更新日: 2022.08.16 資産運用

天才科学者も評した! 長期投資の超基本「複利」の魅力と最大化するポイント

天才科学者も評した! 長期投資の超基本「複利」の魅力と最大化するポイント
「人類最大の発明」「宇宙で最も偉大な力」、天才科学者であるアインシュタインは複利についてそう語ったのをご存じでしょうか。長期投資の基本とされる複利にはそんなとてつもない力があるのです。それでは、私たちはそんな複利の力をどのように利用すればよいのでしょうか。
 
この記事では、「複利」について説明していきます。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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複利の力を実感する

例えば、1000万円の元本を年3%の金利で5年間運用することを想定してください。毎年、30万円の金利を受け取ることができます。5年間で受け取る利息の合計は150万円になります。一方、毎年受け取る30万円を元本に組み入れて運用したらどうでしょうか。利息が利息を生み、5年間の利息の合計は約159万円になります。
 
これが前者は単利、そして後者は複利といわれる運用方法です。
 
複利の力を見抜いていたのはアインシュタインだけではありません。豊臣秀吉の話し相手として重用された曽呂里新左衛門は褒美をもらえることになり、日ごとに2倍の米を1ヶ月間頂戴することにしました。その欲のない要求を秀吉は快諾したものの、初日はたった1粒だった米粒は30日後には5億3687万粒にもなってしまい、さすがの秀吉も音を上げたという逸話があります。これこそ複利の力なのです。
 

複利の力を生かす長期投資

複利の力を最大限に生かすポイントは長期投資です。老後資金2000万円問題が話題になりましたが、その2000万円を貯めるには毎月いくら必要かを検証してみます。
 
年利3%で運用しながら毎月積み立てを継続します。積立期間20年では毎月の積立額は6万2000円、積立元本の総額は約1488万円です。では、積立期間が40年あればどうでしょう。毎月の積立額は2万2000円、積立元本の総額は約1056万円です。
 
この数値を実際に求めるには減債基金係数とよばれる係数を利用します。減債基金係数とは、将来の一定期間後に目標のお金を得るために、一定利率で一定金額を複利運用で積み立てたときに、毎年いくらずつ積み立てればよいかを計算するときに利用します。
 
具体的な毎月積立金額の計算方法は非常に複雑ですが、お金のプロである銀行員やファイナンシャルプランナー(FP)に相談すれば、試算してもらえます。
 
投資の期間は長いほど、複利効果により資産が大きく増えることを意味しています。複利効果を最大限に生かすには長期投資が最適ということです。
 

あわせて知っておきたい72の法則

複利の効果を具体的に現すものとして「72の法則」というものがあります。これを利用して複利で運用すると、何年後に元本が2倍になるかを簡単に計算できます。72を運用する金利で割ると元本が2倍になるまでの期間が計算できるのです。
 
例えば金利が1%なら、「72÷1(金利)=72」となり72年が必要ということになります。金利が2%なら、「72÷2(金利)=36年」となり36年が必要ということになります。
 

複利の力に非課税制度を組み合わせれば鬼に金棒

複利の力がいかに大きいかを検証しましたが、非課税で運用できる制度を利用すればさらにお得です。せっかく運用した資金も運用益に対し20.315%の税率で課税されます。そこで、iDeCoやNISAといった制度を組み合わせることで、さらに複利の効果は大きくなります。
 
複利の効果を得るためには長く続けることが大切で、早く始めることをおすすめします。複利の計算は複雑ですが、分からない場合は銀行員やFPに相談をしてみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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