更新日: 2022.08.04 その他資産運用

資産形成の超基本! 「貯蓄」と「投資」の違いを理解しよう!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

資産形成の超基本! 「貯蓄」と「投資」の違いを理解しよう!
資産形成とは、将来必要になるお金を作ることを指します。資産形成の方法として、主に貯蓄と投資があります。そこでこの記事では、金融庁Webサイト内「投資の基本」を基に、資産形成の基本と、その方法である貯蓄と投資の違いについて解説していきます。

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

貯蓄は流動性が高くすぐ使える便利な役割

貯蓄とは、銀行の口座にお金を貯めていくことです。定期預金や外貨預金ではなく普通口座への貯蓄であれば、いつでも通帳やキャッシュカードを利用してお金を引き出すことができます。そのため、流動性が高く、急な出費にも対応できて便利です。
 

貯蓄のメリット・デメリット

貯蓄の最大のメリットは、流動性に優れすぐにお金を使えるところです。財布の中に大金を入れておくことは防犯上好ましくありません。しかし、預金口座にまとまった金額を保有しておくことで、キャッシュカード等を使い全国どこでも引き出しができます。
 
あわせて、貯蓄は自身が捻出した資金を預金口座に貯めていくだけなので、運用する必要がありません。つまり、元本の保証性が高いということになります。これらのことから、いつでもどこでも引き出しができ、貯めた分だけ資産になるのが貯蓄のメリットです。
 
一方、デメリットは、貯蓄はなかなか資産が増えないという点です。現在の普通預金金利はおおむね0.001%程度です。そのため、かなり大きな金額を貯蓄していたとしても、ほぼ金利分は上乗せされません。将来を見据えて資産形成を進めたい場合には、目標額によっては貯蓄だけではなかなか追いつかないこともあります。
 

投資はリスクを把握し長期的に進めよう

投資とは、将来の目標へ向けて少しでもお金を増やすことです。投資には、「株式投資」や「投資信託」などがあります。投資をする際には、銀行や証券会社などで証券口座を作る必要があります。これは、貯蓄をする預金口座とは別の口座です。近年はオンライン完結型のインターネット証券会社も増えており、あらゆる世代で投資しやすい環境が整っています。
 

投資のメリット・デメリット

投資のメリットは、資産を増やすことができる点です。さまざまな投資商品を組み合わせて、自分の将来の目標に向けて運用することを「ポートフォリオ運用」といいます。このポートフォリオにどのような商品を組み入れるかによって、将来の運用結果に差が出ます。
 
また、近年よく利用されているインターネット専業の証券会社では、運用に関するシミュレーションが無料で利用できます。ぜひ一度、自身の目標額などを入力し、希望に沿ったさまざまなシミュレーションをしてみることをおすすめします。
 
その一方、投資のデメリットは、途中引き出しで元本割れするリスクがあることです。また、運用期間中の投資商品はすぐに換金できない場合もあり流動性が低いこともデメリットです。そのため、資産形成に充てたい費用のすべてを投資に使ってしまうのは避けたほうがよいでしょう。急に現金の用意が必要なとき備え、やはりある程度の貯蓄は持っておくようにしましょう。
 
これらのことから、流動性の高い貯蓄も一定額は保有しておき、当面引き出さなくてもよい金額程度を投資に使うという方法が安心だといえます。どちらかだけに偏るのではなく、バランスのよい資産形成を心がけましょう。
 

【PR】基礎から学べる投資学習動画が無料公開中!

【PR】バフェッサ(世界一の投資家バフェット流の投資知識が学べる!)

投資の達人になる投資講座

おすすめポイント

・生徒数日本一の投資スクールが監修
・今なら約5万円の特典を完全無料で提供中!
・新NISAを有効活用したい人におすすめ
・未経験者でも分かるように図解で解説

まとめ

資産形成の手法である貯蓄と投資は、その概要が逆の動きをしていることが分かりました。流動性が高い貯蓄も一定額は保有しておき、少しでも増えるように投資をするという方法であれば効率のよい資産形成ができます。
 
これまで投資経験がない人であれば、最初は貯蓄を多めに残して、少しずつ投資の割合を増やしていくとよいでしょう。貯蓄か投資のどちらかだけを行うのではなく、どちらも行うことが安全な資産形成につながります。
 

出典

金融庁 投資の基本
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集