピタルゲイン、それぞれどういう意味なのでしょうか?
インカムゲインとは
インカムゲインとは、資産を保有することで得られる継続的な利益です。例えば、不動産の家賃収入や株式投資の配当金などがあります。
キャピタルゲインとは
キャピタルゲインとは、 保有している資産の売却により得る利益(売買差益)です。 例えば、不動産売買の差益や株式の譲渡益などがあります。
インカムゲインとキャピタルゲインの違い
決定的な違いは利益を得る方法ですが、具体的に異なるのは「資産を保有する期間」と「リスクとリターン」です。
一般的に、インカムゲインは長期的に資産を保有しますが、キャピタルゲインは短期的な資産の保有になります。
リスクとリターンについては、インカムゲインはローリスクローリターンとされる方法です。一方のキャピタルゲインは、ハイリスクハイリターンとされています。
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インカムゲインの特徴。主な運用方法と向いている人
インカムゲインの特徴は、資産の値動きに影響されず、安定した利益を生んでくれることです。
株式を保有していれば、配当や優待が定期的に得られます。家賃収入を目的とした不動産投資でも、毎月決まった収入を得られます。
インカムゲインによる資産運用では、株式や投資信託の配当、家賃収入などの不動産所得、FXのスワップポイントが考えられます。
インカムゲインによる資産運用に向いている人は、安定した資産運用を目的とした人です。資産を保有しているだけで、一定の収入を得られます。そのため、リスクを抑えた資産運用が可能です。
ただ、リスクが少ない分、リターンも小さいので、大きくもうけたい人には向いていません。
キャピタルゲインの特徴。主な運用方法と向いている人
キャピタルゲインの特徴は、短期間で高い利益を得られる可能性があることです。
キャピタルゲインによる資産運用では、株式や投資信託の売買差益、不動産売買での差益、仮想通貨など暗号資産やFXの売買による差益などが考えられます。
キャピタルゲインによる資産運用に向いている人は、大きな利益を得る目的がある人です。ただ、売買により大きな利益を得るには、高いリスクが伴います。これから資産運用を始める初心者には、向いている方法ではありません。
インカムゲインとキャピタルゲインの特徴や違いを知り、自分に合った資産運用を目指そう!
インカムゲインは、資産を長期保有して安定した利益を得る、ローリスクローリターンの資産運用。一方のキャピタルゲインは、資産を短期的に売買し利益を得る、ハイリスクハイリターンの資産運用です。
運用方法を選ぶときは、運用目的を明確にして、自分に合った方法を見つけるのがポイントです。
インカムゲイン、キャピタルゲインそれぞれの特徴を理解し、目的に合った資産運用を目指しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部