更新日: 2022.12.16 NISA

NISAの銘柄や金額はいつでも変更可能? NISAからつみたてNISAへの移行は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

NISAの銘柄や金額はいつでも変更可能? NISAからつみたてNISAへの移行は?
一般NISAやつみたてNISAを始めたいけれど、最初から万全な内容にすることは難しく、「銘柄や金額は後から変更ができるのだろうか」と不安に思っている人もいるでしょう。NISAの制度は銘柄や金額をはじめ、運用をスタートした後に変更できる点が多いため、安心してください。
 
本記事では、NISAの銘柄変更や金額変更のポイントや注意点、一般NISAとつみたてNISAの変更方法について解説します。制度の利用を始める前の予習や、運用中の疑問解消にぜひ活用してください。

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NISAの銘柄は途中で変更できる

一般NISAやつみたてNISAなど、NISA口座で取引をしている銘柄は後から変更できます。金融機関によって手続き方法は異なりますが、現在の銘柄の積立設定を取り消して、変更したい銘柄を新たに積立設定する方法が一般的です。この方法を「配分変更」といいます。
 
また、現在保有している銘柄を売却し、その売却益で新たな銘柄を購入して入れ替える「スイッチング」という方法もあります。
 

NISAの銘柄を変更するときは非課税投資枠に注意

一般NISA、つみたてNISAの銘柄変更は、変更後の銘柄を新規購入するのと同じ取り扱いとなることに注意が必要です。
 
一般NISA、つみたてNISAは、NISA口座で購入した金融商品の配当金や売買益などが非課税となる制度です。金融商品を購入できる1年間の限度額(非課税枠)が決まっており、一般NISAは120万円、つみたてNISAは40万円までの範囲でしか購入できません。
 
積立する銘柄を変更する場合、新しい銘柄を新規購入するのと同様に非課税投資枠を使用するため、非課税投資枠の未使用額が減少します。また、その年の非課税投資枠の未使用額が不足していると、新しい銘柄をNISA口座で受け入れできないため注意しましょう。非課税投資枠の未使用額が足りない場合は、翌年1月を待って新たな非課税枠で購入する必要があります。
 
これは、スイッチングを行う場合も同様です。現在保有している銘柄を売却しても、非課税枠は復活しません。新たな銘柄を購入した分、非課税投資枠の未使用額だけが減ることとなります。
 

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NISAの金額変更はいつでも可能

一般NISAでは、その年の非課税枠の範囲で、どのタイミングでいくら投資するのかを自分で自由に決められます。一度に120万円分の投資をしてもかまいませんし、毎月少額ずつ分割したり、積立投資用の商品を利用して投資したりする方法でも問題ありません。
 
一般NISAを利用した積立投資やつみたてNISAの積立金額は一般的に、いつでも変更が可能です。多くの金融機関ではパソコンなどからオンラインで変更手続きができます。手続きをしてから金額が反映されるまでの所要期間は金融機関によって異なるため、確認したうえで手続きしましょう。
 

一般NISAとつみたてNISAは年ごとに変更可能

一般NISAとつみたてNISAは、同じ年の併用はできませんが、異なる年分であれば切り替えて利用可能です。NISAとつみたてNISAを切り替えるときは、金融機関に非課税口座異動届出書を提出して、非課税管理勘定(NISA)と累積投資勘定(つみたてNISA)の勘定変更手続きをする必要があります。
 
当年中に切り替えたい場合は、1~9月の間に手続きを完了する必要があります。ただし、当年の非課税枠を使用した購入や分配金受け取りがある場合は、当年中の変更はできません。翌年の分の変更は、10~12月の間に手続き可能です。
 

NISAの運用内容は後から調整できる!

NISA口座を開設して行う一般NISAやつみたてNISAで運用する銘柄や金額などは、後からでも変更が可能です。そのため、始めるときには「とりあえず」の内容でスタートして、運用していくなかで、自分のニーズに合わせてよりメリットが大きくなる内容に調整していくのもよいでしょう。
 
変更手続きの方法や変更が反映されるタイミングなど、細かい内容は金融機関ごとに異なります。手続きをする前にしっかり確認して、希望する時期と内容で変更できるようにすることが大切です。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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